2007年05月16日

#188 Stronghold

良い邦題でしたね。(「戦友」)
ミッチェル中佐のキャラクターを掘り下げるエピソードで、軍隊モノの趣きがありました。ティルク救出作戦は久しぶりに見る激しい銃撃戦でしたね。迫力がありました。
一方、自由ジャファの国家作りに一つの契機が訪れました。

 

Stargate Sg-1 Season 9 (5pc) (Ws Dub Sub Ac3)



「苦悩するミッチェル中佐」個人的にはこちらがAプロット。

彼がどんなキャラクターなのかまだまだ判りにくいですが、それでも徐々にキャメロン・ミッチェルの過去が判ってきました。
彼は自分の軽率な行動が原因で戦友のファーガソン少佐が怪我をしたと信じている。そのことでずっと罪悪感を感じてきたが、ファーガソンの病状が悪化し、命の危険が迫っているということで苦悩は深まっている。
見舞いで何気なさを装ってみるミッチェルだが、かつての戦友は逆にミッチェルに過去に囚われず、前に進んで欲しいと促す。そしてミッチェルの近況が気になる。
バール絡みのシアトルのビル焼失事件、プライアー病の蔓延をインフルエンザとごまかした件などは、軍の機密でなくても誰でも疑うところ。ファーガソンはもしチャンスを与えられてたら自分が就いていた仕事について、事実を知りたいと願うが、それを話せないこともまたミッチェルの苦悩を増すことになるのだろう。
わずかな期待をもって行われたファーガソンの検査の結果はやはり厳しい。頭の金属片は取り出せず、動脈瘤で命が危険な状態は変えられない。ミッチェルは自動販売機に憤りをぶつける。

ついに、ミッチェルはギャラランの記憶装置(Collateral Damage)を使って機密(真実)を明かすことにする。
そして彼は持ってきたカーター中佐に「俺は偽善者だ。」と言う。装置のもたらす危険性から使用について反対したのに、今回それを使いたいという自分が情けない。
「彼は俺が重荷を下そうとしてると思いたいんだよ。俺のせいであいつが死ぬという重荷をね。」
しかし、それで何か変わるかとカーターから問われて、自分の重荷は決して軽くはならない、とミッチェルは答える。
ファーガソン少佐に行方不明になったティルクを助けに行くことを告げると、「相手が誰だって同じ事をした。それが仕事だ。行け。」と言われる。

P2M-903のティルク救出作戦では、ミッチェルはさらに怒りっぽい(hothead)。むしろ、無謀かも?ひたすら敵の懐へ飛び込んでいくミッチェルは、「今日は機嫌が悪い。」と捨てセリフを言う。
作戦は成功してティルクを救出し、ジャファの初めての総員選挙が決定しても、ファーガソン少佐は亡くなりミッチェルの心は晴れない。
ティルクが「君に借りが出来た」と礼を言うと、ミッチェルは無表情でファーガソンから言われたことをそのまま返す。「誰であってもした。それが仕事だ」
しかし、ミッチェルは、優秀な兵士になるためティルクの強さにあやかりたいと思ったのか、洗脳に打ち勝つ秘訣を尋ねる。ティルクが「自分を知る事が大事だ」と答えると、ミッチェルは「ああ、俺もがんばっているけどね」(Yeah ... I'm working on it.)と一人つぶやく…

おそらく今回は特別の許可を与えられてファーガソン少佐の見舞いに来ているのでしょうね。機密もかなり話していますし、あのゲラーの装置の貸し出しを許可されたりと、ミッチェル中佐の立場は特別な印象です。
それにしても、ミッチェルのやさぐれ具合が非常に良かった〜おそらくこれ1話だけしか出てこない「戦友」でしょうが(笑)、ファーガソン相手に表情が微妙に変化してリアリティを感じました。さすがにBB上手いですね〜眠っている顔BBのアップもありましたし。(壊)
そういえば1話目で自分のことを「かっとなりやすい」と言ったのは、ファーガソン少佐が負傷した事を思ってのネガティブな発言だったのですね。ミッチェルは思ったよりも深いキャラクターですね。

「自由ジャファ国家建設へ尽力するティルク」 Bプロット。

ゲラク亡き後、まとまりそうだったジャファ評議会に異変が起きる。
何者かによって評議員たちがゴアウルドの洗脳を受けていた。選挙を時期尚早と認めない。
その背後で糸を引いていたのはまたしてもバールだったとは!(それもクローン)
バールは自ら「偽りの神」を認めながらオーライの侵略に対してジャファは危うい、リーダーが必要だと言うが、要は今までと同じでジャファを支配したいだけ。(ティルク談)
そのティルクをバールは装置を使い洗脳しようとするだけでなく、トレトニンが切れるのを利用する。しかし、ティルクも同じ過ちは冒さない。90話「マインドコントロール」での経験を行かし、さらに自分を鍛え、バールには屈しなかった。これがタイトルの"Stronghold"(依って立つところ)なのでしょうね。ティルクは素晴らしい!
そしてその甲斐あって、ついに初めての総員投票が行われることになった。「民主主義にようこそ」ティルクを始めから知っているダニエルがものすごく心配していたのが印象的です。

