コミュサカまとめブログ

主にサッカーのJ3、JFL、地域リーグ、都道府県リーグを見ながら、フットサル、障害者サッカーの情報も取り扱っています。

    全社



    【お知らせ】本年度の大会要項を公開しました | 全国社会人サッカー連盟 
    http://www.jffms.jp/news/860
    本日、平成30年度開催の各大会要項を公開いたしました。


    主な変更点は、以下のとおりです。

    全国社会人サッカー選手権大会
    ■準決勝以降行っていた、80分で勝敗が決しない場合の延長戦を廃止
     →全試合において、80分で勝敗が決しない場合はすぐにPK戦を行う

    ■成績上位チームに与えられる「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ」への出場権について、条件を変更
    本大会の成績で優勝から第4位までのチームで、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2018の出場権を得ていない場合は、最大で成績上位3チームに同大会への出場権を与えるものとする。
    但し、上記の成績でチャンピオンズリーグ出場権を得る事の出来るチームは、各地域サッカー最上位リーグの成績が2位、3位のチームで、且つJFLへ入会を希望するチームに限るものとする。

    全国地域サッカーチャンピオンズリーグ
    ■決勝ラウンドの試合日程の変更(3日連続から隔日開催へ

    ■参加12チームの決定方法の変更
    参加チームは次のとおり12チームで行う。
    ①9地域サッカーリーグより各1チーム (9チーム)
    ②9地域サッカーリーグ(最上位リーグ)2位、3位チームの中から、全国社会人サッカー選手権大会のベスト4以上の上位3チームで、JFLへ入会を希望するチーム (最大3チーム)
    ③上記で12チームに満たない場合には、Jリーグ百年構想クラブが所属する地域サッカーリーグ(最上位リーグ)2位チームで有れば、優先的に出場を認める。但し複数のJリーグ百年構想クラブが該当する場合には、Jリーグ百年構想クラブに認められた順番とする。優先的な出場は1回を限度とする。
    ④なお上記の①・②・③で12チームに満たない場合は、9地域サッカーリーグ(最上位リーグ)2位チームの中で、JFLへ入会を希望するチームを下記の優先順位で出場チームを決定する。
    (関東・関西・九州・東海・北海道・中国・北信越・東北・四国)で巡回し輪番とする。
    2018年は(北海道・中国・北信越)の順で決定。2019年は2018年に出場した地域の次からとする。
    (2010年関東、2011年関西、2012年はナシ、2013年九州、2014/2015/2016年ナシ、2017年東海)
    ※②については全国社会人サッカー選手権大会決勝戦終了時決定する。

    ■順位決定方法:勝点の計算方法の変更
    勝点は、試合時間内の勝者:3点、 試合時間内の引分け:1点、試合時間内の敗者:0点 とする。

    日程や地域代表チームなど、随時更新してまいります。

    以上



    ※地域CL大会要項から抜粋
    試合時間
    試合時間:90分(前・後半45分)
    ハーフタイムのインターバル:原則として15分(前半終了の笛から15分後を後半KICK-OFFとする)
    アディショナルタイム表示:実施する

    勝ち点の計算方式変更、試合時間のPK戦の明記が無くなったことからも、PK戦が廃止が読み取れます。




    以下、まとめです。

    【全社連が全社、地域CL、全クラの大会要項を公開。全社は延長戦を廃止、地域CLはPK戦を廃止し勝ち点の計算方法を変更】の続きを読む

    171219_clfinal

    壮絶

    まさにこの言葉があてはまる決勝ラウンドだった。

    決勝ラウンドの6試合のうち、4試合がPK決着。
    90分で決着がついた2試合も1点差。


    2日目が終了した時点で、
    全てのチームに昇格の可能性が残った最終日。

    第2試合は、90分で決着がつかなかったことでテゲバジャーロ宮崎がJFL昇格を決めた。



    それでも、PK戦は行われる。


    ここは、




    ここは、、


    サッカーの神様が、1年に1度、

    最も夢に近い場所に、最も残酷な時間を用意する場所でもあります。


    地域CLをインターネット配信



    2016年大会は決勝ラウンドの6試合がインターネットでLive配信されましたが、今大会は、地域CLの組分け抽選会の放送でお馴染み、親愛なるKSLTVが1次ラウンドのグループBを、そして全社で話題となった「オレ達の」有明放送局が決勝ラウンドを放送してくれました。

    1次ラウンドから決勝ラウンドまで、自宅で見られる幸せ。

    本当に、感謝申し上げます。

    スタジアムグルメ



    今大会も地域CLにスタジアムグルメがありました。

    タイ料理を食べながらサッカーを見られる

    文字にすると何とも贅沢な感じですが、寒い中、地域リーグの試合を見ながらあたたかいものが食べられるというだけでもとても嬉しいことです。スタジアムグルメのタイ料理が、市原で行われる地域CLの名物となってくると嬉しいですね。

    1次ラウンド


    GroupA 栃木ラウンド 
    1位:VONDS市原FC
    2位:サウルコス福井
    3位:鈴鹿アンリミテッドFC
    4位:松江シティFC

    全社の上位チームが集合し、地域CL優勝候補の鈴鹿アンリミテッドFCとVONDS市原FCが激突したこのグループは「死の組」と呼ばれ、ファンの注目度が高いグループとなりました。1日目に全社優勝チームである鈴鹿アンリミテッドFCがサウルコス福井に敗れるという結果に界隈は騒然となりましたが、3日間で行われた全ての試合結果がPK戦を含む1点差であったことが、このグループがいかに激戦だったかを物語っていると思います。


