はじめに
 最初CNCは3Dプリンタと似てるのかな、と思っていましたがそんな事ありません。
こっちは、ソフトの編集+加工技術がいるようで・・・

G-code? CAM? データ変換?
と、初心者にはなんだか気の遠くなる用語がいっぱいのため、最近すっかりCNCフライスとにらめっこしています。

色んな情報に頼りながら、とりあえず"有名俳優"を削ることが出来ましたので、
今日は、ネットからダウンロードしたSTLデータを→CNCフライスで加工する
までの工程を簡単にご覧いただきたいと思います。

使ったソフトは、フリーソフトです。

使用ソフト
・fusion360-CAM用
・autodesk repair [memento]-メッシュ変換用
・Mach3-CNCを動かすソフト
①データを用意する。
"thingiverse"などでSTLデータをダウンロードします。

そこから、それを”fusion360”で開いて
stl
CAM化!
stl2
と行きたいところなのですが、なぜかモデルをクリックできません。

②”Autodesk Repair”で、△メッシュ→☐メッシュへ

どうやらfusion360のCAMを使うには、まずデータをソリッド化しないといけないみたいです。
ソリッド化するには、今のままだとメッシュの数が多いので、メッシュ数を少なくする必要があります。

"meshmixer"などのソフトで、メッシュの数を減らせますが
単純に減らすと、モデルの形がポリゴンっぽくなるし、変換する際にエラーが出やすくなるみたいで
おすすめ出来ません。

そこで、モデルの形を維持しつつ、エラーを極力出さないように変換する方法がありました!

それは、秘密兵器”Autodesk Repair”です!

(先週まで、β版の"memento"というソフトを使っていたのですが、今日サイトを見たら名前が変わっていました。たぶん、これでも同じことが出来るのではないかと思いますので、その体で説明を続けます。)

meme
・ソフトを立ち上げて、STLデータをインストールします。
(下にあるキューブ型のアイコン”visualization”から、三角メッシュを確認できます)

Export→3D export をクリック。
meme2
上の方にあるタブ、Export as:にて”OBJ(Quads)”を選択。←これが四角メッシュにする形式。

PCのスペックによっては、多少時間が掛かりますが待っていれば確実に仕上がりますので、
お待ちくださいませ。

これにて、△メッシュ⇒☐メッシュの完成!

③fusion360でデータ変換
OBJ(Quads)に変換したデータを、fusion360にダウンロード。
mesh
おおっ!なんか強そう。

さらに、ここからデータを変換していきます。
(あと、もうちょっと)
mesh2
・メッシュデータ⇒Tスプラインボディ

モデルを右クリックして、「変換」コマンドを実行。

そうすると、
選択フィルタ:メッシュボディ、操作:新規ボディ

に勝手になっているので、迷わず「OK」をクリック。

mesh3
そうすると、おおっさらに強そう・・・


続けて、また同じ操作を行います。
(「変換」⇒「OK」)


※ただ、この時モデルによってはエラーが出るかもしれません。
「メッシュがクロスしている」 「穴があいている」などの警告に対しては、
修正
【スカルプト】モードの〔修正〕タブの中にある、

「エッジの結合」・「穴の塗り潰し」などで修正していくことが出来ます。

また、「T点、エラースターがどうのこうの」言われたら、
修正
【スカルプト】モードの〔ユーティリティ〕タブの中にある
「ボディ修復」をクリック。
すると、右の画面にツールが出てきます。「自動修復」のボタンを押せば一気にエラーを消してくれます。
たまに消せない時もあるので、そのときは幾つか手動で消してからもう一度「自動修復」すると、成功確率が上がります。


mesh4
「Tスプラインボディ」⇒「ソリッド」になった!

若返った!

4⃣fusionでCAM化
やっとこれで、CAMモードで選択することが出来ます。
(ちなみにfusion360でCAD書いてたら、すぐここに来ることが出来ます)

ここから、また未知の領域に・・・
自分も良く分かっていないので、何となく説明します。

まずモデルを仰向けにしてから、
cam1
・〔セットアップ〕タブを押して、モデルを選択。
すると、黄色いバリアに覆われます。

ちなみに。
右側の〔ストック〕タブにて、
通常「相対サイズボックス」が選ばれていますが、「固定サイズボックス」を選択すると
自分の好きな大きさを入力することが出来ます。

ここは、このくらい。
cam2
次に
〔工具ライブラリ〕タブで、使う工具の種類とスピードを設定

工具:ボールエンドミルΦ6
主軸速度:15000rpm,切削速度:1000mm/min
とセットしました。他の値は自動で入力されます。

スピードの目安は分かりませんが
材料は木材なので、ガシガシいっても大丈夫でしょう。

cam3
・〔3D切削〕タブから、「負荷制御」を選択。(適当)

工具タブに、先ほど設定した工具を設定。
すると、他の値も入力されます。
修正修正
〔高さ〕タブにて、工具が移動する際に逃げる高さは、こんなに高くなくていいので、最小値に変更。

後は
〔パス〕タブにて、円滑化・送り最適化にチェックを入れて、セット完了!
cam
〔シミュレーション〕タブで、工具の動きを良く確認してから・・・

本番!
ファイル_001
材料を固定して、0点合わせ。

・・・

・・・

・・・

キュイィ-ーーン

最後、エンドミルの軸が材料に当たってしまったので、途中で挫折しました
ファイル_003
まとめ
まだまだ、メッシュのことやCAMの値について
分からない事だらけですが、とりあえず形を削るぐらいのことでしたら、
初心者でも問題なさそうです。
次は工具の長さに注意して行いたいと思います
ファイル_002
終わったらお掃除

あとは、色々使ってみて、使い勝手を探っていきたいと思います。

とりあえずレビューでした!

これオモシロイツールです!

HAND