2005年07月31日

取材? 飲み?

某誌取材でスーパーチャンネルの「INDEX Premium」収録現場へ。
通常放送の「SUPER INDEX」は相内優香さんを司会にパックンマックンと進行する解説番組で、今回の「INDEX Premium」はジェリー・アンダーソン作品の放映に合わせたスペシャル編。池田憲章さんを講師、ゲストに庵野秀明さんが登場する内容。資料協力で伊藤秀明さんもいらっしゃってた。ケイブンシャの「ウルトラマン大百科」や朝日ソノラマのファンタスティックコレクションを読んで小中学生の俺は改めてなにかに目覚めたけど、未だにそれは変わらず。先達の解説を読んだり見たり聞いたりして今でも膝を叩き続けているのだ。特にケイブンシャのコラムで書かれていた「セブンのカプセル怪獣の残り2匹」ってネタは、よく反すうしてます。あと2匹、どんなヤツだったんだろう。
収録を終えたパックンマックンと並んでもらって撮影させてもらう。スタジオから出てきたばかりだったせいか、パックンマックンは2人とも腹式呼吸でしゃべってて気持ちいい。
30分番組らしいけど、60分ほどトークを収録。憲章さんと庵野さんの濃い話題に相内さんが必死に食いつこうとしているのが面白かった。放送は8月末だそう。
終了後、編集さんと庵野さんとお好み焼き屋で飲む。〆切まで日数があるので、ほぼ仕事と無関係な話に終始。俺、一方的に楽しんでばかりでいいのかしら。しこたま酔って帰宅。ゴミ捨てして一旦寝る。  

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2005年07月30日

視覚トリック

0a5d9762.jpg視覚に訴える刺激が好きだ。特撮が好きなのもそうした嗜好と関係してるのかもしれない。
立体写真関係のムックとか、騙し絵や錯視系の図鑑など一時期買いまくっていた。
上の写真は去年ネット上を賑わせた錯視トリック。有名なものなので見かけた人も多いと思う。
一見すると明るさの異なるように見えるAとBのパネルが、実はまったく同じ色なのだ。
周囲と比べて「明るい 暗い」の単純な比較で認知することを利用した錯覚、らしいけれど、何回見ても明らかに異なる色に見えてしまう。
これに比べると全然大したことはないけれど、ウチの窓からもちょっとした視覚トリック的風景を眺めることができるのだ。
下の写真がウチの窓からの眺め。
アイコンで見ると、街灯の光が輪を描いているのが不思議な感じではないですか?
クリックしてもらえば判るように、カーブに沿って谷間が位置している地形的な構造のせい。肉眼だと道のうねりが確認しづらいので、さらに効果的に見えるのですが。
初めて気付いた時はちょっと驚いた景色でした。街灯  
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2005年07月28日

「たちばな」行ってきた

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友人Mから「晩メシ食わない?」と誘われ、ついでにさとくんを呼び出し小川町へ。
「蕎麦とぜんざいを食うのだ」というMについていくと、連れて行かれたのは「仮面ライダー響鬼」に「甘味処たちばな」として登場している老舗の汁粉屋・竹むらだった。M本人は単純に「美味い店」として案内してくれたらしい。俺は店内奥にある「もっちーの指定席」辺りが気になったのだが、「響鬼」を見ていないMはさっさと座敷に上がってしまう。「そこはあんまりカメラに入らないのにィ」とか思いつつ、わざわざ言うことでもないので上がりこむ。ここは昭和5年に創業した当時の外観を保っているそうで、東京都の景観条例に基づく歴史的建造物にも指定されているらしい。池波正太郎も贔屓にしていたそうな。クラシカルな店内は劇中そのままで、まるでセットの中にいるような気分。俺はクリームみつ豆を注文。おいしゅうございました。
次いですぐそばにある神田まつやへ。こちらは大正期からの建造物だとか。由緒ある老舗ながら敷居は低く、庶民的な雰囲気のそば屋。大もりとわさびいもに、焼き鳥とビールを頼む。こちらも美味い美味い。
神保町からも歩いて行ける距離なので、また行ってみようと思う。

写真は「竹むら」外観。行きがけに見た雲が成田亨っぽくて感動  
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2005年07月27日

月例地獄終了

25日の深夜で徳間書店「ハイパーホビー」の月例地獄終了。
今月は12ページ+1/6ページとネタが多かったので結構大変だった。
ネタが増えるということはメーカーや製作会社、版元、関係者など、連絡先が増えるということで、連絡事項の苦手な俺にはかなりの踏ん張りが必要なのだ。
そんでも基本的には好きで「やる!やらせろ!」(あるいは「もう取材したから!」)と名乗りを上げて担当しているものばかりなので、もちろん楽しいのですが。
それよりなにより毎月校了時期が近づくにつれ、資料やらメモやらプリントアウトしたものやらでどんどん重くなっていくカバンがキツい。日に日に重みを増していき、ある日を境に片手だと網棚に乗せるのも危うくなっている。これを「カバンの子泣き爺化現象」と呼ぶ。腰と肩が痛いのだ。