    既に引退を発表しているレジェンド実信選手をコーチ登録して大会に臨んだ松江シティFCは、地域リーグ屈指のボランチである田平選手、得点王のFW金村選手を中心に魅力的なサッカーを見せてくれました。

    GroupB 兵庫ラウンド結果
    1位:アミティエSC京都
    2位:高知ユナイテッドSC
    3位:FC TIAMO枚方
    4位:三菱水島FC

    兵庫会場のアスパ五色は、毎年関西サッカーリーグのオープニングマッチである「The KSL Island Shield of Awaji / The KSL Challenge」が行われる会場として地域リーグファンにはお馴染みの場所です。このグループには関西サッカーリーグチャンピオンのアミティエSC京都と2位のFC TIAMO枚方、中国サッカーリーグチャンピオンの三菱水島FC、四国リーグチャンピオンの高知ユナイテッドSCと他会場と比べると移動距離の少ないチームが集まり熱戦が繰り広げられました。


    全社枠で地域CLに乗り込んだFC TIAMO枚方の「組み合う」枚方スタイルは「どちらか」を選択する傾向がある地域リーグでは、とても勇気があるものに感じられました。関西1部昇格年でリーグ2位、全社4位の勢いは、大いなる可能性を感じさせてくれました。


    今はJFL昇格を目指さない。中国リーグ王者として、地域CL本来の意義である「地域リーグ最強」の称号を目指した三菱水島FCは3連敗で1次ラウンド敗退となりました。毎年話題となる「チームの良い雰囲気」や社会人としての振る舞いは、アマチュアサッカーの素晴らしさを感じさせてくれました。


    淡路会場まで、たくさんのファンがかけつけた高知ユナイテッドSCは「積み重ねたもの」を感じることができたと思います。シーズン中から勢力的な情報発信を行い、中でもウィットに富んだ試合速報ツイートはファンの間で大きな話題となりました。なぜ、どうしてと、日々感じるジレンマを解消するための特効薬は無く、実現のためには一つ一つの努力をこれからも丁寧に継続していくしかありません。「確実に」届いている人達がいるのですから。

    GroupC 鹿児島ラウンド結果 
    1位:テゲバジャーロ宮崎
    2位:コバルトーレ女川
    3位:FC刈谷
    4位:十勝FC


    鹿児島会場は、ホストであるテゲバジャーロ宮崎以外は、北海道、東北、東海と、移動距離が大変なチームが集まるグループとなりました。出場チームのファンだけでなく、鹿児島サポーターも情報を発信してくれました。


    来季から大きく体制が変わることが報じられている十勝FCですが、今大会は控えGKがベンチにいないため、初日にGKが負傷した時には肝を冷やしましたね。厳しい戦いとなりましたが、単身、鹿児島に駆けつけたサポーターもチームに勇気を与えていました。



    「○○がこうなれば、、」という全てのロジックが噛み合って、最後に輪番枠で地域CLの出場権を得たFC刈谷は、最も強い運を持って大会に出場しました。結果は残念でしが「伝統の赤襷」の勇姿はファンの心に深く刻まれたことと思います。

    悪名は無名に勝る


    東海リーグ優勝、全社優勝、様々なイベントで1年間ホームゲームを盛り上げ、やれることは全てやって地域CLへ「最後の忘れ物」を取りに戻ってきた鈴鹿アンリミテッドFCは、1次ラウンドで敗退となりました。

    少し残念だったのは、地域CL後に社長の進退が話題になったことです。昨年の地域CL総括の今治の章でも書きましたが、私はクラブの社長には「○○があっても10年続くクラブにする」とか、「○○があっても地域にとってかけがえのないクラブにする」という発信をしてもらいたいと思っています。

    確かにしんどいと思います。入場料収入の無い地域リーグでは基本持ち出しだと思うし、最も夢に近い場所にいたからこそ、夢破れた時に来る反動は想像を絶するものがあると思います。

    でも、ここは踏ん張って欲しい。

    鈴鹿の町に、鈴鹿アンリミテッドFCが無くてはならないものになるように。様々な仕掛けで、多くの可能性を感じさせてくれた昨年のホームゲームでは、イベントに最も必要で、大切なことを思い出させてくました。

    期待

    地域リーグでも期待できる。楽しい時間を期待できる。私は勇気をもらいました。
    「悪名は無名に勝る」という旗印のもと、来季も期待しています。

    覚悟




    地域CLの1次ラウンドの初戦で、サウルコス福井のサポーターが恐竜隊を出動させた時、



    という言葉が思い浮かびました。

    地域CLは選手だけではなくファンも構えてしまいます。これから始まる最も過酷な戦いを前にして平常心ではいられない。当事者である殆どのファンがそうだったと思います。

    しかし、サウルコス福井のサポーターは違いました。 いや違うように見えました。

    いつもの通り、恐竜隊を出動させ会場を和ませる。全国のファンに「何かいるぞ」と話題を提供する。空元気かもしれない。でも、この気丈な振る舞いは、誰もができることじゃない。

    選手が観客席を見上げた時に、ファンがリーグ戦と同じように振る舞ってくれることで平常心を取り戻せたはずです。「やってくれる」と意気に感じたに違いない。サウルコス福井が、死の組と呼ばれたAグループでも存在感を見せたのは、サポーターの力も大きかったと思います。

    苦しい時に苦しいというのは簡単です。中には、負けた時にとっ散らかって、周りに当たり散らしてみっともない姿を晒す輩もいます。しかし、サウルコス福井のサポーターは違いました。

