What'd I Say転勤の季節だッ(恋の季節)?

2024年03月01日

明治村へ行って来た。

先日九州に帰省するおり、途中名古屋で下車して名鉄線とバスを乗り継ぎ念願の明治村へ行ってきました。目的はただひとつ。あのフランク・ロイド・ライトの設計になる「旧帝国ホテル」を見たい、というその一念。

ついに念願叶う日がやってきたのです。

じつは名古屋は初めて。あの河村市長を生んだ名古屋です。さぞ個性的なんだろうな、と覚悟を決めていざ見参。名鉄線の電車の中で🚃興味津々、まるでオノボリさん。良い意味で名古屋という地方色豊かな土地柄がひと目でわかるようです。そうやって電車の中でもキョロキョロキョロキョロ。すると、あっ、いた、なんとも言えず個性が破れたような奴が。🤪

平日の午前9時台。まばらな乗客。四十前のちょっと摩訶不思議なサラリーマン風情のお兄さん🧑‍💼。下車するときの立ち居振る舞いがなんと言いましょうか?

いえいえ、とても私ごときの筆力であの破れかぶれの信長みたいな男性を描写することは叶わない。やすしきよしのやすしみたいな奴、と言ってもあたらない。う〜ん!兎に角可笑しい。ちょっとした仕草が笑っちゃう。愛らしいとも言えますが、いや、ここは、、、止めておこう!🤪

このままいくと明治村に辿り着かないかもしれません。


さて、気を取り直して明治村、その全体が見応えのある博物館?と呼べるでしょうが、いくつかのエリアに分かれていて、一日で回りきるのはちょっと難儀です。

幸いなことにこの日は快晴、風もなくまるで小春日和。真冬の寒い日はちょっと辛いな、なんてほくそ笑みながらニタリ。(笑)

山を切り開いてできた場内ですから自然の坂や階段もあり、東京ディズニーランドのようなわけにはまいりません。TDLが海っペリにできたのはそういう訳もあるかもね?ユニバーサルジャパンも海岸っペリ?

子どもたちには坂は向かない、では年寄りには坂は向いてるの?と、これは憎まれ口。🤪


さてさて、そのアップダウンをハチマキ捻ってテキトーに端折りながらも匍匐前進、とても制覇とまでは口が裂けても言えませんが、そこそこ堪能しながらも、いい按配でお昼です。するとまた、そんな時間にそんな場所に都合よく昭和のレストランがあるんです。明治村とはいえさすがに明治のレストランはありえない。それでも昭和の味を楽しみながら、制覇した古い建物にチェックをいれ、ああだこうだとウンチクを傾けて、さあ、お腹も満腹、さて、いよいよ佳境、汽笛一声新橋を。いざ、旧帝国ホテルは目と鼻の先、レッツゴー!


明治村を俯瞰してみれば、その配置の白眉が帝国ホテルであることは一目瞭然、その圧倒的な佇まい。わたしたち建築に携わる者にとって永遠の見果てぬ夢、尽きぬ泉、嗚呼、これが帝国ホテルなのか。
さすがに天井は低い。地を這うようにベターっと低空飛行を強いられて、そしてまた一転してダイナミックな吹き抜けの空間が、その対比が素晴らしい。そしてまた、石積みの壁に施された鮮やかなデザインとその意匠。よくぞここまで、とため息の出るその人間技に、根気良く伴走したライトの執念に脱帽です。デザインを考えるのは仕事ですから、しかし、それを実現させるのは人と人のぶつかり合いです。
建築会社をやっていると人を動かすことの困難さにイヤでもぶつかります。ライトはまなじりを決して百万人といえども我行かん!
嗚呼、その覚悟や如何に。

明治村の旧帝国ホテルはライトが実現した帝国ホテルの全貌のわずかに玄関ロビー部だけなのです。
かけがえのない宝物は夢のまた夢。
また行きたいな。

建築は偉大だなぁ.


teikokufranklloyd



comohouse at 18:38│ 思いは遥か 
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