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週末だけのグローバル投資  -生き残りの処方箋- 

第416号 ドットコムバブルと同じ「米株高+米ドル高」が復活

週1回発行
                      ワイルドインベスターズ株式会社

                      関東財務局長(金商)第1173号
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米株がジリジリ上昇を続け、昨年の史上最高値まであと一息のところまで戻ってきました。

個別銘柄によってはすでに高値を更新したものもあります。

ここのところ顕著な特徴は、米ドル高の逆風にもかかわらず上昇していること。

弊社が言う(パターンa)です。

やはり、ドットコムバブル期(1995-2000年)の上昇相場と非常に良く似ていると思います。

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景気そのものは、あまりパッとしません。

FRBは「家計支出と設備投資が鈍化している」という理由で引き締めスタンスを緩和。

今年の利上げ回数予想をゼロに引き下げ、保有資産の縮小を9月に停止すると発表しました。

IMFや他の国際機関・研究機関も、経済見通しを次々に下方修正しています。

それでも株価は上昇を続けているのです。

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ドットコムバブル期も全く同じでした。

米国景気が加熱するとインフレ圧力が高まり、FRBは金融を引き締めます。すると

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米金利上昇 → ドル高 → 輸入物価下落 → インフレ率低下 → 米株小幅高
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という展開で、「ドル高+米株小幅高」の(パターンa)となります。

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しばらくすると世界景気がスローダウンし始め、FRBは金融引き締めを緩めます。すると

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米金利低下 → ドル安 → 輸入物価上昇 → インフレ率低下 → 米株大幅高
            → 競争力アップ → 企業業績好転 → 米株大幅高
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という展開で、「ドル安+米株大幅高」の(パターンb)に入ります。

ドルベースで見ると上昇ペースが遅くなったり速くなったり、変化しているように見えます。

しかし円ベースで見ると、非常に安定したペースで米株が上昇を続けたのです。

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そもそも自由貿易と管理通貨制度を採用している先進国で、通貨高と株高が両立するケースは珍しいです。

(パターンb)は他の先進国でも良く見られますが、(パターンa)は地合いが異常に強くないと出現しません。

ドットコムバブル期は(パターンa)と(パターンb)が交互に出現して株価が上昇しました。

今回も同じパターンになっていますので、米株は相当強いと考えて良いでしょう。

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ただし最近に限って言えば、ドル高にもかかわらず新興国株やコモディティが相対的に強いです。

これも一般的には珍しい動きと言えるでしょう。

米株・米ドルに対して新興国の株と通貨が弱くなる「本流」が、一時的に弱まっています。

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ドットコムバブル期は途中で新興国から大きく崩れ、アジア危機(97年)・ロシア危機(98年)につながりました。

現在は新興国株・コモディティなどが強いですから、波乱の段階に達するまでしばらく時間がかかるのかもしれません。

しかしファンダメンタルズから考えると、いずれ新興国や欧州から脱落する国が出て来るでしょう。

本流ポジションを基本に、ネットロングを増減させる戦略を続けます。





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