はじめに

2018年になっても新しい3Dプリンターは続々登場していて、ブームはまだまだ続きそうです。
そして今後日本では、格安プリンターよりも50万以上の企業向け3Dプリンターが伸びて来ると予想されています。

このブログをご覧になられているあなたも、まさにそのクラスのプリンターを探していたお一人でしょうか。


数あるプリンターの中で、"Raise3D"に行き当たりましたら、このブログが参考になると思います。

決して安い買い物ではないので、このブログが3Dプリンター購入の判断材料になればうれしいです。

スライサーについて
前回の記事では、他社機種とのコスパを比較してみました。

今回は、Raise3Dオリジナルスライサー"ideamaker"の使い勝手を見てみます。


インターフェース
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最上部タブの他に、ショートカットコマンドが表示されています。
その中でも、他のスライサーソフトには無さそうな機能をピックアップします。

カット
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水平にカットされて、モデルが二分割できます。
これにより好きなところで二色造形が出来たり、体と頭それぞれを造形出来たりします

サポート
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柱の大きさやオーバーハング角度を適当に調整した後、「自動サポート」を押すだけでいい感じにサポートを生成してくれます。
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また、「手動サポート」を使うと、このように支柱が登場して
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好きなところにサポートの追加・除去が出来たり、サポートとモデルの距離をくっつけたり離したりと、自由に変更できます。

修復
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例えば、STLデータが壊れていたとしても、このスライサーには自動修復機能が付いているので、勝手にプリントできるデーターに修復してくれます。

断面
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「クロスセクション」という機能を使うと、中身まで見ることが出来ます。

このように、ダウンロードしたモデルの見た目を、さらに編集する機能が沢山備わっています。

さらに...

プリント設定
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プリント中の設定もかなり細かく編集できるようになっています。
層ごとのスピード変更、リトラクトの設定など、マニアックな調整も一発で可能に。



そして、意外に思われるかもしれませんが…


他のスライサーソフトよりもスライサー処理が速いです!

スライス時間
Makerbot,UPstudio,Curaをそれぞれ同条件で比較します。
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結果発表

makerbot:16分25秒
up studio:50秒
cura:3分50秒
ideamaker:15秒


圧倒的!


まとめ
上位機種の3Dプリンターだけあって、スライサーソフトも充実しています。

別の同じ価格の3Dプリンターでお悩みでしたら、この部分も比較することをオススメします。