写真は「そんなこと知らにゃいわ」と寝るネコ。舌出てるよ!舌出し  
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2005年07月25日

アンパンマンと藤本先生のこと

15a1dd61.jpg構成を担当した「キューブらんど それいけ! アンパンマンくっつくんです2」(徳間書店)が、25日頃に発売。
バンダイのガシャポン磁石フィギュア「くっつくんです」シリーズが今年で10周年だそうで、それにちなんでクイズを10問揃えました。さらにお楽しみページに5つのゲーム企画も押し込み、幼児向け絵本ながらギュウギュウと詰まった誌面構成になっています。
製作日数にゆとりがなかったことと、同時期にMFBの「ウルトラマンタロウ」が走っていたこともあって、喧々諤々の日々でした。が、めちゃくちゃ優秀なデザイナー2名の健闘に支えられ、充実した内容になったと思います。
「アンパンマン」は劇場版1作目の「キラキラ星の涙」(89年)を劇場で見て大感激し、LDも購入した作品です。90年代の頭頃に「アンパンマン」のパーティーがあり、漫画家のMoo.念平さんに誘われて参加しました。確か「テレビ放送○年+アンパンマンショップ開店○年+映画シリーズ○年=○周年」を謳ったパーティーで、やなせ先生が関係者を労うためにご自分のポケットマネーで開催されたものだったように記憶しています。ふと気付くと会場の隅に藤本弘先生のお姿を発見しました。どうやらお一人でいらっしゃった様子。しばらくして着ぐるみのアンパンマンたちに囲まれながらやなせ先生が会場内に入場したのですが、このパレードを見送る藤本先生の優しげな表情がとても強く印象に残っています。「やなせさん家のお子さんも元気に育ったなぁ」といった眼差しに感じ取れました。
藤本先生に話しかけるべく「ひとまずなにか食べるものを」「先生、肉がお好きだったハズだけど」とMoo.さんとドタバタ打ち合わせ、とりあえず近くにあった寿司のカウンターに並んだのですが、寿司をゲットしてみたらもう先生の姿は消えていました。お忙しい中、きっとやなせ先生の晴れ姿を見に駆けつけたのだと思います。あの日以来、頭の中ではドラえもんとアンパンマンが握手をしているのです。  
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2005年07月22日

ウルトラマンフェスティバル2005(※ややステージネタバレ)

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22日はサンシャインシティで行われる「バンダイ ウルトラマンフェスティバル2005」の内覧会へ。取材ではなく完全な趣味、のつもりだったのだけれど、直前にページ担当から連絡が入って
「今日行けなくなったからよろしく。あと、限定エレキングも」とのこと。
カメラさんと合流して、急遽俺が指示出しすることに。こちらとしては引け目なく
記録しておきたいものを撮影できるようになったので、むしろ嬉しい。
オープニングセレモニーとしてバルタン星人によるテープカットが行われ、
取材陣が盛んにフラッシュを焚いていた。ウルトラ兄弟にハサミを渡す役を
なぜかゼネキンダール人が務めていたのがおかしかった。
ちなみにバルタンのハサミは切れたテープを掴んでいただけでした(笑)。
毎回質の高いショーを見せる「ウルトラステージ」は子どものダダが駄々をこねる内容。
テーマとしては「ティガ」第39話「拝啓ウルトラマン様」のような感じで
不覚にも泣いてしまったよ、俺は。
会場内はウルトラシリーズの変遷を年代順に展示した構成。
「セブン」の操演宇宙人ゾーンとか良かったです。毎年恒例の「トレインツアー」、
今年の列車はナース型。小さい子向けの乗り物なので、さすがに期間中は乗ったことが
なかったのだけれど、今回は取材陣しかいないので乗り込む。
どうやら展示テーマは「夏休み」でまとめられているらしく、ノコギリンやダイオリウスといった
昆虫型怪獣ゾーンや、ラゴンやカンデア(凄いセレクト!)などのいる海の怪獣ゾーンなどを
通過していく。一周するのに3分もないであろう短いコースだけれど、これはとても面白かった。
子連れじゃないと利用しづらいだろうけど、これはおススメです。
あ、跨る時は先にお尻を着けてから足を乗せた方がいいです。
ミニ列車の車両は軽いので、足をかけると傾きますよ。
「ウルフェス」も今年で15年目。夏のお祭りとして今後も長く続いてほしい。
「ウルトラマンフェスティバル」

