ここ数年は、
死期も悟っていたこともあって、
職場では「滅多に怒らない人」というフラグが立っていました。

そんなこともないけどね。
わりと短気な方だし、時々イラっとした時は文句も言うけど、
あと引かないし、まぁ、3回は多めに見るというか、
そんな感じでした。

手術後は寿命も延びたこともあるし、
病がないと必要以上に怒ることもないので、
やっぱり「滅多に怒らない人」はかわらないままできていました。

私がどうにも我慢できない、
意識して怒らないようにしないとまずい感じになるのは、
仕事しない、できないくせに偉そうなやつが、
頑張っている人の足を派手に引っ張っている状態に出くわした時です。

それでも、なるべく平常心でいようとするのですが、
そういう人が近くにいる時は、心の導火線が3割短い。

だが、しかし、大人な・の・で、
だいぶ頑張って抑えたものの、
相手にはこちらの怒りが伝わってしまいました。確実に。

あぁ、めんどくさい。


怒りといえば、最近の通勤電車でも、
ちょくちょく怒りの光景を目にすることが出てきました。
ここしばらく、本社ではなく、
他の拠点のヘルプで毎日普段乗らない路線を通っているのですが、
鉄道が違うと、乗っている人の印象も違うようで、
特に、某テレビ局のあたりから乗ってくる人は、
大概電車の中で業界の話をべらべらと喋っておられて、
こちらも大概周囲の人から冷たい一瞥を向けられていますが、
御構い無し。

今週はいつも利用している路線で、
大学生くらいの若者や、若い女性の数人連れ、逆に
私と同じか、少し上のくらいの中年ちょいぐらいの数人の方々が
楽しげに話されている光景も見たり、聞いたりすることが多くなってきました。

感染者が増えるのは、政府の失策のせいという方もおられますが、
「絶対違うよな。」
って思います。

ニュースで流れる光景も、
私にとっちゃどうにも我慢ならない
一番好きじゃない光景なんだよなぁ。

現代においては、政治が世界を変えるんじゃなくて、
個人の生き方が政治を形作ることができるじゃないのかな。

つまるところ、個人だと思うけど。

人のせいにしたり、
丸投げにした方が楽ではあるよね。
でもさ、それじゃ、いつまた立っても、死んだとしても、
「幸せ」を感じる時は来ないし、
警鐘を鳴らしているように見えて、実は一番たちの悪い加害者
になっていることもすくなくないから、
自分の「幸せ」どころか、他人の幸せを奪うことになってるのかもね。
ますます「幸せ」はわからずじまいかね。


そんな風に、今までみたいに噂にまみれてうかうかしてていいのかな。
本当に、日本はITにうまく乗れるんだろうか。
世界の時流に、乗れるんだろうか。

手の届く範囲では、まだ変化は見られない。