再録。日本の闇。メリークリスマス!

2022年12月14日

再録。「キンチョーの夏、日本の闇」

私たちはけっして忘れない!
今日現在、未だに犯人とされる山上の動静は一切伝えられてこない。まるでそんな男はこの世にいないかの如く山上という存在は消されていく。いったい誰が仕組んだのか?なんのために?
一国の元総理大臣が白昼堂々と殺されて、その重大な事案をマスコミが一切報道しないこの異常な世界。

この事件の後、わたしの頭から離れないあるひとつの妄想があります。
「予告された殺人の記録」
南米コロンビアの作家、ガルシア・マルケスの小説です。コロンビアの名もない地方の小さな町で、殺される本人以外町のすべての人が知っている予告された殺人。白昼堂々とその惨劇は繰り広げられた。まるで祝祭のように。
奈良県警は知っていたのか?事件の直前急遽安倍総理を選挙応援に呼んだ自民党奈良県本部は知っていたのか?圧勝間違い無しの自民党候補者が他陣営から追い上げられて危ないという名目で安倍総理の応援を頼み、しかし二日後の結果はなんのことはないやっぱり圧勝だった。???

「弊社ブログ、7月20日付け。」


今年の夏の到来は例年にくらべて早かった。梅雨があっさりと姿を消すと怒涛の夏がやってくる。そう、ヤーヤーヤー!と。

なぜか今年は蚊が少ないですね。事務所の裏に大きな木がそびえて、そこら辺が鬱蒼としているせいで毎年夏は裏の玄関をあけると蚊に悩まされたものですが、それが今年はほとんどいない。
悪党がはびこると流石に蚊も怖気づくのかおかげさまで南向きのデッキ側のドアをあけ、北側のドアをあけていると風がとおってこの上なく涼しい。おまけにキンチョーまで炊くとああ、日本の夏。

しかし、気持ちよく涼んでばかりもいられない。明るい夏の日差しの裏にどす黒い闇がよこたわっている。
ネットのニュース配信を眺めていると、元総理の暗殺事件が静かに隅に追いやられ、統一教会の闇と犯人に仕立て上げられた悲しい男の不幸な人生がクローズアップされてまるでワイドショーの絶好の餌場、この路線で突き進めと大号令がかかる。

安倍元首相暗殺事件はほんとうに山上の単独犯行なのか?共犯者はいないのか?共犯者がいるかもしれないという疑いをこんなにも早い段階で排除する根拠はなんなのか?なぜ犯行の一時間後には元海上自衛官という二十年前の経歴のみ明らかにされたのか?それは警察発表なのか?しかも間髪をいれず、統一教会との関連と親の破産まで調べ上げて、これも警察発表なのか?それだけあれば充分だとばかりにこの断片で他の可能性を一切排除するこの出来すぎたストーリー。
すくなくとも今日までの報道では、共犯者の存在を疑う報道は一切ない。
つまり、これは、共犯者がいるということなのでしょう。
ケネディ暗殺事件とおなじくらいに真犯人がほかにいる。

しかしメディアとは何でしょうか?わたしたちはメディアを信じてよいのでしょうか?メディアはそれほど信頼できる正義の持ち主でしょうか?
メディアに勝る嘘つきがこの世にあるでしょうか?
世界一の嘘つきがメディアであることは間違いないでしょう。
わたしたちは常にメディアの暴力に翻弄されている。
メディアがイエスといえばノーが正しい。メディアが赤といえば黒が正しい。メディアがあいつが怪しいといえばほんとうに怪しいやつは他にいるということ。
テレビのコメンテータという職業人をよ〜く見てご覧なさい。あの顔、あの佇まい、あの下品な言動。そのすべてが良心とはほど遠いところにあることに気が付きませんか?
ひとの心は顔にでる。テレビの画面を通してみるとそれがさらにいっそうはっきりと見えてくる。

わたしたちはこの怖ろしい暴力を忘れてはならない。

追記:
7/18 のツイッター記事から。
若狭勝氏「私の検事としての経験上、山上容疑者が事件直後から動機をペラペラしゃべるのが引っ掛かる。一般論では本当の動機を隠し、違う動機を話す犯人が多い」










comohouse at 19:58│ 勝手にしやがれ 
再録。日本の闇。メリークリスマス!