医療機関でアプリのインストールまでやるのか!
って言われそうですが、
そこもなんとでもなるんですよね。

今はQRコード読み取りってお手軽なものがあるじゃないですか、
あらかじめQRコードシートを用意しておいて、
条件によって読み取らせるだけで作業の7割は軽減されます。

コロナに感染した場合、おそらくですが、
容体が深刻でない場合は入院に当たって入院中のレクチャーが行われるはずで、
その中にアプリのインストールが入ったとしても、
時間にして10分もかからない。

それに、特に症状が深刻でない人にとっては、
アプリのインストールは、初めはネガティブなイメージを持つかもしれないけど、
長い目で見れば、罹患から、退院、完治、抗体保有期間までは
状態の確認が手元でできるので、かなり安心だし、
さらに、自分が抗体保有期間中かどうかについて、
目に見える形での証明にもなるので、むしろ利点しかない。

また、入院時、退院時、のどちらかの記録しかアプリに反映されなくても、
統計上はあまり問題にはならないはずです。

カルテがありますからね、詳細はカルテによる国への報告でも補完できます。

そういう意味で、スマホへのインストールを拒否したり、
スマホを持っていなくても、
そこまで問題ではない。

そういう人の場合は、病院側で状態を登録してくれれば良いのです。

それでも、そんな大変な!って言われるかもしれませんが、
病院関係者もアプリ登録してみれば、
アプリがスマホに入っている安心感はおそらく全然違ってくると思います。
病院関係者の場合は、ワクチンの接種履歴になるかもしれませんけどね。

スマホ見るたびに、胸張って出かけていいんだ!って思えますからね。

さて、QRコードシートについてですが、

まず、キャリア別、状態別に用意しておきます。
SoftBank、ドコモ、au、楽天、その他って感じで、
そのなかで、各キャリアの中に
入院時、退院時、施設入所時、施設退所時、ワクチン接種、1回目、2回目、
のフェーズごとにQRコードを用意しておきます。

当てはまるフェーズ1箇所のQRコードを読み取ればいいようにしておくんですね。

罹患した人のリアルタイムの状況からアプリをインストールしてもらうことが
大切なんです。

今みたいに1つのURLから個人だのみで操作するというのは、
開発的に美しいし、理にかなっているように思いますけど、
それは、病にかかっている人目線では「病人に対する仕事の押し付け」でしかない。

そもそも、患っている人に何かをさせるというのは
あまりにもユーザビリティに反します。
それでも何かしらの作業を要求するのであれば、
しんどい中やる作業の先に、それを超える利点や、
許容できる程度の作業にしてあげることが何よりも大切なんです。

できれば、頭も使いたくないだろうから、
そのためのフェーズごとのQRコードなんです。

キャリアとフェーズごとにQRコードを用意することには、
他にもデータベースにした時の利点があります。

それは次で書き始めますが、

なぜ、医療機関でのインストールにこだわるのかといえば、
不特定多数の人に広くインストールを任せる今の方法では、
本当に必要なデータを効率的に集められないし、
何より、利用者側の「安心」につながらないからです。

それはCOCOAでよくわかったのではないでしょうか。

開発当時は、犯人探し、化け物探しの方が有効に感じたかもしれないけれども、
結果としてはCOCOA自体が、スマホの中で、
いつ感染するかわからない恐怖心を増長するアプリになってしまっていた。

コロナにかかっていない人を安心させるための道具が、期待と真逆の効果を持ってしまった。
こればっかりは、どこまで予測できたのか、
なんせ、開発、提供する側だって等しく恐怖をかかえていたんだから、
思い通りの結果にならなくても仕方ないし、
それでもよくやったのではないでしょうか。

失敗と思うなら、それを糧に次を作ればいいのです。
やったことには無駄にならないから、無駄にしないのです。

だから次のステップでは、一番安心感を欲している患者さんや、
医療関係者をターゲットにしてアプリを作り、
次に書くバックグラウンドのデータベースから導き出せるデータを持って、
罹患していない人用の情報発信を行うことを考えることを
私は強く勧めたい。

正直、コロナウィルスはこの先まだまだ変異するはずだし、
弱毒変種も出てくるだろうけど、
数は少なくても、猛毒の変種も出てくる。
それは、自然の中に存在するものなら当たり前のことだけど、
人類はまだコロナの始めの種の克服に手をかけたところだから
何をやっても、うまくいく方が奇跡と言っていい。

