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週末だけのグローバル投資  -生き残りの処方箋- 

第369号 米中冷戦シフト (6)日本のせいにしながら米朝首脳会談をドタキャン[予想]

週1回発行
                      ワイルドインベスターズ株式会社
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米朝首脳会談は6月12日にシンガポールで開催される予定です。

しかしそれが実現するかどうか、危ぶむ人も多いでしょう。

弊社が思うに、おそらく開催されないのではないでしょうか。

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なぜなら北朝鮮・韓国コンビの目的は、米国の攻撃を回避することだからです。

今年頭に「北朝鮮が平昌オリンピックへの参加を希望している」と韓国が発表。

その後はオリンピック、パラリンピック、韓国特使の北朝鮮派遣、米国への報告、南北首脳会談とイベントをつなげました。

「対話は続いている。攻撃なんてもってのほか」という雰囲気を作るためです。

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こうして平和ムードを盛り上げて時間を稼いでいる間に、相手国に潜んでいる仲間たちが「倒閣運動」で内側から揺さぶります。

今で言えば「トランプ降ろし」「安倍降ろし」です。

すると日本やアメリカの指導者は、国内不人気の劣勢を挽回しようと功を焦って騙されやすくなります。

北朝鮮は何度もこの手口で時間を稼ぎ、経済援助を得てきました。

古くなった核施設をいったん廃棄することで、制裁を解除してもらったこともあります。

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しかしいくらマスメディアが騒いでも、トランプ大統領も安倍首相も迷いません。

なぜなら

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- 過去何度もマスメディアのフェイクニュースに騙されて、肝が据わっている

- 国民もマスメディア・北朝鮮・中国のやり口に慣れ、支持を続けている

- 韓国・北朝鮮・中国に対し、先進諸国の官僚が厳しい目を向けるようになった
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ことが影響していると考えます。

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ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は4月29日、北朝鮮の核放棄は「リビア方式で」と述べました。

リビア方式とは「まず核廃棄を完全に実行」「それが確認が出来たら経済制裁を解く」というものです。

さらに米側は、開発に携わった技術者の海外移住を求めています。

それまで制裁を緩めるつもりはないとのこと。

「やめたフリ」は許さず、根こそぎ廃絶する構えです。

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核廃絶をする気のない北朝鮮にとって、これはマズイ情勢です。

「これ以上、人権問題を持ち出すな」

「持ち出したら交渉に応じない」

と言い出しました。

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そして拉致していた米国人3名を解放。

これは米国からの圧力をかわす意味と、日米を分断する狙いがあります。

「日本が拉致のことを言い出すなら、核廃棄はしない」

と言って、核廃棄が進まない原因を日本のせいにするためです。

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これはすでに六者協議でやられた手口。

他の国から「日本は黙ってろ!」と言われた感覚に陥りました。

ブッシュJr大統領はまんまと引っかかり、北朝鮮に対する「悪の枢軸指定」と「制裁」を解除しました。

このとき日本は第一次安倍政権だったので、その教訓をトランプ大統領に伝えているはずです。

この決断や、クリントン・オバマ時代の無作為が今の危機を招いたのです。

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日本が拉致を言おうが言うまいが、北朝鮮が核を捨てることはありません。

日米両政府はそれをわかっているため、決してブレないのです。

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おそらく北朝鮮は、日本のせいにしながら米朝首脳会談をドタキャンするでしょう。

「俺たちは核を捨てようと本気で交渉するつもりだった。

しかし日本がうるさいことを言うから台無しになった。

すべての責任は安倍にある!」

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それに韓国や中国が同調し、日本のマスメディアは「安倍ヤメロ!」と叫びます。

「日本の存在感なし」「安倍外交の敗北」「経済援助して主導権を取れ」

と騒ぎ立てます。

この構図は六者協議の頃から変わっていません。

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しかしそれを支える国民や、官僚の方が変わりました。

マスメディアの親北プロパガンダに対し、聞く耳を持たなくなってしまったのです。





(終)




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