はじめに
 世界一出荷台数が多い、xyzprinting社。その数、3Dsystemsやstratasysのほぼ倍をいってるわけですから、いかに勢いに乗っている会社かが分かります。もちろん価格が安いこともその理由に挙げられそうですが、それでも、他の安い3Dプリンターを置き去りにしています。

その中の初期製品、ダヴィンチ1.0の中身がどんな構造なのか調べていきたいと思います。 
安いから売れているのか、それともコストパフォーマンスが良いからなのか…
うーん、どうでしょう。

ノズルの構造

 まずは、ノズルの部分を分解していきます。
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da Vinci正面の写真。

ちなみに、プレートはガラス板でカプトンテープが貼られています。

右側にある白いボックスは、フィラメントのくず入れです。ノズルのクリーニングモードなどを行った場合、上手い事このボックスに入るようになっています。
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エクストルーダ周り
ツマミを押すと・・・
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こんな感じにゴソっと外れます。
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ヒーターを外して、裏側に向けた。

他の3Dプリンターと基本的な構造は一緒なのですが、微妙に違う所がありました!
それは↓
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基板に取り付けられているこの黒い部品です。
この黒い部品の中をフィラメントが通っていくわけなんですが

これ、何だか分かりますか?


実はこれ、センサーなんです。
横向きに赤外線が走っており、フィラメントがある時は赤外線が遮断されています。しかし、フィラメントがこの間から無くなると赤外線が通り、それに反応し造形をストップしてくれるという装置です。

このセンサーのおかげで、造形中フィラメントが無くなっても、自動で一時停止してくれるんです。
バラスーシ

他の違いは、セルフでUP BOXの写真と比べてみてください。
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続きまして、ノズルの分解です。
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 温めなくても、スパナを使えばシャフトが外れました。
シャフトがノズルの奥までねじ込んであるので、ノズル内に溶けたフィラメントがほとんど残らない構造になっています。
 また、シャフトとブロックをつなぐネジ部分は、細目ネジで加工しているため、ガタを最小限に抑えています。
結構、この辺りは凝っているように思えます。

また、ノズルは真鍮のブロックと一体化しています。
ノズル径は0.4mm。
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あと、温度センサーを固定するネジがあるのですが、外してもセンサーは抜けません
なぜなら、センサー自体このブロックの穴に接着しているからです。(結構ガッチリ)
でも、ネジはここにもともとあったので、無いと心配。もう一度ネジを入れておきます。

まとめ
 今回はノズル周りの分解でしたが、やはり機種によって色々違いがあるので面白かったです。
特にダヴィンチの良い点は、”フィラメントが無くなったら教えてくれるセンサー”が装着されているところでしょう。
このおかげで、造形開始後、ふと見に来ると途中でフィラメントが切れてた~なんてことがもう無いんですから。

ただし、これだけではコストパフォーマンスがいいかは、判断できません。

なので引き続き分解していきます。
IMG_3511 - コピー
to be continue...


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