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週末だけのグローバル投資  -生き残りの処方箋- 

第312号 トランプ外交の転換点 (1)緊迫する北朝鮮情勢

週1回発行
                      ワイルドインベスターズ株式会社
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北朝鮮情勢が緊迫しています。

核実験やミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対し、米国は「先制攻撃も辞さず」と空母打撃群を派遣しました。

4月15日は金日成生誕記念日であり、それに合わせて核実験が行われるとの観測がありました。

結果として核実験やミサイル発射は行われませんでしたが、いまだ緊張状態にあることは変わりありません。

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実のところ弊社は、北朝鮮に対する先制攻撃論が米議会で盛り上がっても本気にしていませんでした。

慰安婦合意不履行を不満として日本に帰国していた駐韓大使が4月4日に韓国に帰任しても、「おや?」という程度でした。

4月5日の北朝鮮ミサイル発射に対しティラーソン米国務長官が「もうコメントはない」と発言しても、スルーと同じ意味だと思っていました。

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4月7日、米軍がロシアに通告することなくシリアをミサイル攻撃しました。

このときは正直、「またかよ」と失望しました。

「米ロ対立が深刻化し、その間に中国(と北朝鮮)が漁夫の利を得る」という従来のパターンに陥ると思いました。

これは中国にとって最も有利な構図で、冷戦時代からずっと米国はそちらに誘導されて来たからです。

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そこで会員さんにはレポートやメールで

「トランプ政権内で『親ロ反中』勢力が力を失い、米ロ対立を煽られそう」

「また中東で火をつけられて、中国や北朝鮮については後回しにされる従来のパターン」

「これは中国や北朝鮮にとってうれしい話であり、日本にとっては歓迎できない動き」

と伝えました。

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しかし今回は違いました。

トランプ政権はすぐさま空母打撃群を朝鮮半島に派遣しました。
2017.4.9 10:02 産経
http://www.sankei.com/world/news/170409/wor1704090012-n1.html

ティラーソン米国務長官が「シリア攻撃は北朝鮮への警告も含む」と発言しました。
2017.4.10 07:01 産経
http://www.sankei.com/world/news/170410/wor1704100017-n1.html

トランプ大統領は米中首脳会談で北朝鮮情勢を協議し、習近平主席に対し「あんたがやらなければ俺がやる」と述べたことを明かにしました。

口だけだったオバマ前大統領とは違い、行動を伴った決意表明です。

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この時点で弊社は認識を改め、会員さんに投資戦略メールを出しました。

「単なるポーズであっても、日本にとって良い方向に持ち直した感じです。」

「長期的にはかなりの朗報であり、短期的には市場が大混乱する可能性があると準備しておきます。」

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今回集結した米軍が、何もせずに帰ることはないでしょう。

なぜなら彼らが帰った瞬間に北朝鮮が核実験やミサイル発射を再開する可能性が高いからです。

「米帝は我々に恐れをなして逃げ出した」ぐらいのことは言うはず。

それでは20年以上も騙され、おちょくられ続けた「六か国協議(六者会合)」の繰り返しになります。

少なくともミサイル攻撃などを行って撤収し、北朝鮮や中国が泣きついてから交渉開始と考えます。

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北朝鮮が「交渉に応じる」と歩み寄っても、中国が「平和的解決を」と提言しても、トランプ大統領は意に介しませんでした。

そうやって時間稼ぎをされて、核やミサイル開発を進められ南沙諸島に基地を作られた苦い経験があるからです。

トランプ大統領がマクマスター氏を起用している限り、世界は安定化に向かうと予想します。






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