2006年07月19日

紹介作品一覧

以前言っていたように過去の紹介作品一覧です。疲れたー。
現在(7月7日時点)40作品。まだまだですねー。

*常にこのエントリは最上部に表示されます。
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パイナップルARMY - 工藤 かずや/浦沢 直樹

パイナップルARMY 1 (1)パイナップルARMY (1)
工藤 かずや 浦沢 直樹

ビッグコミックオリジナル連載
〜8巻(完結)

おすすめ平均
starsミリタリーファン意外にも楽しめる


今、アメリカで注目されている民間軍事援助組織CMA。それは依頼のあった民間人に傭兵経験のあるインストラクターを派遣し、戦闘や自己防衛のノウハウを短期間で教え込むといったものだった。ベトナム戦争で勇猛をはせた日系の元軍曹・ジェド・豪士。彼もCMAの名簿に名を連ねる一人であった。そんな彼の元にある姉妹から依頼がくる。それは死んでしまった父親がある人物をゆすって手にした二百万ドルもの大金と共に狙われている自分達を守って欲しいという依頼だった。だが豪士は自分は教官であって護衛ではないと冷たく切り捨てる。しかし彼女達を狙う人物の名を聞いた彼は依頼を受ける事に決め、ある廃ビルに彼女達を連れて行く…
私的個人評価:少し飽きるかな。

昨日紹介したMASTERキートンと同じく、こちらも基本は1話完結の作品。キートンと似ている点は多いんですが、こちらはキートンに比べると設定からか戦争、武器、戦略などの軍事関係の知識が多くを占めます。豪士の元にくる基本的な依頼は誰かを殺したい、狙われているなど殺伐としたものばかり。しかし冷たく切り捨てる冷静な男のように見えて実は人を思う優しい心を持った豪士を中心に心にジーンとくる話しも多いです。ほとんどが戦争や軍事絡みの話しからかそれほど注目された作品ではないですが、隠れた良作だと思います。ただ同じような流れで進んでいく話が多いので途中少し飽きてきますね…一気に読まずにちょこちょこ読み進める方が楽しめる作品かなぁ。MASTERキートンが好きな人はこちらもチェックしてみては?


2006年07月17日

MASTERキートン - 勝鹿 北星/浦沢 直樹

MASTERキートン (1)MASTERキートン (1)
勝鹿 北星 浦沢 直樹

ビックコミックオリジナル連載
〜18巻(完結)

おすすめ平均
stars最高傑作
starsKeaton万歳!

大学で考古学の講師をしている主人公・平賀=キートン・太一。彼の授業は休講も多く毎月の給料は2万少しだった。しかし大学講師は表の顔で実は彼はSAS(英国特殊空挺部隊)の元サバイバル教官で現在は大手保険会社からも依頼のくるフリーのオプ(保険調査員)であった。ある日、彼はギリシアで転落死したレオン・パパスという人物についての調査を依頼される。パパスの死には不用意な転落死や、謎の保険受取人など理解できない点が多く、それを保険会社が不審に思ったのだ。依頼を受けたキートンはギリシアに向かう。そこでキートンが出会ったのはパパスの愛人ソフィアだった。最初はキートンの事を寄せ付けないソフィアだが、徐々に彼女はキートンにパパスの死の真相について話し始める…
私的個人評価:考古学の魅力。

浦沢作品でも人気の高いMASTERキートン。話は大体が1話完結でちょっと時間の空いた時に読む漫画としては最適だと思います。保険会社から依頼された不審な死の真相を明かすというのが基本的なストーリーなんですが、この漫画が少し他と違うのは随所に考古学やサバイバルの知識が散りばめられていて、それが事件解決につながるといった所。このおかげでただの事件の真相を追うだけの推理モノにならずに、すごく読み応えのある作品になっています。そういった物語の舞台もさることながら、もちろんストーリーもよく作られています。1話完結なので中途半端な所で終わっているようなのも多いのですが、それも敢えてその人物の今後を書かないことで読者に色々と考えさせる浦沢直樹の手法だろうなと思います。最後は原作者ともめて打ち切りに近い形で完結したのが残念ですね。それでも中途半端でなくきちんと最後は終わってます。考古学が好きな人、心温まる話が読みたい人にもオススメの作品です。


2006年07月16日

One Outs - 甲斐谷忍

ONE OUTS 1 (1)ONE OUTS (1)
甲斐谷 忍

ビジネスジャンプ連載
〜17巻(連載中)