    泰然自若

    いつか、より大きな舞台で傾く彼らを見たいですね。

    明日なき鬼プレス



    前評判も高く、優勝候補の一つだったアミティエSC京都は、決勝ラウンドへ進出し、4位で終了しました。有明放送局のライブ配信で試合を見た方も多かったと思いますが、連戦である事など考えていないような強烈なプレッシングスタイルは、多くのファンに強烈な印象を残しました。

    踏みとどまれ



    私の実家から車で20分。浦安よりもより地元を感じさせてくれるVONDS市原FCには、終わった今だからこそ言えるけど、少し肩入れして見てました。

    あくまで私が地元にいた頃の話ですが、千葉県を千葉市で南北に分けた時に、高校サッカーでベスト8に残る学校が、市立船橋や習志野といった北部のチームがほとんどの中、南部で唯一ベスト8に残る学校が市原緑高校でした。

    南部出身の私からすると、市原は千葉県南部唯一のサッカーどころというイメージがあるんですよね。

    なので、期待を込めて、少し厳し目なことを言います。

    正直、他のチームから見れば羨ましさを感じるくらい、これ以上無い条件で臨んだ地域CLでした。会場がホーム、後押ししてくれる観客は3000人オーバー。監督はゼムノビッチ、選手にはレナチーニョや二瓶、私が大好きな棚橋もいる。

    なのに、試合後に発表された監督談話は、FIFAのルールを持ち出したりして日程への苦言等が並べられていました。

    正直、市原よりも、全ての条件が厳しかった女川と宮崎が勝ち抜いた後では説得力に欠ける。ピーキングが上手く行かなかったことへの言い訳にしか感じません。

    私も千葉県人なので、千葉県人の「熱しやすく冷めやすい」性質は理解しているつもりです。だからこそ思うのは、

    踏みとどまれ

    の一言につきる。来季は、地域CLより厳しいかもしれない「地獄の関東リーグ」が待っています。

    新たなる冒険


    名将石崎信弘監督、デカモリシ、高地、その他にもたくさんのJリーガーが在籍するテゲバジャーロ宮崎。

    決勝ラウンドの会場にいた私の知り合いは、ミスは多いけど戦術的にも最も見所のあるチームと評していました。名将が作ったチームは玄人好みのタクティカルなチームでもあったようですね。

    Jリーグチームが無い宮崎県からJリーグを目指すということで、大会前から注目を集めましたが、大会中は、声出しサポーターがいない(少ない)から、昇格するのが早いのではないかという声がありました。

    確かに従来の「型」みたいなところに照らし合わせれば、チームの競技力、クラブの経営、運営力、ファンの熱量というところで、心もとない部分もあると思います。ただ、そういう志のクラブが現れ、一つの現実感を手に入れられたからこそ、そこから生まれてくる熱量もあると思います。

    このような豪華な戦力は、本来JFLを勝ち抜くために必要なものであると考えれば、あとはいかに経営体力をつけられるか。

    課題がある事は、ポジティブなことです。

    オールドファンはプロフェソール宮崎の影がチラつくこともあると思いますが、私はこれからのテゲバジャーロ宮崎の冒険を楽しみにしています。

    おめでとう!テゲバジャーロ宮崎!

    共有

    私は過去に地図に関わる仕事をしていた関係で、震災の年と、その翌年も女川を訪れています。

    当時何も情報を出せなかったのは、余震が続くあの状況では、スマホが非常時の唯一の通信手段になるためバッテリーの消耗に気を使って必要最低限の時しか使わなかったっていうのもあったし、あの時、あの場所では、何も書く気になれなかった。写真なんか取る気にもなれなかった。

    被災地全般に言えることですが、女川でみた光景も本当に凄惨なものでした。

    会えるはずの人がいない、それを繰り返しながら北上しているうちに、涙も、言葉も出なくなっていきました。でも目は背けなかった。背けたくなかった。だからあの光景は今でも目に焼き付いています。

    そして、私の東北での時間は、あの時で止まっています。


    あの時、私は、自己防衛策として全ての感情に蓋をしました。顔を思い出すことをやめた。声を思い出すこともやめた。じゃないとあの場には立っていられなかった。


    でも、私の目の前にあった、あの凄惨な光景の先には、



    サッカーに行ってきなさい

    いや、仕事手伝うよ

    お前らサッカーやるためにここに来たんだろ

    そんなやり取りがあったんだなぁ。。


    あの時の状況を思えば、最近は形骸化してきているようにさえ感じる地域密着なんて言葉には安っぽささえ感じる。ツイートにもあるように、町と人が思いを深く共有してきたんだ。一緒にここまで歩いてきたんだ。

    前に、進んでいるんだ。

    私は思い切って蓋を外してみた。もう繋がることがないのに消すことができなかった連絡先を見ながら、1人1人の顔と声を思い出していた。泣きながら、時に楽しかった思い出に笑いながら、怖くて、もう行けないと思っていた東北に、また行きたいと思うことができた。


    来季からのJFL昇格が確定し、より多くのファンが女川を訪れることになると思います。女川には旨いものがたくさんあるし、ファンの皆さんには是非女川を楽しんでほしい。そして、コバルトーレ女川には全国リーグの舞台を存分に楽しんでほしいと思います。

    小さな町の、大きな勝利。

    おめでとう!コバルトーレ女川!

