米金利上昇はスローダウンしたが、先進国間の金利差は開いたままだ。

これがイールドハンティングによる米国への資金流入を加速させる。


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米ドルが引き続き強い。

ただでさえ米国に資金が流れ込む環境だったのに、トランプ氏の政策は実質金利を上昇させるのだから当然だろう。


LineChartMajorCcyUSD1f1_20161209


























米金利上昇・ドル高にも関わらず米株は上げている。

これは1995-2000年のドットコムバブルで見られた挙動だ。

まだバブルは始まったばかりと考える。


LineChartMajorEq1f1_20161209



























必然的にドルベースで対SP500の相対指数を見ると、みな右肩下がりになる。

米ドル+米株に投資するのが一番だ。


LineChartMajorEqvsSPX1f1_20161209



























米長期金利上昇により、ディフェンシブなどが売られている。

弊社の永久保有ポートフォリオは、今後バブルの中で相対的に冴えないパフォーマンスとなるだろう。

それでも長期的には、これほど手間や労力に対してリターンが高い戦略はない。

株価が下がっても、配当利回りが上がったと前向きに考えよう。



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これらの話は会員レポート DeepInside 2016年12月号
「マイナス金利ツインターボで米株バブルへ」
にて詳しく解説しています。

[今月のおしながき]
1.    11月はさらにドル高進む
2.    米金利上昇・ドル高でも米株が上がる異常さ
3.    イールドハンティングのメカニズム
4.    金利上昇でディフェンシブが売られる理由
5.    マイナス金利ツインターボで米株バブルへ
6.    まとめ:異常なバブル相場に対応する

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