朝9:00にホテルを出発と言う事だが、早めにロビー階に下りて、昨日は夜で余り解らなかった近辺の景色を見に外に出てみた。とても落ち着いた綺麗な町並みで、本当に普通の町に居る感があった。同じナイジェリアの国内でも、こんなに違うものかと、その変化に少なからず驚いていたら、他のメンバー達もやってきた。そろそろ出発しようかと言う事でミニバンタクシーに乗り込み、ホテルから15分ほどの場所に移動した。
到着した場所は、見た目は日本の団地のようなのだが、3階建ての建物が4棟ほど2列にきちんと並んでおり、それぞれのユニットには看板が取り付けられている。事務所や店舗だけが入居している、見るからに“商業団地”だ。駐車場にタクシーが入っていった。ここから長距離用ミニバンをチャーターすると言う事で、我々は旅行会社のような会社に来たわけだ。15分ほどの折衝が終わり、ミニバンタクシーは出発した。何でも良いから、とにかく冷房がしっかり効く車にしてくれとだけお願いしておいたので、冷房は問題ないようだったが、騒音は凄い。
今日訪問する場所は、アブジャから200kmほど離れた、どう発音するのか良く分からないが、イタクぺとパートナー達が言っていたように思う。約3時間程のドライブだそうで、訪問する会社は、その地にある鉄鉱石の精製所だ。
車は街中から国道のハイウエイに入った。最初は片道4車線あった道が途中から2車線になり、その道が何処までも続いて行く。途中森のような場所を通ったり、がけっぷちを走ったり、眺めは単調だけどそれなりに楽しめた。
ただ、ナイジェリアで交通事故が最も多いハイウエイと言われているらしいが、その理由がまもなく分かった。対向車線が2車線のはずなのに、突然3台の車が並んだのだ。要するに道路の外に車を乗り入れ、それから抜こうとするのである。または反対車線、要するに我々の車線を使って、自分の前の車を抜くのである。“マジっすか?”って感じだったけど、ドライバーも周りのパートナーも“ワオー”と言うだけで、“こんなもんでしょ”ってな感じだった。何はともあれ、エキサイティングなハイウエイだ。実は面白そうだったから運転させてもらいたくて、ドライバーにそれとなく尋ねてみたら、他のメンバーが一斉に“NO!!!”っとフォント36の大きさで答えた。残念ながら、スリリングなドライビングテクニックは誰にもお見せできなかった。(残念!)
昼時になったので、高速から街道に変わった所で、広々としたレストエリアに入って行った。さまざまな屋台やお店がある。30分ほど休憩を取る事にした。典型的なナイジェリアン・ファーストフード店で食事を摂ったのだが、それがまた美味しかった。本当に僕はナイジェリアンフードにはまっていた。
その後駐車場を取り囲むように並んでいる様々な屋台を見て回った。果物や野菜、お菓子や、日常製品が売られていた。ちょうどタバコを切らしてしまったので、タバコを販売している屋台に行って、“メンソール欲しいんだけど”と店主の女性に言ったら、あいにく切らしているといった瞬間に、12〜13歳の女の子が猛スピードでどこかに走って行った。“直戻るから少し待って欲しい”と懇願するように言うので“わかった、待つから気にしないで”と言いながら他の製品を見ていた。3分後位に、女の子が息を切らせながら戻って来た。3パックで米ドル換算で6ドルと言う事なので、10ドル分のナイラを渡し、4ドル分のナイラのお釣りを走ってくれた女の子にそっと渡した。僕としては、子供が僕のタバコの為に走った事にある種の罪悪感を持った為、そのお詫びとして彼女に渡したのだが、その女の子も店主の母親も凄く喜び、お辞儀までしてくれた。“お願いだから気にしないでね。ゴメンね”と僕の方から謝ってしまった。この母子の生活は厳しいのであろう事は直に分かった。だけど、力強く一生懸命生きているエネルギーも感じた。なんか、ほっとした一瞬でもあった。
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ナイジェリアに渡航前から、ナイジェリアフードにはかなりはまってました。ロスにも本格的なナイジェリアフードレストランがあるものですから、パートナーのTJとたまに足を運びます。本当に奥深い味わいだと思います。
正味一日しかなかった、今回のアブジャ滞在でしたので、短時間に駆け抜けるように過ごしたのです。もっとゆっくり過ごしたかったです。それも含めて、マリアさんのブログはとても勉強になりますし、楽しいです。
そうですね、あの母子にとっては4ドルだって大金だったんですよね。それを考えると、資源に富んだナイジェリア、政府の政策次第で大きく変わることが出来きるのに、、、、、。これから少しずつですが変わって行くと思いますよ。期待しましょう!!