2009年12月22日

クランクケース減圧バルブ レデューサー

レデューサー前回の日記で軽く前フリしたこのクランクケース減圧バルブ「レデューサー」w

まぁ、大方の予想通り、要するに入手したってことですwww

 

このような品物、初めに知ったのはNAGの内圧コントロールバルブという商品です。 初めから気になる品物でしたが、印象としてエアクリーナーボックスがないと効果がないんじゃないかと思っていました。クリーナーボックスの負圧を利用してクランクケースの内圧下げる物だと思っていたからです。 なのでエアクリーナーBOXのついていないバイクには効果がないものと思っていました。 それでも一部外車のバイクには同じようなシステムを採用している車種もあり、ビッグボア大排気量のシングルやツインはかなり効果が高いという認識は持っていて、モタードの世界では「スリッパークラッチが必要ない」という触れ込みだったので、D−トラッカーも持っている私としては興味津津の部品です。

導入に踏み切らなかったのは、効果が体感できたという人と全然分からなかったという両方の意見を聞いていたこと、何度かの仕様変更が行われていて、完全なものにはなっていないのではないのかということでした。

そんな折、まめしばさんが記事にし始めたマエカワエンジニアリング製「レデューサー」。 マエカワエンジニアリングのHPを見たり、まめしばさんの記事読んだりして、そもそも全く思い違いをしていることに気がつきました。

内圧コントロールバルブという名前ではケースの内圧を調整しているようなイメージですが、クランクケース内を減圧することが目的のこういった品物、より積極的に、確実に仕事をするのがレデューサーという結論に辿り着きました←大袈裟w

レデューサー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがレデューサーです。

hose

 

私のエンジンのブリーザーホースの内径10mmに合わせてあります。 ホース径や出口の角度違いなどは対応できるのも嬉しいところです。

 

 

 

hose  cutter

MAC TOOLS  MC4200というホースカッターでブリーザーホースをカットします。 この鋏、アゴの窪みにホースを置いて山型の刃がホース中央に刺さり、両脇に向かって切っていくことでホースを平らに切ることが出来ます。

 

 

 

 

press

ホースを切って圧力計を繋いでみます。

アイドリングおおよそ10秒で2psi(約0.14キロ)の圧力を計測しました。 通常ブリーザーは塞がっているわけではないので、ケース内が同じ圧力の上がり方をするわけではないのでしょうが、低〜高回転を繰り返すことで、ケース内部が大気圧より高くなるであろうことは想像がつきます。

 

 

toriaezu

切ったホースにレデューサーを取りつけます。

エンジンを始動するとすぐに音が聞こえてきました。 リードバルブが開いて閉じる音です。驚くほど速いスピード、回数で、アイドリングでも脈動があることがわかります。

 

 

 

torituke

レデューサーの分、ホースを切り取って、とりあえず家の周りを試乗すると、すぐにエンジンブレーキが弱まっていることに気がつきました。

この状態ならすぐにレデューサーを脱着出来るので、取り外して、速度、回転共にあげられるコースへ。

 

 

start

普段通りの走りをして、チョイチョイとレデューサーを取りつけ、すぐさま走り出します。違いを確実に感じるためにすぐに走れるようにしましたが、これはもう、明らかな違いが!!

 

 

 

 

test

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回転が伸びていく感じが違います!普段の1.2倍くらい軽く伸びていきます。 パワーアップしたという感じではなく、スムーズな感じです。そして、減速を伴うシフトダウンでもとてもスムーズ! 加速、減速共にカドが取れたようなフィーリングです。

ツクバサーキットだと、私の場合1コーナーへのアプローチでブレーキを頑張って遅くするとリヤがホッピングする時があるのですが、これなら多分しません!

ただ、元々エンジンブレーキも考えた減速過程で、エンジンブレーキが自分の感覚より効かないことはプラスになるのかマイナスになるのか、この時点ではわかりませんでした。

 

CBこのあと近くの2〜3速で切り返しのあるコ―ナーを走ってみたら、2速ではぎくしゃくしていたのが2速の7000rpm以上でもぎくしゃくしなかったことが確認出来ました(3速を使うのとどちらが速く走れるのかはわかりませんが)。

 

 

負圧1fuatsu2

 

 

 

 

 

 

テストを終え(寒さに負けたw)、レデューサーの手前エンジン側に圧力計を取りつけて測定しましたが、アナログメーターで測定できるほどの負圧にはならないようです。マエカワエンジニアリングさんの測定では、ヤマハSRの場合で約0.6psi(0.042kgf/cm2)、軽自動車550cc4気筒で0.1psi(0.007kgf/cm2)だそうで、うちの圧力計では測定できませんw 本当に少ない数値ですが、本来加圧方向になるクランクケース内が負圧になっているということが凄いことなんだと思います。

 

いずれにしても、扱いやすさが増したことは確実で、翌日更にテストするため、宮が瀬に向かいました。 R246厚木までは車の流れに乗る一般走行ペース。 このぺースでも上質な回転フィールを感じることが出来ます。 また、エンジンブレーキの低減を感じるのが、いつものつもりでアクセルを戻すと、思いのほか「スルスル」と進んでいってしまう事で、少し驚きましたが、それでもクラッチを切って進んでいくほどではないので慣れで解決する程度です。 また、空ぶかしでも軽さが感じられ、レスポンスが良くなっていることを感じさせます。

 

