2024年08月31日
結婚にまつわるたったひとつの条件
「ああ結婚」
ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ。
わたしたちの時代では平成天皇と美智子様のご結婚がおさな心にも鮮烈な印象がありますが、ダイアナ妃とチャールズ皇太子のご結婚も印象的です。
が、しかししかし、そんなことよりも自分の結婚のほうが鮮烈だろう、とはあたりまえの話ですがまずそれが一等最初でなければ人生なにかが狂っていると揚げ足を取られてしまいますね。😁
そう、結婚。
人生はひとりでは生きられない。生きられるかもしれないが、あまりにもやるせない。共に人生を歩むには何か決定的な瞬間がなければならない。しかし、そうは言っても人生は往々にして単純なもの。
人生はひとりでは生きられない。生きられるかもしれないが、あまりにもやるせない。共に人生を歩むには何か決定的な瞬間がなければならない。しかし、そうは言っても人生は往々にして単純なもの。
いつも花ばかり送ってつまらないのですが、人生もまた、単純なものなんですね。
これはハイネの言葉だったか?
単純な人生。
しかし私たちは単純であることを笑えない。波乱万丈の人生は傍目には面白そうでも当人にとっては波間で翻弄される小型船のようにぐうらぐうらと船酔いののような人生であることはなかなかに骨が折れるもの。
さて、シンプルであること。シンプルと味気無いはまた違う。
味気ない結婚生活というものも一方にはある。噛んでも噛んでも味が染み渡る。そんな結婚を夢見るにはお互いの相性が決定的である。
この相性というものを深く考えて見るにつけ、なかなかに一筋縄ではいかない。
男と女の相性は、突き詰めて言えば謝ることだとわたしは思うのです。結婚生活は二つの異なる個性のぶつかり合い。ついつい腹をたてること、行き違い、娯解、思い過ごし、疑念。
わたしたちは小さな個性。ちいさな人格。ちいさき人。
相手を思いやれば何事につけまずは自分から謝ること。結婚生活は勝ち負けではない。相手の嫌がることをしてしまうのが自分。相手だって心ならずも嫌なことをしてしまう。だから、最初に謝ったほうが勝負は引き分け、引き分けに持ち込むことが結婚生活の大事な要諦。
さて、そんなわたしもまた、一度とならずつまらないことで腹を立て、家内を悲しませたことがあります。その深い反省の上に立ってこんな事も言えるのですが、いつも花ばかり送ってつまらないのですが、All my loving そう、花すら送らない人生はさらに単調でつまらない。
comohouse at 22:58│
│日々これ精進