    最後に

    実はタイムリーな時期に一旦コラムを書きあげたものの、公開するのをずっと躊躇していました。東日本大震災のフラッシュバックがあったのと、もう一つ、今季1年地域リーグに感じていた漠然とした違和感みたいなものが最後まで拭いきれなかったからで、このもやもやの答えを探そうと、しばらくの間必死に考えていました。

    Jリーグを目指すチームが、元Jリーガーを集めてチームを作るという流れにプラスして、S級クラスの監督を雇うという昨今のトレンドを見ても、JFL昇格のハードルは年々上がっていますし、それが地域リーグの魅力の向上や、レベルの底上げといったポジティブな側面につながっているのは確かだと思います。

    ただ、良い監督、良い選手は値段が高いと相場は決まっています。派手な動きにワクワクする感じはあるけれど、その先を目指すための戦力補強の投資額は上がっていても、全国大会への遠征費確保のために寄付を募ることは変わらない、というギャップを感じることも続いています。

    認知度が上がってきたとはいえ地域リーグの市場規模は小さい。入場料収入の無い地域リーグでは、スポンサー収入と、わずかなグッズ販売の収益等々がクラブの収入源となる。今治やいわきみたいなところは完全にイレギュラーな存在で、今、地域CLを戦い上を目指せる地域リーグクラブの多くは、オーナーや支援者の懐頼み、基本持ち出しというのが現実だと思います。

    結局、下部リーグに投資負荷がかかる状況になってきてるとはいっても、JFLと地域リーグの市場規模がまったく変わっていないので収入が見込めないという負の連鎖が生まれている。

    これが、私が感じていたもやもやの正体ですね。

    ここ数年で最も様変わりしているのは出場チームのホームタウンの規模で、今Jリーグを戦っているクラブは「先に行ったもの」の特権として、全県、または広域ホームタウンで戦っているとこらが多く、単一の市町村であっても都市部や人口の多い地域であったり、サッカーが盛んな場所で、人材やお金も集まるところをすでに押さえています。今からそこを目指す「後に続くもの」たちのホームタウンは1市町村単位で、人口が少なく、お金も集まりにくいという場所も少なくないです。

    チームの一覧に、市原、鈴鹿、枚方、刈谷、女川、十勝と、単一の市町村名が並び、バラエティに富んでいて楽しさを感じることは確かにあります。ただ、それは後発クラブの経済圏の縮小を実感するところでもあるし、その先のJリーグを目指すために必要な、スタジアムや練習場、クラブハウスといった、今よりもさらに大きな環境投資は難しいように思えます。仮に政治的な人達が全員賛成したとしても、全ての土地でそれが可能だとはどうしても思えない。

    JリーグがDAZNマネーで救われたようなパンチのあるきっかけでもなければ、JFLや地域リーグという市場が飛躍して成長することはまずあり得ない。このまま投資を回収できない状況が続けば、いつか資金は底を尽くし、志のある経営者も腰が引けていく。実際にそうやって消えていってるチームもあるし、息切れしはじめたチームも出てきている。今後は目指したくても目指せないクラブの方が多くなってくると思う。

    ここを最高到達点とするクラブが、どうやって生きていくのかを本気で考えないと行けない。

    仮に無理して上がったJFLは本当に魅力のある場所なのだろうか。そこにたどり着けば生きていけるのだろうか。JFLという市場と地域リーグという市場に明確な違いがある部分はどこなのだろうか。全国リーグ、アマチュア最高峰といえば聞こえは良いが、現実は、クラブが入場料収入を得られるようになる代わりに、さらなる人件費負担と移動費滞在費を含めた維持費で負担が増えるだけになっていないか。

    文化と共に、収入を生み出す市場を育てなければクラブは生きていけない。

    Jリーグも中途半端に関わるようなことをしないで、例えば、すでに大きなスタジアムを持つ県の市町村からJリーグを目指すクラブが現れ、地域CLを勝ち抜いたり、100年構想クラブの申請が出てきたりしたら、八戸や都田のような3000人~5000人規模のサッカー場を、Jリーグが「自治体に頼らずに」主導して作ってしまうのはどうだろうか。スタジアムを作りチームのスポンサー企業を企業を誘致する。観客席を埋めてコミュニティを作り、成長を促し市場を活性化させる。JFLに上がるころには、それを支える基盤を手に入れるサポートを形にしてみてはどうか。

    これまでも市場の成長という部分は置き去りにされてきた。それなのに数年前まではJFLのクラブに求められてきたような投資を、今は地域リーグのクラブが求められている。でも、この「過負荷」な流れは早々に終わる。なぜなら、このまま行っても市場規模がついてこないからだ。

    流れが止まれば上昇志向に影が生まれ始める。影が生まれれば活性化は止まり衰退が始まる。

    私は、アンダーカテゴリーが廃れていくなら、それと同時に日本サッカーの衰退が始まると思っている。なぜなら、身近な場所からボールを蹴る音が聞こえなくなるようなことになれば、人はその存在自体を忘れていくからだ。

    私は今回も地域CLを見て泣いた。地域リーグでも、これだけ心を揺り動かされるサッカーがある。ここには夢と現実がぶつかり合い、歓喜と悲嘆、様々なロマンスを感じられる魅力的なコンテンツがある。この素晴らしい場所を、未来のためどうやって残していくのか。成り行きに身をまかせるだけで何も残らない。場当たり的な変更では何も生まれない。

    望むべき未来は、それを作ろうとする意志の元に生まれる。

    私はそう信じている。


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    【【地域CL】「Budding of style」地域CL 2017を振り返る】の続きを読む


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    全社とは

    全社とは「全国社会人サッカー選手権大会」の略称で、毎年10月頃にトーナメント形式で行われる1種社会人登録チームの日本一を決める大会です。国体の前年に行われるリハーサル大会でもあります。

