IMG_6392


木曜日はロンドンへ荷物を発送しました。その朝はお店の近所に配達でした。夜はデンマークの人と電話で話をしました。金曜日はアメリカで売ってた靴を買いたいと思いWebサイトで見てて、そして昨日は韓国料理店で家族で食事をしました。妻が注文して届いた無印良品の箱の上には「Made in Indonesia」と印刷がされていました。

もう、こんな感じから逃げられない。人里離れた田舎の山の中で生活をする人がいます。着ている下着の品質表示には「中国製」とあるに違いありません。10年程前に買った雑誌にあった「自然生活」をしている人の特集。使っている電気のもととなる重油は多分ドバイからです。「日本のいいところを感じて生活がしたい」とありました。「こりゃ、茶番やな」と思います。

実はみんな知っていると思うんです。なんかこの「もぞもぞした感じ」。知らないものを知っているもので覆いかぶす気持ち悪さ。人の性なのか、知らないものの規模の大きさなのか、知っているものだけで毎日の生活を終えていく日が多いことに、自ら驚かされます。

外国人の永住者がこの国に増える法案が通る見通しです(もう通ったかも)。他の国々と同じで、国に不足している人材だけという注釈が付きます。僕ら大人がこれまで教科書で習ってきた文化、歴史、習わし等、全く知らない多くの人達がこの国に住み、そして生活をすることになります。信号を赤で通り過ぎ、それでもその人が「誰もいなかったから、赤で行ってもいいじゃん」と言ってきます。「いや、法律だから」と僕らが言うのか、それとも「何故ならばね・・・」と教えてあげるのか。素敵な答えがどちらの方か、ほとんどの人は分かってます。

「めんどくさい」ね。でも、僕たちが使うもの、見るもの、食べるものは、海外からのものです。「めんどくさい」と思って見ながら見ないふりをしていた別の国の人達が作る商品を毎日使っています。でもその「めんどくさい」と思ってやり過ごしている方々を従業員として抱え、日々努力している日本の人、海外や、そして国内にたくさんいらっしゃいます。でも、そんな日本の人達も多分、日本の人と日本で仕事ができたら一番いいのになと思っていたりするかもしれません。「仕方ない、生活のためだ」と割り切ってるのかもしれません。

こんなこと思うのは、日本の人達だけじゃありません。世界各国、リージョナリズムとかナショナリズムとか、保守派がどんどん強くなっている感じがします。

僕が20歳の頃、よく言ってたのが、世界の半分くらいが国際結婚して、人口の半分以上が「ハーフ」になればいいのにって。でも、それからよく歴史を調べるとすでに、世界のほとんどの人口はハーフなんですね。ハーフでも、その国に住み続けると、やっぱり保守になっちゃうみたい。

僕はほんとに、肌の色とか、言葉の違いとか、住んでる場所とか、考え方の相違とか、足がないとか、手がないとか、知的に遅れがあるとか、いろんな違いが、「だから、それで。」ってなる世界になるとずっと思って生きてきました。 なんか20年くらい前には「おっ、そんな感じになってきたかも」と思っていましたが、なんか、元に戻っていく感じがします。どうなるんでしょうか、この先。