おすすめ平均
stars野球版「アカギ」
stars渡久地東亜、登場
stars野球は心理戦

「不運の天才打者」児島弘道。いくつもの輝かしいタイトルを手にしながらも、優勝だけはどうしても果たせず、それが人々から「不運」と呼ばれる所以であった。オフも沖縄で自主トレに励む児島だが優勝するには何かが足りないと感じていた。そんな時、同じチームメイトが賭博野球で騙されたと聞き、野球を賭けに使う行為が許せない児島は勝負を挑みに行く。しかしある一人の日本人投手に逆に手玉に取られてしまう。その投手の名は渡久地東亜。彼の投げるストレートは120kmそこそこの上に変化球も投げれない。しかし相手の心理を読む投球術で賭野球では無敗を誇っていた。東亜に負けた児島は自分の精神を鍛えるために山にこもり、そして再び東亜に勝負を挑む。今度は自らの引退を賭けて…
私的個人評価:心理戦野球。

投げる球はたいした事はないが、頭が天才的にキレる投手がチームを優勝に導く為に心理戦で相手を翻弄するという野球漫画。アウトを1つ取れば五百万円、ただし1失点毎にマイナス五千万円という超出来高払い契約が斬新。野球を知っている人にすればこりゃありえないよなぁなんて事も起こったりしますが、そこもまた面白いです!野球を見るだけの人間としては普段ただボーッと見ているだけですが、この漫画に出てくるようにやってる本人達は常にお互いの心理を読み合いしてるんだろうな。この漫画を読んでから野球を見る時はそう考えながら見てしまいます(笑)


2006年07月15日

カイジシリーズ - 福本伸行

カイジ―賭博黙示録 (1)カイジ - 賭博黙示録 (1)
福本 伸行

週刊ヤングマガジン連載
賭博黙示録 〜13巻(完結)
賭博破戒録 〜13巻(完結)
賭博堕天録 〜7巻(連載中)

おすすめ平均

主人公・伊藤カイジは働きもせず、毎日をただ生きる…いや、正確には死んではいないが生きてもいない毎日を送る青年。彼の唯一の楽しみと言えば路上に止めてある高級車にイタズラをする事であった。そんなある日、彼の元に借金取りが訪れる。身に覚えのないカイジだったが、1年程前にバイトの後輩に泣きつかれ保証人になったのを思い出す。その後輩が失踪し、カイジがその借金を背負わされたのだ。その額なんと三百万強!当然支払能力のないカイジに払えるはずもなく途方に暮れていると、取り立て屋がギャンブル船の話をする。一夜にして借金がチャラになりその上大金を稼げる希望の船。しかし負ければ数年は強制労働施設で奴隷のような扱い…悩むカイジだが取り立て屋の演技にハメられ乗船を願い出てしまう。それが地獄の船だとは知らずに…
私的個人評価:最新作でガッカリ

毎度毎度、借金を背負う事になるカイジがその度に少し変わった賭博に挑むこの漫画。周囲に人がいないのに人物の心のざわめきを擬音で表現した「ざわざわ」や福本節が炸裂です。その独特な台詞回しはネット上でネタにされる事も多し。ご存じの通り絵はすごく下手ですが(彼が書く女性キャラなんてひどいです)、人の心理を描くのは上手く引き込まれて読んでしまう。ただ個人的に残念なのは最新作『堕天録』ではギャンブルが麻雀なんですよね。ボクは麻雀のルールはこれっぽっちもわからんので、読んでてもあんま理解出来てません。福本氏はアカギや麻雀漫画を別に描いてたんだから、何もカイジでまでやらなくてもなぁ。その上、よりによって今までになくスローペースなので1巻読んでもほとんどストーリーが進んでいない事も…早く麻雀終わらせてまた新しい賭博に進んでよー。


2006年07月14日

capeta - 曽田正人

capeta カペタ (1)capeta (1)
曽田 正人

月間少年マガジン連載
〜11巻(連載中)

おすすめ平均
stars作者最高傑作になりそうな予感
stars語り継がれる「自己実現」の物語

主人公・平勝平太(カペタ)は車好きの少年。仕事の忙しい父親に気を使い、小学生ながらいつからか本当の自分を押さえ付け我慢する性格になっていた。そんなある日、父親が仕事で訪れたサーキット場でカペタと同じくらいの年齢の子どもがカートに乗るのを見かける。その光景を見て父親は車好きのカペタにもカートに乗らせてやりたいと考えるが、カートの値段を聞きすぐに無理だと諦める。しかし廃材置場に古くなったフレームやタイヤが捨ててあるのを見つけ、それを譲ってもらいカペタを喜ばせようと内緒で自分の手で組み立て始める。そのボロボロのカートがカペタの内に眠る才能を起こすキッカケになろうとは知らずに…
私的個人評価:こりゃきたね!