    歴史は古く、今回で53回を数える大会ですが、プロリーグであるJリーグができてからは、単なるアマチュアの1大会として存在意義が薄れた時期がありました。全社の後に重要な大会「地域決勝(※現在の地域CL)」が控えていることもあり、「罰ゲーム」「いかに上手く負け抜けするか」と言われた事もありました。 しかし、2006年大会から大会の上位進出チームに「全社枠」と呼ばれる地域決勝への出場権が与えられるようになって状況が一変しました。

    地域主要

    地域リーグで優勝を逃した(または優勝を逃す可能性がある)チームが、JFL昇格へのラストチャンスを掴みに目の色を変えて参加するようになりました。近年は全社枠で地域CLに出場したチームがJFLに昇格する事が続いており、地域CLへ向けた重要なステップとして、大会の組み合わせ発表から注目される大会となっています。

    全社は、地域リーグ、都道府県リーグと幅広く1種社会人登録チームが参加する大会のため、様々な個性を持ったチームが出場することも魅力の一つです。プロ、アマの違い、クラブの規模や形態、参加目的や熱量、それらの個性が一同に介し、価値観が交錯する中で、それぞれのクラブの「生き様」が見えてきます。

    大会に参加している選手は、その殆どが平日は働きながらサッカーを続けてきた選手です。最近は元Jリーガーも増えてきて、時には思わぬスター選手に出会えることもあります。この大会で人生を変えたいと必死に抗っている選手や、この大会をゴールとして何とか一つでも勝ちたいと努力している選手もいます。参加している選手の数だけドラマがあります。

    これまでの大会で、現地から情報を発信していただいた方々が使っていた言葉で、とても印象に残ったものがあります。

    震える

    目の前の試合の意味に、情熱がぶつかり合う試合内容に、そして現実の残酷さが浮き彫りとなる勝敗のコントラストに、心が、体が、そして魂が震える。全社は、これまでも「魂が磨かれる場所」等々の様々な言葉で形容されてきた大会ですが、弊サイトでは全社を「魂が震える場所」と称して、お伝えして行きたいと思っています。

    サッカーと共に地域を楽しむ

    翌年に行われる国体のリハーサル大会でもある全社は、地域の特色が出る大会でもあります。大会期間中に会場で振舞われる地域の名産品は大会の名物となっていて、今大会では「越前そば」や「甘エビ汁」が振舞われ、ファンには嬉しいサービスとなっていました。




    今回の大会は「思っていたより肌寒い」という声も多かったので、あたたかい汁物のお振る舞いはとてもありがたいおもてなしでした。


    サッカー観戦以外の時間を使って、観光名所を訪れたり、ご当地グルメに舌鼓、地域の文化を楽しむファンの様子も多く見受けられました。かつ丼を始め、越前そば、ボルガライスと、旨いものがたくさんある町ですね。改めて福井県の魅力を再認識できた方も多かったのではないかと思います。


    毎年、全社期間中に全社開催地の名産品やそれに因んだ物を食べようという弊サイトで行っているイベントがあります。今回のお題は福井県のソウルフードである「ソースカツ丼」でした。ソースカツ丼が食べられない地域の方は、当然自炊も可(笑)ですが、全国各地のかつ丼で参加可能ということで、全社に出られないチームのファンの方も含めて広くご参加頂きました。



    これまでの愛媛、岩手、和歌山は試合会場の移動が大変な大会でしたが、今回の福井大会は福井県坂井市の会場で行われ、試合の終了と同時に次の試合会場を目指すなど、移動手段さえ確保できれば、はしご観戦が可能なコンパクトな大会でした。これも福井大会の大きな魅力の一つでした。

    オレ達の有明放送局


    なんでどこも放送してくれないんだよ

    毎年聞かれる言葉ですが、目の前で行われている胸が熱くなる試合を見ながら「全社をもっと多くの人に見て欲しい」と思っているファンは多かったと思います。今大会も、大会前から映像を求めるファンの声は多かったのですが、昨年の地域CLであったような協会主導のWeb配信はありませんでした。

    そんな中、今大会は、いわきFCの親会社である株式会社ドームが運営する「有明放送局」が、全社をLive配信してくれました。地域リーグのWeb配信だと、ワンカメ固定でメインスタンド上段からの撮影というのが多いと思いますが、有明放送局の映像は、ピッチレベルとスタンドレベルの2つのカメラをスイッチングしながら、Jリーグ顔負けの品質で映像を届けてくれました。初戦のいわきFC vs エリース戦の配信が始まった時には、腰が抜けるかと思うほどビックリしましたね(笑)有明放送局が配信してくれた試合は、アーカイブでも視聴することができます。全社の感動を振り返りたい皆様は、是非ご覧いただけたらと思います。

    有明放送局:サッカー
    https://ariake.tv/category/soccer

    いわきFCが2回戦で敗れた時は「もう映像が見られないのか、、」と落胆しかけましたが、


    なんと有明放送局は、いわきFCの敗戦後も福井県に残り、決勝戦までの3試合、計5試合を放送してくれました。その心意気には感動しましたし、今でも本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

    これからは、「オレ達の」有明放送局と呼ばせていただきます(笑)今後とも、よろしくお願いいたします。

    豪華さと裏腹に


    今季の地域リーグ上位チームのトレンドは、スペシャリティのある選手に加えて「実績のある監督」を揃えることでした。

    開幕前のコラムにも書いたように「W杯に出場した高原直泰とか、石崎信弘監督とデカモリシと高地系治、与那城ジョージ監督、小川直毅や藏川洋平や実信憲明や池端陽介や飯尾一慶や森 勇介、ゼムノビッチとレナチーニョが出る大会」と文字にすると、改めてその豪華さが分かりますね。



