2017年02月18日

私たちの家づくり

長く曲がりくねった道。気がつけばもう後には引けないわたしのポジション。
色々と考えることばかり。
ルーティンワークが大嫌いで、いつもなにかしら違ったことをやりたい。家づくりも長い経験から割り出された方程式があって、その方程式に則って歩むぶんには間違いも少ないのでしょうが、新しいことに挑戦するのは多少の勇気とエイヤっの決断。その結果を引き受けるだけのぶ厚い経験の裏打ち。それはなにも建築だけとは限らない。建築も含めた人生のすべてがこの家に表現されてくる、という覚悟。
先日も左官のSさんと洗い出しの仕上げについてわたしの経験を話していたら、
「もう、なんでも自分でやらないでくださいよ」 
と、冗談半分で呆れられてしまいました。 

仕上げの段階に入るといろいろなことをやるわたしを見て、とある職人が、
「社長、社長はもともとなに屋さんですか?」 

 そうだよね。その質問は鋭いけれど、残念ながら答えている暇がない。少しでも良い家になるようにと、寝る間も惜しんで考える。考える。考える。
考えることをやめたら家づくりはそこまで。
家づくりには最初から一本の道がある。この家にこの一本。その道が見えるようになるには、その答えを追い求める他に道がない。だから考える。 考える。考える。
最初からすでにそこに在る、あの一本の道。

sugi

















杉板に塗装するとなるとオイルフィニッシュ仕上げか蜜蝋のワックス仕上げ、または柿渋で仕上げるのが無難な線?この写真はじつは杉板にリボスの石松を塗って5分ほどで拭き取っています。杉板の独特の赤みは消えてしまいましたが、この色合い、この古びたような濃淡がわたしは気に入っています。

 


comohouse at 21:32│Comments(0)TrackBack(0)建築雑感 

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