36000人と同じ道を走り抜ける!
ボランティアの1万人を入れたら46000人!
応援者入れたら5万人!

それだけで、巨大なプロジェクトを任命された一員になったようなワクワクなイベント!
10倍以上の応募というコトは、36万人の人が走りたかった訳で…

そう思うだけで、貴重な時間を与えてもらい、
人はみな、人生に感動してたいんだよな…
とスタート地点からウルっときてしまう訳なんです。

マラソンとは、ギリシャの歴史からマラトンという場所の戦勝報告した際の数字からきてるらしく、42.195の195って何??
いつも苦しい最後に195メートルいらないよね!
みたく思うけどちゃんと意味を知る事により、
いらない195メートルではなく、
あと195メートルなんだ!と切り替えて楽しむようになりました。

今回で3度目のレース。
強運と言われるけど、乗り越えたい壁がある年に限って必ず当たるという不思議な仕組み。
ペース配分も身体の調子もこの日に合わせて
調整してきたはずの5年ぶりのレースで、
……まさかの失速。
思いどうりにいかないのが本番。

ハーフあたりまでキープできてたタイムでしたが、膝後ろにこむら返りを起こしてしまい、
歩くのもやっとという初めてのアクシデントでした。

筋肉量も体重も管理してたけど、
リカバリーという意味で
若くない現実を目の当たりにしました。
前日に受けたマッサージで、足の固さやつりを気にしてたけど、当日の気温の低さもあったかもしれない…
毎日トレーニングしても思いどうりにいかない悔しさに愕然としましたが、
タフになったのは精神の方…笑

車椅子レースの参加者、
寒い中応援に来た知人や家族、
沿道の声をあげて声援する人の顔を見渡すと
歩いても楽しくゴールまで行こう!
と決意し、普段はとらない給水ポイントで
バナナやみかんを口にしたり、ポカリを飲んで
1歩1歩富士山下山を思いだしながら
いい時ばかりじゃない人生の持ち上げ方を
考えて進みました。
美しい人とは一生懸命な人、
人を思いやる人、
笑顔になれる人、
人を赦せる人、
大きな愛の歌…

耳から流れるアイポッドのミュージックは、
心と景色を映画のワンシーンのように盛り立て、ただタイムを気にしすぎて走る今までよりもたくさんの世界を感じてみる事ができました。

足のハンディを毎日持ちながら生きる人への苦労や、目の見えない方を伴走して走るランナーな役目にも興味が沸いたり、
そして足を引きずって歩く私の名を呼ぶ母の声がした時、沿道までかけていき、抱きついて
泣いてしまいました。
お母さんって、セカイでたった一人の
お母さんなんだな。産んでくれた人…

私が3万人と走ろうがどこにいようが見つける母。この親子のテレパシーみたいな感覚は決して私だけでなく、全ての親子がそうなんだと思う。
友達の親も、そろそろうちの子、NYから帰ってくるわ…とかわかるらしいです。驚

走ってて必ず母は毎回、昔携帯がないハワイのホノルルマラソンの時でさえ私を見つけた。今回計3回足がつってからゴールまで、母や弟や知人が追っかけ応援をしてくれたから、
また少しずつ走りだして、笑顔でゴールしました。

どんなスポーツもあるかもしれないけど、マラソンという個人競技の中でのドラマや
自分との闘い、それから何よりいつもの東京がキラキラ見えるという楽しみ!

3度目にしてふんだんに満喫、
学びの5時間30分でした。
長かったなあ〜〜


やっぱり前へ進むパワーと
シンプルに生きてる喜びと
終わった時の一杯とかお湯に浸かりたいとか
好きな人に会いたいとか…

そういう当たり前の事を
感動したいならぜひ
走るのは楽しいです。笑
走りたいけど、ちょっと一人だとな…って方がいたら、私が走ろう会!作ろかな、と思ったので、一緒に楽しくランしましょう!

なんで金払ってまで
走んなきゃいけないの〜
ほぼほぼ周りの友人には
こう言われますが笑
小さい時に走る事をやめなきゃならなくなったリベンジを今最大にチャレンジしてる私としては、
チャレンジこそ人生でしょ?
と思ってます。
イモトに負けないくらいセカイに向かって
アスリート精神を鍛えます。

寒い中応援しに来てくれた友人、
気にしてメールで今何キロ地点か見ててくれた知人の方、
家族、沿道のボランティアの方
皆さんに感謝します。

ああ、生きるってサイコー!!
fun  run