峠道でも扱いやすさは増していました。 高い回転がスムーズに回っていて、アクセルを少し戻すようなシチュエーションでもギクシャクしない分スロットル操作も楽になります。エンブレが弱まった分も特に気になることなく走れました。 回転のスムーズさのおかげでいつもより楽に乗れているような気もします。

NIJINO OOHASHI

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道の246でふと思ってアクセル戻した時のフロントフォークの動きを見ると、レデューサー取り付け前より沈み込み量が少なく、沈み方もゆっくりです。 よく考えたらエンジンブレーキが急に立ち上がることによってチェーンにリヤサスが引っ張られて縮むという動きがあるわけなので(加速時はリヤサスをのばすような動き。 他にも動的な荷重も加わるので実際の動きはストロークセンサーでもつけないとわかりませんが)、それが弱まれば無駄にサスの動きを制限するような力が減るわけで、実際峠道での走りやすさは回転のスムーズさ、アクセルの開けやすさとも関係して、サスの動きが良くなったこともあるような気がしてなりません。

長々書いてきまして、要点がボケ気味ですがw、簡単な後付けパーツでここまでの変化を体感できたのは驚きでした。 550cc4気筒でこれだけ体感できるのなら、1000cc4気筒、単気筒、2気筒とどれも体感できるでしょうし、効果も大きいでしょう。

私もまだ3000ccディーゼル4気筒、2300ccOHC4気筒、250ccDOHC単気筒、88ccOHC単気筒、50ccOHC単気筒といろんなエンジンを所有しているので、今後も試してみたいと思います(使いまわしですがw)

なお、2輪のご注文はスピードショップ イトウさんが窓口になっています。

 

 



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この記事へのコメント
私は並列4気筒1000ccエンジンでしか試していませんが、その他の多くのエンジンでも同様の効果が体感できるものなのかについて興味津々です。
Posted by まめしば at 2009年12月22日 20:32
所有するGuzzi V11はビッグツインゆえ、購入当初から強いE/Gブレーキには悩まされています。アフターパーツでスリッパークラッチの様なメカニカル的に明快な物があれば、高価ながらも購入に踏み切れたのでしょうが、悲しいかなGuzzi用な無く(知る限り)、エンブレ問題は諦めていました。
この様な状況ですので、「NAG内圧コントロールバルブ」の存在も数年前から気にはなっていました。しかしその効力については、こなっとさん同様に疑問を抱いていた・・・また一部車種で、マイナーながら問題が起きた様で、装着には至っていません。
「レデューサー」大変興味のあるパーツですね。早々に装着してみたいと思います。
Posted by 三河 at 2009年12月22日 23:48
まめしばさん>
ガソリンエンジンに比べれば超高圧縮なディーゼルエンジンと小排気量のモンキーにどのくらい効くのか非常に気になります。
この冬休みはたくさん遊べそうで楽しみです(笑
それにしても凄いパーツですね!

三河さん>
三河さんのCB550にも是非投入してみてください(笑

グッチのビッグツインには間違いなく効くでしょう。
ツインリードは更に効果が高いそうなので、グッチにはこちらがいいかもしれませんね。
Posted by こなっと at 2009年12月23日 00:25
回転上昇がスムースになる エンブレのかかりがマイルド
そして何故かアクセルワークがラフになる結果ケースブロー(泣)
デチューンどころか修理費の見積もり出すのが怖くていまだに放置プレイしてますが、実は大変興味のあるパーツでしたので近々復活した際には装着してみたいと思います


Posted by ウォーター農夫 at 2009年12月23日 21:48
ウォーター農夫さん>
エンジンにかかる負担が減ると思うのでチューンドエンジンにはつけた方がいいと思いますよ(笑
Posted by こなっと at 2009年12月24日 01:26
かな〜り 真面で・・良さそげ ですね。
5年前なら・・ 即買い!してる・・ 気がいたします。
最近の自分は・・ローテク&雰囲気重視に なってきましたので
早急に 欲しいな〜 には なりませんが とっても興味そそられます。
ツインやシングルならさらに効果体感できるのでしょうね〜
ハーレーの場合イカに目立たせずに取り付けが出来るか?なのかな〜?
その辺うまくクリアーして付けたら・・カッ飛んで・・あぶない あぶない
誘惑に負けそうです(笑)ココ何日間?かの間に当方BlogのLINK先・・
何人かの方々も、かなり気になってる様子で・・この先 話題になりそうな
すばらしいパーツだと思います。2stのリードバルブのような・・
どこか・・管楽器のリードのようにも・・見えなくも・・
取り付けた車両に乗ってみたいな〜・・と 素直に思いました デス。

Posted by E/J at 2009年12月25日 21:14
E/Jさん>
そんなE/Jさんには、スピードショップイトウさんが黒アルマイト仕様を販売してます(ニヤッw
シングル、ツインには相当効果が高いことは想像がつきます。
このレデューサー、2つの面があって、確かに回せばレポのような効果がありますが、回さなくても燃費が良くなるであろうと想像されます。
ただ、鼓動を楽しむ側面もあるハーレーのようなエンジンは、角が取れたようなフィーリングになると思われますので、好みが分かれそうな気はします。

この高燃費、低振動はボクの営業車には非常に魅力的なので、導入を検討してますw
2つあればまた新しいテストも出来そうですしwww
Posted by こなっと at 2009年12月26日 01:58