先日、
イングランドのノンリーグ、The Vanarama National Leagueの、
チームの移動距離の平均をリスト化したツイートがあって、
どなたか日本版で作ってくれないかなぁとボソッとつぶやいたところ。。



と、@soccer06700772 さんが、ちゃちゃっと計算して、
翌日にはデータを公開してくださいました。。

仕事早すぎ!!超ありがとうございます!!!

Google Action Script で、Maps Service で距離取ってくるとか素敵。。

で、

なんかインスピレーションを得たので、

せっかくなんで、
J3、JFLの接続の話や、JFL・地域リーグ昇降格の話で良く出てくる
「東西分割リーグ論」を移動距離の視点でシミュレーションしてみました。

あくまで、仮説な話ですので、
小春日和の芝生のバックスタンドに寝ころび青空を眺めるような、
穏やかな気持ちで読んでいただけると幸いです。



以下、まとめです。

リーグ編成

まず最初に悩んだ編成ですが、
とりあえず、糸静線を参考に日本サッカーの地域リーグ区分で東西に分けて、
最終的に現在のJFLとの移動距離(アウェイ)を比較するために、
東西それぞれ16チームにするべく、下記のような分け方にしてみました。

対象チームは、
JFL(J参入を決めたいわきFCを除く)+地域CL出場チーム(12)
+数的に足りないチームを輪番順で選んでいます。
※輪番:関東・関西・九州・東海・北海道・中国・北信越・東北・四国の順

東リーグ
北海道、東北、関東、東海
211207_higashi_L

西リーグ
九州、中国、四国、関西、北信越
211207_nishi_L

本記事の趣旨である移動距離はともかく、
東西どちらもめちゃくちゃ見てみたいリーグ戦ではありますね(笑)

移動距離(アウェイ)

東リーグ
211207_higashi_D
※クリックすると画像が大きくなります。

移動距離
全体平均(km)
549.42

最大平均移動距離(km)
1291.13 北海道十勝スカイアース

最小平均移動距離(km)
401.21 東京武蔵野ユナイテッドFC

西リーグ
211207_nishi_D
※クリックすると画像が大きくなります。

移動距離
全体平均(km)
543.92
最大平均移動距離(km)
1518.59 沖縄SV

最小平均移動距離(km)
359.91 FC徳島

※Google Action Script で、Maps Service でDRIVINGプロパティで取得
※本記事の最後にGoogleスプレッドシートへのリンクがあります。

全国リーグと東西分割リーグの比較

211207_JFLtaihi

全国リーグであるJFLに所属するチームの移動距離(アウェイ)が、
どうなるのかの比較表をまとめてみました。

表内の色付けは、
全国リーグと仮想東西分割リーグで、
平均移動距離を比較した場合に、
距離が長くなる場合は赤色、
距離が短くなる場合は薄青色で着色しています。

全体平均で見ると、-73.9kmと短くなり、
最も平均移動距離が短くなるチームが、ホンダロックSCで-303.6km、
最も平均移動距離が長くなるチームが、鈴鹿ポイントゲッターズで112.2km。

傾向として、東北、九州のチームは移動距離が短くなりますが、
東海、関西のチームは移動距離が長くなることが分かりますね。

これは、現在のJFLが、東海から5チーム、関西から4チーム参加していて、
東西分割すると、ここが分断されるため近場の移動が少なくなり、
遠方への移動が増えるからですね。

まとめ

日本は縦長だなぁ。。

というのが率直な感想(笑)で、

東西分割したから、分かりやすく移動負担が半分に減るとかは無く、
全体的に見ると思ったほど移動負担は減らない、、という感じですね。

また、地域リーグとJFLの間に、
東西分割リーグを1レイヤー増やしては?という意見もありますが、
仮にJリーグやJFLを目指す場合には、
移動費用+運営費負担が1年分増えることになるので、
これもあまり現実的では無いかもしれません。

管理人の個人的な意見としては、
以前、誰かがJFLは長くいると疲弊するリーグとか言っちゃってましたが、
JFL自体が、構造的にも市場的にリーグとして強くなるように変革して、
様々な負担は増えるけど、収益規模も増えるというような、
バランスの良いリーグ設計をしていただいて、
参加すること自体が幸せなリーグになってほしいなと切に願います。