2012年12月

11月に東北で考えたこと。

代表です。
ずいぶん時間が経ってしまいましたが、11月に東北に行った時のことを書こうと思います。

最初は11/3の仙台でした。
この日はコミティアも幹事役を務める、全国同人誌即売会連絡会の初の東北集会です。
全国から主要な即売会主催者が仙台に集まり、地元イベント主催者の東北の復興の様子などの話を聞き、また、併せて様々な意見交換が出来たことは大きな意義がありました。

翌日11/4は各団体が2班に分かれて、仙台の「仙台コミケ・おかえり夢メッセ」と福島の「SUPER ADVENTURES」に見学に行きました。私は「仙台コミケ」にコミティアの出張委託で出展しましたが、復興祈念イベントということもあってか、1000サークル近くが集まって、大いに盛り上がりました。また、この時は復興チャリティーコミック「僕らの漫画」の生原画展も行われ、貴重な原画を見ることが出来たのも嬉しい企画でした。

さて、連絡会の集会としてはここで日程終了しましたが、私はもう一泊して翌日、地元イベント「杜の奇跡」の主催の方に案内してもらい、海岸沿いの津波の被害を大きく受けた地域まで行くことが出来ました。車で走っているとそこは殆んどが片付けられて、更地になっていましたが、よく見ると家々の土台がそこかしこに残っていて、かつてそこに多くの人が住んでいたことを窺い知れました(中にはバスタブだけが残っている家もあり、とてもシュールな光景でした)。一日だけの旅行者の目から見て、復興が進んでいるとも進んでいないとも軽々に言うことは出来ませんが、遙かに遠い道程であることだけは確かなことだと感じました。あらためて長い目での支援が必要であることを痛感した仙台行でした。

さて、その後11/25には、11/4に行けなかった福島県郡山のADV企画さんの創作イベント「Travellers 14th 〜創作旅行〜」に昨年同様、出張委託で参加してきました。こちらも昨年より少し参加サークルが増え、小規模ながらもきちんと定着していることが窺えます。地方で定期的に開催されている数少ない創作イベントだけに、今後とも協力し合っていけたらなあと思っています。

1年半ぶりに降り立った郡山の街はまだ震災の爪痕が残り、復興の道なかばという印象でした。地元の人と話していて、「福島はこれからどうなってしまうんでしょう」と言われると、私はうまく言葉を返せず、「また来年も来ます」としか言えませんでした。この時の会話は私の胸に深く刻まれました。


明日16日は、衆院議員選挙と東京都民には都知事選の日です。私はあらためて東北の地に立った時の気持ちを思い出しながら、日本の将来をどこにどう託すか、きちんと考えて選挙に行きたいと思います。私は東京都民なので、東京都も同様です。

これを読んでいる皆さんも、ぜひ明日は選挙に行きましょう。


文化庁メディア芸術祭の受賞作品発表!

代表です。
昨日は文化庁メディア芸術祭の受賞作品の発表がありましたね。
マンガ部門では、今年はコミティアに縁のある作家も何人か受賞されていました。
とくに顕著だったのが新人賞部門です。

おざわゆきさんの「凍りの掌〜シベリア抑留記〜」は元々同人誌で発表された作品が小池書院から商業出版されたもの。おざわさんはもう20年を超えるコミティアの常連であり、長くコミティアを支えてくれている作家です。とくに本作は、実父の体験したシベリア抑留を聞き書きしたたいへん重いドキュメンタリー作品で、ある意味で同人誌だから描けた作品とも言えるかもしれません。それがこういう形で評価されたことを心から喜びたいと思います。

「千年万年りんごの子」で受賞した田中相さんも、サークル「誰がそれを」で常連さんでした。現在『ITAN』(講談社)で活躍中。独特の世界観で人気を博しており、各マンガ賞でも評価の高い作家です。受賞作は本人にとっても初連載作品で、何より嬉しい評価でしょう。

「ぼくらのフンカ祭」で受賞した真造圭伍さんも、自主制作漫画誌「ジオラマ」の執筆メンバーの一人。軽妙な作風で大いに楽しませてくれました。ご本人は『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で活躍する新鋭でこれからに期待がかかります。

また、審査委員会推薦作品に挙げられた「アルキヘンロズカン」のしまたけひとさんも、昨年ティアズマガジンのFrontviewでインタビューさせてもらったサークル「相模屋」の國津武士さんの別ペンネーム。こちらも同人誌作品が双葉社から商業出版されたものです。一度は廃業を決意したマンガ家が四国のお遍路を回りながら再生してゆく物語は、作者自身にもダブるところがあり、今回の受賞にはなんとも感慨深い思いがあります。

そして大賞を取った「闇の国々」のブノワ・ペータース/フランソワ・スクイテンのコンビは、11月のコミティア会場で行われた「海外マンガフェスタ」でゲストとして登場したばかり。何かこのタイミングでの受賞に不思議な縁を感じますね。

そんな訳で、今回はとりわけ嬉しい結果となりました。
あらためて受賞者の皆さんに心よりお祝いを申し上げたいと思います。

受賞作品展は、2013年2月13日〜24日に国立新美術館で行われます。
入場無料とのことですので、ぜひ観に行ってみてくださいな。

COMITIA103は3200サークル超え

代表です。
一日延長したCOMITIA103の申込受付ですが、〆切後データを整理したところ、3200サークルを超える申込をいただきました。これにより著しい書類不備を除いて落選は無く、全ての参加希望サークルを受け付けることが出来たことをご報告します。2月のコミティアが3000サークルを超えるのは初めてですね。多数の申込に心より感謝致します。

なお、既にご案内してしている通り、今回は準備期間に年末年始を挟む関係で、参加案内書の発送を年明けの1/5頃に予定しています。開催日(2/3)から1ヶ月を切る送付になってしまいますが、メールで受付報告をしたり、参加サークルリストを年内に公式サイトで公開するなどの対応を行い、混乱のない様に心がけてゆきますので、どうぞご理解をお願い致します。

COMITIA103オンライン申込〆切延長のお知らせ

代表です。
本日〆切の予定だったCOMITIA103(2013.2.3/東京ビッグサイト開催)のオンライン申込ですが、受付を委託しているcircle. msによる〆切のご案内が遅れたため、協議の上、〆切を1日延長することになりました。
新しい〆切は12月4日(火)23時59分になります。
参加を予定されている方で、まだ手続きがお済みでない方は、どうぞお忘れなきようにお願い致します。
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