だから、自信を持って悩み、失敗し、先へ進めばいいと思う。
現段階ではCOCOAは30%くらいしか成功したといえないかもしれないけど、
それでも、次の開発の糧にはなっているという意味では、
半分は成功したと言える。
少なくとも、私はそう思うのです。

次回は、データベースの仕様に関して書こうと思います。


前回の記事で対コロナアプリの案を思いついたので
今回は、そのことを書こうと思います。

まず、考え方の大前提として、
国が主導する対策なのに、
実行は個人任せにするという要件そのものが違っていた。
ということに気づいたんです。

今は非常時なんだから、
知りたいことは国が強制すればいいんじゃん。

という書き方をすると怒られそうだけど、
まぁ、ちゃんと最後まで聞いて。

そもそも、コロナウィルスで国と国民が知りたい、
知っておきたいことって、見えないものを見える化して欲しいってことよね?

そこに一番にコミットすればいいんじゃないの?

国側から攻めるとわかりづらくなるから、
個人側から考えてみますね。

まず、個人を
・感染者の知りたいこと
・非感染者の知りたいこと
に分けてみると、

・感染者:完治したことの証明と、抗体を有していることの証明が欲しい。
・非感染者・感染者の状況と抗体保有者の状況を知りたい。

というのが、最重要希望事項だと思うのね。
特に、非感染者は、隣に座った人がコロナ感染者だったということは
怖いので、できれば知りたくないけど、
自分の周りにどのくらいコロナの感染者がいるのかは
知っておきたいと思うのが普通だと思う。
だって、隣に座った人がコロナ患者だったら、
認知した途端に、もはや自分にもコロナ患者フラグがたっちゃうわけで、
それは知りたくないと思うものでしょ?

感染者は自分の状況がどうなのかを目視できることと、
抗体保持者だという安心感を得たい。
そうすれば、罹患中は嫌かもしれないけど、完治した後は、
気兼ねなく呑みに行けるし、旅行も行ける。

で、これらを叶えることがスマホのアプリでできるのかと言えば、
できます。

仕組み的にも、むちゃくちゃシンプルに。

ヒントになったのはRubyの例外処理。
例外処理の考え方って実はすごいなって思いますわ。

私はコードは書けないので、仕組みだけ書きます。
まず、対コロナアプリは作ります。
アプリなので、スマホやパソコンにインストールします。

でも、個人で自由には入れさせないし、アンインストールもさせません。
ここが味噌。

アプリのインストールが行えるのは、医療機関のみ。

そう、かかった人にだけアプリをインストールし、
アンインストールも申告者もしくは、
自動アンインストールのみに絞ります。

さらに、インストールはスマホ保持者のみにし、
それ以外の人は、医療機関の履歴のみで十分です。

アプリをインストールしたくない人は一定数いるわけで、
そういう人はアプリを入れなくてもいいんです。

なぜかって?
次のフェーズではあまり問題にならないから。
世界には統計学って学問がありますからね。
計算に耐える情報が一定数あれば問題ないですから。

アプリでは、罹患者の
・罹患確認時のタイムスタンプ、
・退院時、隔離施設退去時のタイムスタンプ、
・抗体保有期間の証明期間の時限設定
・時限切れ時のアプリの自動アンインストール設定
・キャリアの登録


の5項目を最低でも入れておきます。
インストール時に地域フラグを立てれば良いので、
アプリの追加事項があるとすれば、

・状況報告機能

ですかね。
状況報告といっても、検温ではなく、
出かけた先で、おでこでピッとやるあの測定器をやってもらって、
ピッてやってもらった時にだけ、
アプリで「異常なし」「異常あり」ボタンを送信してもらうというので
良いと思います。毎日でなくてもいい。

取得したデータの解析をするのに、毎日である必要はないし、
送信履歴がないこともものすごく大切な解析データになるのでいいんです。

ここに、重症度とかを入れたがると思いますが、
それはアプリに入れる必要がないし、入れる意味もありません。
病院には電子カルテがありますからね。

それでももし何か入れるとしたら、
ウィルスの型番ですかね。
うん、これはあってもいいかも。
インフルエンザだってAとかBとかあるし。
多分コロナはもっと多くのタイプが出てくるはずだから。

アプリについては、
個人のスマホに表示させる画面や機能は
限りなくシンプルに絞ることが何よりも大切で、
インストールさせる方法も限りなくシンプルにするんだけど、
それは次の記事で。

