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先日、手紙社さんが主催している「東京蚤の市」に参加してきました。これまで、関西で開催されるものだけに参加していたのですが、今回、初めて東京の方にも呼ばれ行ってきました。とても面白い。基本的に「もの」が大好きだから、しかもちょっと人の手垢、しかもちょっと異国の人の手垢がついているものが大好きだから、そんな人が集まる蚤の市だからほんと、僕自身がめちゃエキサイティングになるのです。

「手垢」と言いましたが、でも販売するとき、僕がものを買うとき、その手垢はちゃんと綺麗にしてもらっておきたい。わがままなんです。多分、ほとんどの人がそうなんじゃないかと思い、もう15年以上もこの仕事をしています。

なんとなく、「蚤の市」と聞くと、僕なんか「掘り出し物」っていうキーワードが頭に浮かぶのです。意味は2つで、「いつもより安い!」そして「いつも見れないものがある!」だと思うんです。インターネットで色々なものが検索できる世の中になり、「いつも見れないもの」っていうのはほんとになくなったんじゃないかと思います。だけど、それを「実際見たことない」というのはあるんじゃないかと思います。プライスも、いつも気にしているもののお値段って、まーだいたい知ってる、頭の中に「あれだったら、あのくらいのプライスだよね」って既成概念が作られています。

僕何回か、蚤の市に参加させて頂いていますが、「いつも見れないものがある!」ってやってくる人の割合、そしてお値段関係なく、「それがあれば買いたい」と思って来る方の割合、相当少ないような気がします。「やっぱり、普段あの価格のあれがこの値段で。」を探しに見える方の割合の方が多いような気がしてます。特に、だいたい「北欧関連ゾーン」に出店させて頂くので、来て頂く方はだいたい、「北欧の雑貨ってこんな感じ」ってあるんだと思うんです。一番残念なのが、どこでも買えるものが、普段と同じ値段で、簡易的な棚に並んでいる姿を見たときです。ちょっと「が〜ん」って感じがするんです。これ、海外の蚤の市でもあるんです。やっぱり心のどこかに「おいおい、ここ蚤の市だよ。普段よりお得感があってしかるべきだろ」っていう心持ちがあり、そこの普段と同じものが普段と同じ価格で並んでて店員さんが「だって、この値段で売らないと利益ないから。」「ここで売らなくても、お店で売れるから」とか澄ました顔してると、「だったら、ここに来なくていいじゃん」って思うんです。

あと、ちょっとお祭り感があるから、いい加減に「ま〜いいか、今日だけ」っていう感じも、来ている人も大切だし、やっている人も大切だと思うんです。とか思って、毎回真面目に商品を仕入れ、そして真面目に値付けをするんです。今回は大量の食器(「装飾品」として輸入しています)を普段よりお安く販売しました。仕入れは大変ですよ、ほんと。でも、持っていったものは全て完売し、ご来店頂いた方も満足、そして販売した私たちも満足して会場をあとにすることできました。また、呼ばれたら行きたいと思っています。仕入れがほんとに大変なんです。お安くするためには、大量に普段よりお安く仕入れないといけない。買い付けで、普通はそんなの見つかんないんですよ、ほんとに。でも、みんなで楽しむために頑張ってみたいと思います。