    選手との距離が近いこのカテゴリーにスーパースターが舞い降りて、近くで見られるこの状況は、ファンからすればたまらなく嬉しいのですが、嬉しい反面「本当に大丈夫なの?」と、心配する声が多いのも事実です。

    上位カテゴリーを目指す時に、Jリーガーを補強してチーム力を上げ、短期で昇格を目指すことが一つのセオリーであることは間違いないです。ただ、近年は地域リーグのレベルの底上げもあり、余程の戦力差がなければその効果も見込めなくなってきています。地域リーグの上位チームで即戦力かつ中心となれる選手となると、スペシャリティを持っている選手(技術、実績、経験)じゃないと難しいですが、スペシャリティのある選手は値段が高い上に、地域リーグを選択してくれる選手はキャリアの終盤に差し掛っている選手が多く、時限が存在することが多いです。地域リーグのチームは、入場料収入がないため、収入の大部分をスポンサー収入から得ていますが、短期で投資回収を求められる状況は、昇格できないと今を維持することが難しいという「諸刃の剣」を抱えています。

    それでも上を目指したい、という地域リーグのクラブの現状とどう向き合うべきなのか。

    1回戦、2回戦で姿を消したチームの中にも、かなりの投資をしているクラブがあります。全社には昇格に向けた最後の椅子が用意されているのも事実ですし、その先にある世界に魅力があることも確かです。ただ。。

    そこにある光と影について深く考えさせられた大会でもありました。

    大学チーム


    今大会は5チームが出場した大学チームですが、東京国際大学ドリームスとChukyo univ.FCの2チームが2回戦に進出しました。両チームとも惜しくも2回戦で敗退しましたが、学生チームは秋頃にチームができあがって突然強くなることがあることや連戦を乗り切る体力(若さ)を持っているので、毎年大学生チームの動向に注目しているファンも多いです。今回は残念な結果となりましたが、社会人登録され、今大会に参加した大学生の選手たちは、学生のうちから社会人との真剣勝負を経験できたことが、今後の人生の糧となってくれたら嬉しいですね。

    闘いの場


    恐竜王国で行われた全社は闘いの場だった。そう認識させられたのは、まず2回戦のVONDS市原 vs サウルコス福井の一戦でした。


    前半3-0でホーム福井のリード。ホームの後押しもあり、このまま行くのかと思えましたが、、


    後半47分の二瓶のゴールを皮切りに、VONDS市原が後半だけで4得点を奪い3点差をひっくり返す大逆転勝利を上げました。





    おそろしいものをみた。

    ただただ、震えている...

    飾り気のない言葉で語られるからこそ伝わってくる空気感。

    満塁ホームランの無いサッカーでは、3点差のビハインドをひっくり返すゲームには中々出会えない。ある意味流れのスポーツでもあるサッカーは、時に一方が抗うことすらできない残酷な流れを作り出すことがある。

    この試合は、関東王者と北信越王者の試合だ。共に背負うものがあり、プライドがあり、実力もある。

    それでもこういうことが起こる。

    サッカーの怖さを思い知る。


    もう一つは、準決勝のアルテリーヴォ和歌山 vs VONDS市原では、関西リーグでレイジェンド滋賀と段幕製造の覇権を争うアルテリーヴォ和歌山サポーターは、全社の舞台でもその本領を発揮してくれた。月曜日にも関わらず帰る気配などまったく無い。


    VONDS市原が前半からリードする形となり、和歌山の劣勢が伝えられる。昨日の衝撃は見るものに刷り込まれている。もはや、、と思っていた後半、、


    アルテリーヴォ和歌山が意地を見せて同点に追いついた。

    その一報を受けて私の涙腺は崩壊した。

    アルテリーヴォ和歌山にとって、今回の全社は勝負駆けなのだ。

    リーグ戦で調子が悪かったのも聞いている。
    KSLカップも敗退している。

    負ければシーズンが終わる。

    昇格の夢も潰える。

    ここには、ここに全てをかける人々の思いがある。



    改めて言う。ここは闘いの場なのだ。

    愛を叫ぶ








    痛くなーーーーーーい!

    私が「オレ達の」仲間監督を最初に見たのは、九州リーグの海邦銀行 vs FC那覇の沖縄ダービーでした。

    ゴール前の接触プレイで海邦銀行の選手が倒れ、あわやPKといった場面で審判はノーファールの判定。その辺の監督なら激昂して審判に食ってかかりそうな場面だけど、仲間監督は倒れている選手に対して、大声で「痛くなーーーい!痛くないーー!」と、小学生を叱るような感じで立ち上がれとオーバーアクションでゼスチャーしていました。

    もちろんスタンドは大爆笑。選手達もはにかみながら倒れている選手を起こしに行きました。ダービーということでいつも以上に当たりの激しい試合でしたが、ヒートアップしかけた時の大転倒だったので、直後はかなり空気が悪くなったのは確かです。ただ、この仲間監督の一連の行動で場が和み、何事もなかったかのようにプレーは再開しました。

    これを狙ってやったかは分からないけれど、私はこれで仲間監督のファンになりました。

    その後も、「落ち着けーーー!落ち着けーー!」と大声で叫び「あんたが落ち着けよ!」とスタンドの海邦銀行応援団からツッコミが入る、良いプレーには「サンキュー!」と大声で声をかけサムズアップする。