アニメ化もされ人気のある漫画とは知ってましたがノーチェックの作品だったので、古本屋で1巻だけ立ち読み。予想通り面白いんじゃないのと大人買いして改めて最初から読んでみました。もうあっという間に11巻読破です。面白過ぎ、これ。一気に読める漫画がいいとは限りませんが(つまらなくて流し読みするって場合もあるからね)、これは展開に引き込まれてドンドンと次の巻、次の巻と読んでしまうタイプの作品。曽田正人は人の熱気を描くのが上手いなぁ。才能だけでは勝てないカートレースの現実(例えば性能1のマシンと性能10のマシンではいくらドライバーの腕があっても10のマシンが勝ちますよね)もきちんと描かれていて、レース場面だけではなくスポンサー探しや、レース外での駆け引きも見逃せません。ただ全く知識のない父親が廃材からカートを組み立てられるもんなのかなぁなんて思っちゃうんだけど…ボク自身もカートの知識はないのでなんとも言えんけどね(笑)とにかく熱い曽田作品の中でも特に熱い作品ですので、熱い作品をお探しの方は是非!


2006年07月12日

黒鷺死体宅配便 - 山崎峰水/大塚英志

黒鷺死体宅配便 (1)黒鷺死体宅配便 (1)
山崎 峰水 大塚 英志

おすすめ平均
stars一度読んでみてください
starsこわいだけじゃない
starsうーん…
stars表紙と帯が良いと思います
stars表紙に惹かれて買いました

仏教大学の4回生・唐津九郎。なんとなく仏教大学に入った者にとって就職先を見付るのは大変で、彼もその一人であった。しかしそんな彼は死体に触るとその死体と会話が出来るという変わった特殊能力を持っていた。ある日、唐津は佐々木という女性に声をかけられ、ひょんな事から死体を探しに樹海に行く事になる。そこにいたのは唐津の他にも様々な技能を持った変わり者ばかり。その彼らと共に死体を発見した唐津は死体から話しを聞き出す事に成功する。それは一緒に死んだはずの恋人に会えないから探してくれといったものであった。その話しを聞いて、唐津らは「死体」の為にその恋人を探すことにする…
*グロテスクな描写や暴力的な表現が用いられています。

私的個人評価:1巻だけでいい。

題名通り「死体」を扱う漫画なのでその手の作品がダメな人は問答無用で読むのは止めておきましょう(笑)ストーリーも猟奇的でイカれた話しが多いです。でも絵はそれほど濃くなくて読んでて怖さとかはないかな。最初の方は変わった設定で面白いなと読んでいましたが、徐々に飽きというか…設定が設定だけに仕方ないんだけども、死体やその手の話しばかりなのでもうお腹いっぱい。巻を進めるごとに惰性で読まされてる感がかなりありました。この手のサイコ系(?)漫画はホントに大丈夫な人しか読めませんね。1巻だけでいいやって感じです。ただ本の装丁はいいですね。内容知らずに表紙と題名だけで買った人は多いのでは?


2006年07月10日

漫画分析。

Excelを使って所持漫画をデータベース化しました。
これで抜け巻や未所持・所持も一目瞭然。整理も楽になった。
せっかくデータ化したので自分の所持漫画の分析してみました。

所持冊数:1055冊(7月10日現在)←いつの間にか1000越え!

出版社別所持冊数:

講談社−353冊

⊂学館−328冊 集英社−259冊 そ田書店−80冊 デ鮴社−25冊
Τ兩扈馘后5冊 Д┘鵐拭璽屮譽ぅ鵝4冊 芳文社−1冊

漫画雑誌別所持冊数:

少年ジャンプ−149冊

▲癲璽縫鵐亜128冊
ヤングジャンプ−96冊
ぅ筌鵐哀汽鵐如次81冊
ゾ年チャンピオン−76冊 以下省略

漫画雑誌別連載作品数

ビッグコミックスピリッツ−16作品

▲癲璽縫鵐亜12作品
少年ジャンプ−10作品/ヤングジャンプ−10作品
ゥ筌鵐哀汽鵐如次8作品 以下省略

作者別所持冊数:

浦沢直樹−91冊

板垣恵介−80冊
かわぐちかいじ−59冊
け酖賄也−52冊
チ湘沈疑諭41冊 以下省略

作品別所持冊数:

グラップラー刃牙−42冊/高校鉄拳伝タフ−42冊

D戚曚隆和癲32冊
ONE PIECE−31冊
ゥ丱−31冊 以下省略

こんな感じになりました。バキシリーズだけでかなり場所取ってますね…
それにまさか浦沢直樹作品だけで90冊あるとは思いませんでした。
あとふと気付いたのが、ビックコミックスピリッツの漫画の多さ。
この間、スピリッツをザッと立ち読みしてたんですが、現在連載中の漫画はほとんど持ってるような気がします。

2006年07月05日

ツギハギ漂流作家 - 西 公平

ツギハギ漂流作家 1 (1)ツギハギ漂流作家 (1)
西 公平

週刊少年ジャンプ連載
〜1巻(連載中)

おすすめ平均
starsジャンプ期待の新鋭デビュー!!!!!
starsまだまだできるはず
stars既視感を味わいたい方にゼヒ!

