はじめに
訳が分からなかったプログラムの設定も、今日でとりあえず終わります。

・パーツ毎に測定して、出来るだけ精度の高いプリンタになるように設定。
・作りたいモデルをプリント。

これで、ひとまずデルタ型プリンタが使えるようになります

ソフトウェアの設定

前回、ソフトウェア"arduino"には、3Dプリンタの高さを認識してもらいました。
今回は、横幅とかアームからノズルまでの距離感を覚えてもらいます。


お手持ちの3Dプリンタ用の"arduino"を立ち上げます。
"configuration.h"タブ→「#define DELTA_DIAGONAL_ROD」の行に移動。

ここら辺の数値を、3Dプリンタのある箇所を実際に測定して入力します。
それはコチラ↓

DeltaKinematics
プリントする時は、この数値を基準にして決められた座標へ動きます。
ですから、この値がデキトーですと正確な位置で造形してくれません。

ノズルの半径・玉の半径など計算しながら、値を入力していきます。

入力し終えたら、anycubicへ送ります。

ノズル高さ調整
次に、プレート全体で造形できるようにするために、ノズル高さ調整を行います。
IMG_20170331_093019IMG_20170331_101303
anycubicのプレートは、高さ調整装置がないため、どうしても平行が出ません。

そこで、簡易的な方法で調節していきます。
それは

3点の高さを揃える!
です。
BlogPaint
この3点の高さを、真ん中の高さと同じ値 "Z0" に持っていきます。
そうすると、全体での造形が出来るぐらいのフラットになります。

やり方は簡単。

プリンタを動かすソフト"pronterface"などを立ち上げます。
IMG_20170526_095753
まずは、なるべくZ軸のベルトに近い位置にノズルを移動させて
プレートとの距離を詰めていきます。

その際の、Gコードの動かし方は
”G1 X〇〇 Y〇〇 Z〇〇”です。
探り探り、入力してヘッドを動かしていきます。


プレートとノズルの位置が0になったところで、
Zの値を確認。

そして、その値を0にするために、
BlogPaint
原始的ですが、このネジで調整していきます。
Zが+なら、ネジは左回り。
Zがーなら、ネジは右回り
に回します。

一回転、0.5mm動きますので、それを目安に調整。


そして、G28で一旦ホームポジションに戻り、
先ほどと同じ工程で、再び恐る恐るZを0に持っていきます。

Zが0の時、挟んだ紙がいい感じに挟まっていたら、成功です!


他の2点も同じ作業で、0を出します。


3点すべて測り終えたら、ノズルの高さ調整は終わりです!

※プレートは一度取れてしまうと、平行が狂ってしまうため
その時は、再度この作業を行う必要があります。


スライサーの設定
さあ、いよいよ造形していきましょう!

自作のプリンタには、replicatorやUPのような専用スライサーソフトはついておりません。
なので、無料のスライサを手に入れる必要があります。

今回は、"cura"という無料ソフトで造形の設定を行います。

①インストールしたら、
無題
"machine"タブ→"add new machine"
"other"を選択→"deltabot"を選択し、完了。

②"Machine"タブ→"Machine setting"
BlogPaint
●の数値をそれぞれ変更します。
(width,depthは余裕を見て、140にしています)

③印刷設定
無題無題
●は変更しなければならない数値です。
(スピードはゆっくりな設定ですので、お好みで変更ください。)

これで設定完了!


STLデータを用意して、loadすると...
無題
造形時間が表示されます。
大きさは好きな大きさに変更できます。

これを、SDカードに保存して...
3Dプリンタに挿して...
いざプリント開始!

おおっ。。
プレートの寸前で止まってくれて良かったです。

もし間違えていたら、ガラスを突き破ると思うと、何だかコワイ...

それでも、、、
IMG_20170330_143911
とりあえず、問題無く完成!

終わった~

まとめ
今回で、デルタ型プリンタの製作日誌は終わります。


今まで、Replicatorなどを使っていたので、なんとなく3Dプリンタを知っている状態でしたが、
いざ組み立ててみると、大事な部品、そうでない部品の区分けができたりと、より構造がはっきりと見えました。

しかし、それを動かすソフト面は、いまだに分からない事だらけです。
ReplicatorやUPは、その辺りの設定は必要ないので、
いかに親切に作っていくれていたか、身に沁みました。(その分高いけど)

ネットを見ると、プログラムを一から書いたり、加えたり
すごい人がたくさんいるものです


まあでも、
素人でもここまで組み立てられたから、よしとしましょう!

これからも、デルタプリンタを使いながら、ちょっとずつ勉強していきます!


長い記事になってしましたが、

最後までお読み下さりありがとうございました