    その姿は、ピッチの一番近くにいて、サッカーを一番楽しんでいるのはオレだと言わんばかりに、大声で、体全体で「オレはサッカーが好きなんだ」と表現しているようでした。

    私は福井の人たちに「オレ達の」仲間監督を見てほしかった。

    大声で、体全体で、サッカーへの愛を叫ぶ監督を。

    こういう風に選手と接する監督もいるんだということ、目の前の試合に熱くなれる監督がいるということ。ここにも一つ形があることを、このカテゴリーならではの近さで見てほしかった。

    シーズン中は、九州リーグの試合後に公開される監督談話が、ウィットに富んでいて面白いと話題になりますが、なかもっちゃんに聞いたところ、普段はとても穏やかで優しい方とのことでした。いつか、コミュサカチャンネルにゲストとして登場していただきたいですね。

    道標


    今年は、試合会場としても使用できる専用グラウンドも整備され、日本サッカーを見回してもあまり見ることができない、サッカークラブのクラブハウスが入った複合型商業施設のオープンなど、クラブは確実に異次元の進化を遂げました。フィジカルスタンダードを変えるというクラブビジョンのもとに行われるフィジカル強化がこれだけの短期間で効果があることを証明できたことは価値のあることだと思います。昨年から始まった驚きを今年も継続できていることは、都道府県リーグの所属クラブとしては規格外であることは間違いないですね。


    ただ、今季は映像で配信されるいわきFCをよく見ていたのですが、チームとしての進化をそれほど感じなかったように思います。言うなれば、車の排気量がアップしたものの、ドライバーの技術が変わっていないような感じでしょうか。私が去年いわきFCに興味を引かれた理由は、株式会社ドームによる選手雇用等の環境整備、フィジカル強化、そしてピーターハウストラ監督の3点。サッカーに集中できる環境があり、フィジカル強化への取り組みがあり、そして、それを活かせる指揮官の存在が、三位一体でとても理にかなっていると思ったからでした。

    全国へ名前を売った前回大会では、VONDS市原との死闘を制して周囲を驚かせましたが、ヴィアティン三重には封殺されました。地域リーグ上位相手にやれるという手応えは掴んだものの、ヴィアティン三重の海津監督のように、カテゴリー関係なくスカウティングし、油断無くしっかりと対策してくる地域リーグ上位のチームには歯が立ちませんでした。全社の日程が最大の武器であるフィジカルを削るということ、そして特にウォッチャーからも多く指摘があった戦術的な選択肢の少なさという課題も残りました。ただ戦術面については、チーム始動1年目で、まずはベースとなる体作りに時間を割いていたことが想像できるため、それは仕方が無いところだと思っていました。やはり、あれだけの体を作るためにはそれなりの時間が必要ですし、戦術の徹底やチームづくりは次のステップだと思ったからです。


    シーズンが終了して、ピーターハウストラ監督が解任されました。サッカーの世界では監督交代はよくあることですが、都道府県リーグチームとしては最上級の監督だっただけに残念でした。いくら条件が良くても、ビジョンが素晴らしくても、カテゴリーが下がるとオファーを受けてくれないことが多くなります。一つでも上のカテゴリーで勝負したいと考えるのは、監督も選手も同様です。次もS級かそれに近い実績を持った監督を後任にと注目していましたが、結局それは叶いませんでした。


    今大会も、関西王者のアミティエ SC京都は十分な対策を練った上で、いわきFCの強みを消しました。いや、先に足が止まったのがいわきFCだったことを考えれば、消したというより跳ね返したと言ったほうが良いかもしれません。関西リーグのファンからは、あれくらいの当たりは日常だとの声もありました。天皇杯で当たるJリーグチームは受けてくれますが、受けに回らず対策をしてくる地域リーグ上位との戦い方という点では、今年も課題を解消できなかったということになります。

    全社はともかく、今季は天皇杯でJリーグチームに勝利し、県1部を優勝して東北リーグへの昇格を決めています。現状では、これ以上無い成果を残しています。

    それでも、何か物足りなさを感じるのは、私の期待値の設定が高すぎるからかもしれないですが、突き詰めたフィジカルをサッカーにどうフィードバックするかが見えてこないからです。カテゴリーが上がれば上がるほど、フィジカルのアドバンテージは少なくなって行き、よりサッカーの質が問われるようになってきます。

    来季から、いわきFCは地域リーグを主戦場として戦います。何とか戦術家タイプの監督をつかまえられないだろうか。魂が息吹くフットボールの具体性という、いわきFCからの答えを、来年楽しみにしたいと思います。

    新星


    全社の後に連絡をとった吉田鋳造さんが「とてもバランスが良いチーム、木田がとても良い」と評していたFC TIAMO枚方は、昨年は関西リーグ2部優勝、今季は1部2位、そして全社4位と、怒涛の勢いでここまで駆け上がってきました。関西リーグといえば、アミティエ SC京都やアルテリーヴォ和歌山、バンディオンセ加古川が所属する超激戦区ですが、並み居る強豪に1年で割って入ってくるチームが出てくるということに関西リーグの底力を感じます。


    FC TIAMO枚方は、元日本代表で、鹿島アントラーズやガンバ大阪で活躍した新井場徹さんがオーナーを務め、選手は、1回戦でハットトリックを決めて健在ぶりをアピールした前ガンバ大阪の小川直毅、MFには前レノファ山口の浦紘史や前セレッソ大阪の岡田武瑠が所属しています。そして今大会で一気に注目を集めた木田直樹に、関西リーグ得点王の山浦大和がフロントマンを努めます。全国の舞台に突如現れた新星の活躍に期待しましょう。

