2014年11月

2014年11月13日

堅実に財務状況を見直すタイミング


こんにちはコンサルジェント西日本担当の廣川です

日中は日差しが有る日はぽかぽかと気持ち良いですが、油断しますと朝晩が冷
え込む日が増えてきましたですね。こういう季節は風邪などひきやすいので、
皆様におかれましても、お体にお気を付けて下さいませ!

さて、私の担当エリアの関西の市場状況については、基本的にはあまり良くな
い感じがしております。

この4月からの消費増税後、資金繰り対策のテーマで4〜5件のお問合せが立て
続けに来まして、一旦落ち着いている状況とはいえ、潜在的に売上が落ちてい
る業種や企業様が多いのかもと、感じております。

例えば、ずっと堅調に成長を続けているセブン&アイホールディングスの鈴木
会長の最近のインタビューでも、普段強気と言われている鈴木会長が6〜8月に
限ってはマイナス2% (全体としては営業利益は前年比2%増ではあるものの
予測の3%を下回る)となったことも有ってか、

「これから5年後のコンビニは大きく変化する。ただ、どんなふうに変わるか、
僕にもわからない。」、と、潜在的な変化を感じておられるようです。

http://biz-journal.jp/2014/11/post_7287.html

百貨店、コンビニ、スーパー業界の全体の売上高は6カ月連続のマイナス成長、
自動車メーカーは為替がプラスに働いて、世界販売台数や全体利益はトヨタ自
動車の最高利益をはじめ非常に良い経常利益を出しておられ、素晴らしい反面、
国内需要は対前年比で2.8%の減少など厳しい状況が続いている様子ですね。

外食産業も基本、ワタミ、ゼンショー、、マクドナルドなど逆風が吹いている
企業も多い昨今ですね。

総じて大企業は景気はまだ、良い感じなのですが、中小企業など国内が主戦場
の企業は少し厳しい状況が続いている感じは致します。

鈴木会長では無いですが、なかなか変化の見通しがしにくい昨今かと思います。

様々な対策が有ろうかと存じますが、しっかりと堅実な経営の見直しなどを考
えるのも良い時期なのかもしれませんですね。

例えば、堅実に財務状況を見直すなどもこんな時期だからこそ良いかも知れま
せん。

『いかにお金を使わずに粗利を増加させるかを考える』 川原 拓馬先生

のコラムなども 足元を見直す時にご参考になるのでは、と思ったりしており
ます。

微力ながら関西を盛り上げれるようになりたいと思いつつ、又、皆様のご発展
等に少しでも、お役に立てるように努力して参れればと思っておりますので、
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。