未開の地を探険し、未知なる生物との遭遇や素晴らしい景色、襲い掛かる危険…そこでの体験をペンに込めて本にする者達がいる。そんな彼らを人々は「漂流作家」と呼んだ。漂流作家が命をかけて書く『漂流録』は出版物の95%以上を占め、国中の老若男女を虜にしていた。その中でもフジワラ・ノ・フヒトという名の漂流作家は漂流録の神様と呼ばれ、多くの人が彼の作品を読んで心を踊らせた。そんなフヒトのような作家を育てようと志す出版社の編集長・ミツネ。しかし彼女の会社は国一番のボロ出版社だった。そんな彼女の前にある日、ツギハギの服を着て、傘を持った少し変わった少年が現われる。彼の名は吉備真備。彼はなんとフヒトの弟子だと言い出す。しかし吉備のめちゃくちゃな行動と言動を目にして信じられないミツネだが…
注目期待度:類似品。

絵はワンピース、世界観はハンターハンター。人気作品をパクっただけの漫画だと非難されまくりのこの作品。読んでみると確かに絵はワンピースに似てるような気もするし、世界観もH×Hだと言えなくも無い。それに加えて笑いを取ろうとしているのか、真意が見えない軽い下ネタが所々にあったり、登場人物のやりとりもどこかワンピースの影がちらほらと。ワンピースやH×Hが人気出たもんだから、ジャンプの編集者がそれらしい漫画を書ける新人を連れてきたって感じですね。設定は少年誌らしくていいと思うんだけどなぁ。あとはもっと自分らしい絵と台詞回しを身に付けるべきかなぁと。最近はジャンプ本誌でもかなり最後の方に掲載されてるのでそろそろ打ち切られる予感がします。打ち切られるまでになんとか自分のスタイルを見付けていって欲しい。今後、どう変わっていくのか気になるので一応次巻も買います。


2006年07月04日

DEATH NOTE - 大場 つぐみ/小畑 健

だいぶ所持漫画数も増えてきたので、それに伴い当然毎月買う新刊の数も増えてきました…特に今月は新刊だけで1万超えです。今日紹介する作品も今月(というか本日)最終巻が発売。映画も大ヒット中の人気作品です。
DEATH NOTE (1)DEATH NOTE (1)
大場 つぐみ 小畑 健

週刊少年ジャンプ連載
〜12巻(完結)

おすすめ平均
stars読書資格=相応の知的レベル
stars偽善

主人公・夜神月は頭も良く容姿も整った文句の付けどころのない青年。ある日、月は道端で一冊の奇妙なノートを拾う。それはデスノートと呼ばれ、そのノートに名前を書くとその書かれた人は死んでしまうという死神のノートだった。最初は当然全く信じていない月であったが、ささいなきっかけでノートに名前を書いてみる。すると目の前で都合良くその名前を書いた人物が死んでしまったのだ。これは本物だと思い始めた月は犯罪のない世界を作り、自らがそこでの神になろうと実名報道される犯罪者を次々と裁きはじめる。しかし世界各国の警察、政府は犯罪者と言えども、次から次に死んでいく不可解な事件を放っておくはずもなく、世界で有名な探偵・Lに事件の真相の調査を依頼する。月とL。ここからお互いの命をかけた壮絶な駆け引きが始まる…
私的個人評価:本格駆け引き。

映画も大ヒット中で波にのってる漫画。ジャンプで連載開始前に一度読み切りで掲載されたんですが、その時から面白く新たに連載されると聞いてもなんら不思議はなかったです。映画人気の影響か、コミックの方も書店に行けば1巻からズラーッと山積みされている所が多く、売り上げも伸ばしているようです。ストーリーだけ見ると現実離れしていて子供向け漫画かと思われるかもしれませんが、実際は心理戦や駆け引き満載の大人向けミステリーです。というかジャンプの読者層に理解してもらえるのか疑問。文字も凄い多くて単行本1巻読むのにもすごく時間がかかります。その文字の多さにげんなりするのが少し気になる点ですが、それでも非常によく考え込まれたストーリーと続きが気になる展開作りであの文字の多さも仕方なしかなと思います。既にジャンプ本誌では完結していて最終巻の12巻も発売されたの大人買いで最初から最後まで一気読みもいいかもしれませんよ!主人公・月の顔の変わりっぷりを楽しんでください(笑)とにかくこの先、名作と呼ばれるであろうこの漫画。まだチェックしてない人は読む価値ありですよ!少年誌でなく青年誌で連載すればもっと面白くなったという意見が多いですが、たぶん青年誌だとここまで人気も出ずにマイナーだけどいい作品止まりで終わってたんじゃないかなぁ。