COCOAアプリの開発受託会社が開発費の一部を
返納したというニュースがありました。

COCOAに関しては当初からなんかかんか言われていて、
そんなネガティブなニュースを目にするたびに
釈然としないなぁと、思っていました。

開発会社の力不足って話ではないです。

日本のプログラマーは、総じて一般的に言われているより
かなりハイレベルだと思います。

問題は、そこではないと考えているんです。
以前、機能要件の話を書いていまして、
途中で書くのをやめてしまっているのですが、
その記事を書き始めたきっかけも、
開発がうまくいかない要因は、プログラミング以外のところにあるので
そこを何とかしたかったってところからでしたっけ。

そもそも、COCOAに関しては、
発注元の国が「何をしたかったか」「どういう状態にしたかったか」
を開発側にきちんと明示できておらず、
開発側も、発注側の意図を汲みきれていなかった。

と言うか、受発注間に明確な完成像が描けていなかったことが
第一の問題だったと思います。

第二に国側にデバイスに関する認識があまりに乏しかった。
だから、作りたいものの根幹となる軸がぶれてしまった。

第三に受注側が、そこのところがぶれないように、
国にしっかりと果たして欲しい役割を要求できなかった。

結果、COCOAの性能とは関係なく、
COCOA以外の要因の多くも「COCOAの不具合」という扱いになってしまった
と、私は考えています。

状況も全くわからない中で、
アイデア自体を否定するつもりはさらさらありません。
むしろよく頑張って考えたと思いますし、
賞賛したいし、していますとも!

だからこそ、責任がーとか、返納ガーとかいって
無責任に叩く人たちに対してもイラっときているのです。


みなさん、デバイスを甘く考えすぎだし、
そもそも個人が使うアプリだって一律ではないってことに
あまりにも無関心すぎ。

IT環境を広げたいなら、国は、この部分をもっと国民に発信する必要があって
国民も、機械はどれも同じではないことを
きちんと知るべきだと思います。

うちの職場では、社用の端末や使っているブラウザによって
できることとできないことがあるから、
ある程度世間の規格が統一されるまでは、
こう言う風に運用してって言ってるぜ。

むしろ、自由民主、資本主義の国なんだから、
いろんなものが違ってて当たり前じゃん!
ハードウェアも星の数ほどあるし、ブラウザだって同じもの使ってても
頻繁にアップデートをかけているんだから、
想定される条件は無限にある。
その全てに対応できる仕組みは、今はまだない。

そこを説明する必要が国にあったし、
マスコミもきちんと説明する責任があったと思います。
「問題がある」っていうことだけピックアップするのは
情報発信力のある人たちによる強烈な風評ですからね。
危機感は煽っちゃ行けません。

だから、そもそもアプリ開発には、それが正しく動作する範囲を
条件化しておくことが大事。それはものすごく大事。

広く国民に使ってもらうなら、
時間をかけてリリースする方式をとらないと。

ワクチン接種だってそう。
ワクチンがあるからって無差別に摂取しないでしょう?
ちゃんと、計画を立てて、順を追って浸透させていってるじゃん。

それと同じ。

考えられることとしては、
端末のアプリに紐付けされたデータを蓄積できるデータベースをクラウド上に構築。
(クラウドを確保しないといけないので、ここは国が用意する)
保存するデータは
接触者の感染が確認された時点のタイムスタンプ付きで保存。
そこから、完治とされている時点までの期間は、
時限付きで例外処理されるようにしておく。

アプリは位置情報がカギになるのはそうなんだけど、
位置情報については、個人情報に関係があるので
個人は位置情報まで知らせたくない人が多いと思う。
私もそうだしね。
かといって、アプリを開いた時にだけ位置情報を送信するっていうのも
実行性に欠ける。
私もアプリは入れてても開けてない。
Bluetoothを解放もしてない。
自分の健康状態が良いのに、接触履歴がでちゃったら会社に行けなくなっちゃうからね。

なので、接触データの収集は個人任せではなく、
携帯業者にやってもらうことを、私は勧めたい。

うん?
ちょっと待て。

もっといい方法があるねぇ。
合法かどうかはわかんないけど、
国が主導して、携帯会社が「うん」と言えば、
低コストで、もっと簡単で、個人にもわかりやすくて、
国内のコロナの状況を把握しやすい方法があるわ。

次回はその提案を書こうかな。

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