    強化合宿



    VONDS市原のゼムノビッチ監督は、5連戦の位置付けを「強化合宿」として完全に割り切っていたように思えます。選手をローテーションして出場時間をマネージメントしながらも、ここぞというタイミングでは選手を投入してアクセルを踏む。後半の逆転勝利が多かったのは、ギリギリのタイミングまでシミュレーションしていたからだと思いますが、全国の強豪との力量差を把握し、逆転できるタイミングを逃さない指揮官の采配には脱帽です。


    5日間を全うして磨き尽くしたとはいえ、フルメンバーでの90分をまだ見せていないだけに、底を見せていない不気味さがあります。このカテゴリーでは反則といえるレナチーニョもいます。


    実は千葉県市原市は、私の故郷から車で15分と呑み仲間も友達も多い思いっきり地元です(笑)。地域CLは、ホーム千葉県の神殿(市原臨海)で行われます。2年連続での神殿開催なだけに来年の会場割り振りは分かりません。VONDS市原としては、確実に地の利を活かせる今年で昇格を決めたいところですね。

    花道は続く


    私個人として、今年最も衝撃を受けたニュースの一つは、レジェンド実信選手の引退でした。スポーツ選手にはいつか訪れることとはいえ、大好きな選手の引退はやはり寂しいですね。


    松江シティFCは、実信選手をコーチ登録して全社に臨みました。スカウティングにもとづいて、きっちりと相手の良さを消していくサッカーの軸には、実信コーチの存在も大きかったことだろうと思います。


    金村、田平抜きの状況で準決勝で市原に勝利していることが、間違いなく自力があることを証明しています。近年、全社枠から全国リーグへ昇格しているチームが多く、悲願である昇格にむけてその流れに乗ることができるか。道を切り開いてレジェンドの花道を飾れるか。実信選手の時間はまだ終わらない。

    見せつけた力


    昨年の全社愛媛大会は準優勝。2年連続で決勝進出となった鈴鹿アンリミテッドFCは、その力を見せつける形で全社福井大会を制しました。昨年とは違う権利持ちでの出場ということもあって、直前で監督交代劇があったチーム状況もあったので、藏川監督代行がテストも兼ねて色々試してくるのかなと思いきや、藏川監督代行は、監督に専念することなく、あくまでプレイングマネージャーとして試合に臨んでいました。


    チームは、いやクラブは、このまま最後まで押し切る方針で腹をくくったように思えます。開き直ったその選択が吉と出るか凶とでるかはサッカーの神様しか分かりません。ただ、福井まで沢山のサポーターが駆けつける熱量と、今季沢山の話題を集めたホームゲームが示す運営力と、まったく危なげなく全社を制してしまうチーム力と、総合的に見て「全国リーグの扉の一番近くにいるチーム」であることは間違いないと思います。シーズン中から情報発信にも積極的で、常にファンを意識した姿勢も素晴らしいと思います。全社で昨年の忘れ物の一つをしっかりと受け取り、いよいよ最終ステージへ向かいます。

    おめでとう!鈴鹿アンリミテッドFC!


    全社の意義とは

    目の前のサッカーが面白い



    真剣勝負。



    消化試合などない


    再会、邂逅


    権利持ち、勝負駆け、そうではない出場チームのことも気にかけてほしい。


    ありがとう。


    未来へ



    最後に


    第53回全国社会人サッカー選手権大会は鈴鹿アンリミテッドFCの優勝で幕を閉じました。そして、松江シティFC、FC TIAMO枚方の2チームが全社枠での地域CL出場権を獲得しました。 

    鈴鹿アンリミテッドは、これでリーグ、全社と2冠となり、地域CLを穫れば3冠達成と共に「昨年の忘れ物」を全て回収することができます。最後まで底を見せなかったVONDS市原、実信タイムを終わらせなたくない松江シティ、そして参加チーム中最もバランスが良かったと評判のFC TIAMO枚方。地域CLの舞台でどんな試合を見せてくれるか楽しみですね。 

    連戦を戦い抜いた選手、関係者の皆様、そしてファンの皆様お疲れ様でした。

    全社福井大会も全会場、全試合から #コミュサカ ツイートを頂きました。時には笑い、時には涙し、時には震え、とても充実した5日間となりました。情報発信にご協力頂いたすべての皆様に心から感謝申し上げます。

    来季の全社は茨城県開催です。また、みんなで盛り上げて楽しんで行きましょう♪ 

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    【【全社】「The Jurassic」全社福井大会を振り返る】の続きを読む

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    サッカーで訪れた町を楽しむ。
    全社が行われた福井を楽しむたくさんのツイートを頂きましたのでまとめます。



    以下、まとめです。

    【【コミュサカグルメ】vol.109 全社と共に福井を楽しむファン、サポーターの様子まとめ】の続きを読む

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    福井の名物はソースかつ丼。現地から様々なかつ丼ツイートをいただきました。
    ボリュームがあるけどさっぱりとしているソースカツ丼は、
    福井の方々にとって身近なソウルフードであることを実感できました。
    全国各地からも、たくさんのかつ丼ツイートありがとうございました!
    三度の飯がかつ丼でも大丈夫なかつ丼大好き管理人も大満足でございます(笑)
    ご参加いただいた全ての皆様、ありがとうございました!

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    以下、まとめです。

    【【全社】 #全カ まとめ ご参加頂きありがとうございました!】の続きを読む

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