写真はテープカットの様子と、見慣れぬ怪獣の飛び人形。
公園側入り口の立像は今年もネクサスのアンファンスでした。  
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2005年07月21日

オトナの怪獣ごっこマックス

95fe47d4.jpg21日は「めばえ」のウルトラマンページの撮影。
7月2日から新番組「ウルトラマンマックス」が始まり、8月号と9月号は「マックス」のスチールを使った紹介記事だったので、2ヶ月置いてのジオラマ撮影だった。
今回は「火山島の大決戦」のイメージ。成田亨は、予算の都合上で改造怪獣をデザインしなければならない時「なにか一箇所別の要素を入れて、そこに注目させるとよい」といったことを述べていたのだけれど、それにならってポイントとなる舞台設定を考えています。毎回ジオラマを製作してくれているHさんは、成田さんの元で「麻雀放浪記」や「この子を残して」などの劇場用作品のセットを手がけてきたベテランなので、改めてそんな話をする必要もないのです。心強い!
そして、これまたベテランカメラマンのMさんが火山のエフェクトを最大限に活かす画面作りをしてくれて、今回も迫力と楽しさ満点の写真が仕上がりました。「マックス」は懐かしい怪獣たちも再登場する内容なので、「めばえ」ライクな展開がしやすくて嬉しいなぁ。

写真は撮影のようす。仕上がりは9月1日売りの「めばえ」10月号でどうぞ。  
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2005年07月19日

東京おもちゃショー

edf51608.jpgシルク19日はビッグサイトで開催された「東京おもちゃショー」へ。連日の疲れから、バンダイの商談会でちょっと居眠りしてしまう。
写真のドラフィギュアは香港だかのメーカーの出品。ケーキのように切り分けられたベースの上にフィギュアが乗っていて、全部集めると35周年の文字が現れる仕様。各大長編ごとの衣裳を着たドラのフィギュアは多いけど、妖精のシルクが立体化されるのは珍しいんじゃなかろうか。
「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督の新作版「キング・コング」の予告がかかっていたんだけれど、これがめちゃくちゃ面白そうな怪獣映画になってる雰囲気。新作キング・コングと、ウィリス・オブライエンの33年版コングのソフビも発売されるらしい! 公開は12月。予告は公式サイトで見れます↓
「キング・コング」  
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2005年07月13日

「仮面ライダー THE FIRST」

2f04db75.jpg12日は都内にて「仮面ライダー THE FIRST」の製作発表。
原作の「仮面ライダー」を換骨奪胎し、続編でもリメイクでもない初映像化となる「ライダー」の真の物語を描く、との由。
スチールを見てもピンときてなかったのだけど、実際に目の当たりにした新ライダースーツはことのほかカッコよく、「アウトラインを変えずに細部を見直すリファイン」は大成功しているんじゃなかろうか。
プレスに掲載されたスチールを見ると、バイクアクションも、怪人の特性を活かしたアクションも、ライダーキックもきちんと描かれる様子。にわかに期待感が増してきた。
夕方から本郷猛役の黄川田将也さん、一文字隼人役の高野八誠さん、緑川あすか役の小嶺麗奈さんのインタビュー。キャスティングが発表された時「本郷と一文字は逆の方がいいんじゃ?」と思っていたけど、ひたむきに真っすぐな本郷、洒脱な一文字になっていそうで、この配役は正解かも。
渡辺謙が「こっちに出れば良かった」と地団駄踏む勢いで、蝙蝠男や蜘蛛男を蹴散らしてくれ!
11月に劇場公開の予定。「仮面ライダー THE FIRST」

写真はまたもや印象派。取材陣の数は相変わらず凄かった。  
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2005年07月12日

「ドラ単」

182dda91.jpg参加した「ドラえもんで英単語 DoRa-TaN」の見本をもらう。
タイトル通り「ドラえもん」で覚える英単語帳。英単語に合わせて「ドラ」の原作まんがから適切なコマを抜き出す、という作業を担当したのだけど、これが想像した通りかなりの難作業だった。英単語帳なので似たような単語も出てくるし、「大仏」やら「スラング」やらといった「そんなん出てくるか?」と疑いたくなる単語を探さなければならない。なにより副詞などの曖昧な単語がやっかいだった。4人がかりで数ヶ月間「ひぃこら」と土日を費やした成果をご確認いただければ幸い。
複数で作業にあたったので記憶が曖昧なものも多かったのだけど、「potato(ポテト、じゃがいも)」の項目に爆笑した。「この単語ならこの絵の方が適切だ!」とか、抜き出したコマの出典を当てるとか、マニアックな楽しみ方もできます。
まんがコーナーに並べる書店も続出すると見た。  
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