「ティルクは家族である。家族を見捨てることは決してしない」という将軍、そして救出作戦の指揮を執るカーター中佐、さすがでした。

ブライス・ファーガソン少佐
4年前に事故でミッチェルをかばい、被弾し砲弾の破片が頭に残った。本来なら彼がF-302のテストパイロットになる予定だった。彼の方が優れたパイロットであった。


ギャララン(Galaran)の記憶操作装置
結局、あれから持ち帰ってエリア51あたりで改良したのですね。さすがアメリカ。

マルシャランの儀式(Rite of M'al Sharran)
共生体を取りだして死の瀬戸際に立たせ、自分を取り戻すわけだが、同時に身体の治癒力もなくなるので非常に危険。今回大勢のジャファたちがバールの洗脳を解くために、これを行うのだろうか?

Writer:  Alan McCullough 
Director:  Peter DeLuise 

Tony Amendola (Bra'tac),  Cliff Simon (Ba'al),  Eric Breker (SG-3 Leader) 
Reed Diamond (Major Bryce Ferguson),  Simone Bailly (Ka'lel),  Gardiner Millar (Yat'yir),  Ken Kirzinger (Jaffa Commander),  Don Thompson (U'kin),  Veena Sood (Dr. Kelly),  Yan Feldman (Til'Vak),  Dakin Matthews (Maz'rai) 

SG-1 Season 9 #188 Stronghold (日本初放送 2007/5/14)
SGA Season 2 #34 Grace Under Pressure



commanderadama at 00:04│Comments(4)TrackBack(3)SG-1 S9レビュー 

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2. スターゲイトSG-1 シーズン9 188話「戦友」  [ アトランティス ]   2007年05月16日 22:20
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この記事へのコメント

1. Posted by モリー   2007年05月16日 21:43
えっ〜、あのバールはクローンだったんですか。
最後はあっさり殺られたので本物ではないだろうとは思ったけど(苦笑)。
私も今回はミッチェル中佐がAプロットでした。
ミッチェル中佐の熱くなるシーンが魅力的でした。
自動販売機で熱くなり(笑)、ティルク救出作戦の転送リングのところでも熱くなっていました。

ちょっと横道にそれちゃいますが、あちらの自販機は調子悪いこと多いのですかね。
デッド・ゾーンでもジョニーが自販機を叩くシーンが。
2. Posted by josetangel   2007年05月16日 22:44
> モリーさん

バールは説明がなかったけれど当然クローンでしょう。(笑)
何体もあるので使い捨て出来て良いですね。ちょっとDS9のウェイユンみたいだなと思ったりして。
ミッチェル中佐は熱いというか、何を求めてそうがむしゃらにひた走るのか、ちょっと切ないなと感じました。
ドラマでは自販機は必ず壊れていますね。そう言えば、日本に観光に来た外国人が、日本の自販機がカラフルで美しいから記念写真を撮った、なんて話を聞きました。日本だと乱暴をすると警報が鳴りそうですね。
3. Posted by ひなみ   2007年05月19日 15:23
やっぱりミッチェル・エピですね。
戦友とのシーンは良かったです。BBいいですね。
この話で思い出しましたが、S1でサムの元婚約者が出てきたとき、彼が特殊部隊にいたことについて、ダニエルがジャックのほうを見やりながら(笑)、「クレイジーなやつほど危険な任務に送り込まれる」とか言っていました。
長所と短所は紙一重。ファーガソンの言うとおり、やっぱり多少 nuts で hothead でないと、SG部隊なんて務まりませんよねえ。

救出作戦の指揮を執るサム、かっこよかったです。
彼女はやっぱり科学者だから指揮官にはもったいないと思うけど、たまにはいいですね。

ブレイタクにはいつまでも元気で活躍してほしいです。
4. Posted by josetangel   2007年05月19日 21:20
> ひなみさん

最前線で命を賭けて戦うのですから、尋常ではない精神力というか、「戦士」の本能みたいなものが必要なのでしょうね。
その点、SG-1はまさに最前線ですから、ミッチェルのような軍人は向いているのかも。ただ、ちょっと戦士の孤独な面を感じてしまうエピソードでした。(萌)
ブレイタクはほんとに長いですね。いろいろ入れ替わりのあるシリーズですけど、ずっと残って欲しいです。

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