代表です。
さて、8/19COMITIA125の閉会後、スタッフの打上げを途中で抜けて、
みんなに拍手で見送られながら、私は最終の飛行機で広島の呉に向かいました。
翌日、呉の大和ミュージアムで行われる、こうの史代さんと片渕須直監督の、
「映画『この世界の片隅に』ロケ地の場所を見よう会 呉編」に参加するためです。
ただし7月の西日本豪雨の影響で広島〜呉間のJR路線は運休のまま。
しかし広島空港から呉に直行するバスが使えるので、
スムーズに呉駅前に到着しました。
この日は疲れ切っていて宿に入るとすぐに就寝。

翌朝は早起きして映画関係者の聖地?「森田食堂」さんで
8時から安くて美味しい朝食。
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そして朝9時から大和ミュージアムで配布される整理券を無事ゲット。
ちょうど顔を出された片渕監督にも少しご挨拶できました。
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12時半の開演までは、近くの呉市立美術館で開催中の
「この世界の片隅に」マンガ原画展を鑑賞。
2年前にも同じこの場所で見た原画展の思い出が蘇ります。
「呉市立美術館の『この世界の片隅に』展に行ってきました。」(2016年10月17日)

こうのさんの原画は普通に描かれる柔らかいペンの筆致はもちろん、
左手で描いたり、口紅で描いたり、鳥の羽で描いたり、
さまざまな作画の実験を繰り返していて、とても見応えのあるもの。
9/9までの開催ですので、機会がありましたらぜひ呉に観に行ってみてください。

さて、開演時間に合わせて大和ミュージアムの会場に戻ると、
平日の昼間というのに200席の客席はほぼ満席。
私と同様に他県から来ている人もたくさん居そうです。
トークの内容はタイトル通り、映画「この世界の片隅に」の製作準備期間に、
作中の呉の街の登場シーンを、片渕監督本人の案内で、
応募したファンの人たちと一緒に歩く見学ツアーの記録映像を観ながら、
こうのさんと片渕監督があれこれ話すもの。
途中途中でGoogle Earth に切り替えて、場所や状況を説明するなど、
相変わらず片渕監督の名ガイドぶりがさすがです。
一方でステージの言葉と映像の言葉が被ったりして、
「同じ説明をしている」(片渕)と何度も笑いが起こりました。
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映像を観ていると、こうのさんご本人がサプライズゲストで登場したり、
地面の土の色のカラーチャート資料にこうのさんがすごく食い付いたり
用水路の幅や深さを測ったり、みんなすごく楽しそう。
映画を観ているとよく判るマニアックなネタが満載でした。
まさにこれを観るため聴くために呉まで来た甲斐がありました。

3時間半の充実したトークショーが終わり、呉の街を歩いていると、
2年前に頂上に上った灰ヶ峰がはるか遠くに見えます。
こちらの思い出話は2年前のブログの記事をご覧ください。
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呉からの帰り道は海路をフェリーで広島へ。
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翌日は広島市内を路面電車で移動し、原爆ドームを向かいの相生橋から望みます。
こうの作品の様々なシーンを思い浮かべながら合掌。
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今回の旅で、私にとっての「広島」はこうの作品の中にあるなあ、
としみじみ実感しました。
あらためて「この世界の片隅に」や「夕凪の街 桜の国」などの名作が、
世代を超えて読み継がれて欲しいと願います。

またいつか広島を訪れる機会があることを願いつつ…。(了)