10月10日ツインリンクもてぎで行われた、コレクションホール所蔵のレーシングマシンの一部車両の走行確認テストの見学に行ってきました。
60年代二輪世界グランプリに始めて挑戦し、全クラス制覇の偉業を成し遂げたワークスレーサーRCシリーズ(RC116,4RC146,RC181)、ワークス活動休止以降のRSCレーサー(CB500R,RCB481,RS125RWT)、再びワークス活動開始して世界王者に復活以降のモデル(NSR500,RVF750,RS125RW)という2輪車とRA301(1968),ロータスホンダ100T(1988)、マクラーレンホンダMP4/6(1991)の四輪のテスト走行です。
そんな中からRCレーサーとRSCレーサーの動画をアップしました。
RC116(1966年)
50cc2気筒DOHCカムギアトレーン8バルブ。
最高出力14馬力を21500回転で発揮する単室25ccは数あるRCレーサーの中で最小。
時計のような精密機械と称されたホンダ4ストロークレーシングエンジンの集大成といえる。
9速ミッションを駆使して最高速度は175km/h以上だった。
ウォームアップ
テストラン
4RC146(1965年)
125cc4気筒カムギアトレーン16バルブ
2気筒から始まった125ccクラスのレーシングマシンは他メーカー2ストロークマシンの台頭により4気筒に、この4RC146の4気筒マシンの翌年には、ついに5気筒(RC116の50ccツインエンジンの単室25ccを5個繋げて125cc)になる。
28馬力/18000rpm
ウォームアップ
テストラン1
テストラン2
2RC181(1967年)
DOHC4バルブ4気筒500cc85馬力以上/12250rpm
ウォームアップ
テストラン
RCB481(1976年)
SOHCCB750フォアのエンジンをベースにボアXクランクも変更した941ccのDOHC
今回初めて音を聞くので楽しみにしていました!
CVキャブと大型サイレンサーのおかげでかなり静かな印象。
チェーン+ギアを使ったクランクからカムへの伝達するノイズがよく聞こえます。
のちの「F系」エンジンのような、第2世代ホンダサウンドでした。
ウォームアップ~テストラン
CB500R(1974年)
そして、何より楽しみでこれが目的でモテギまでいった!CB500R
56X50.6の498ccのSOHCのCB500フォアのエンジンをベースに排気量拡大を繰り返し、
最終的には66X54.6の747cc、バルブ駆動はSOHCのままだが、
オリジナルの2バルブから吸気2、排気1の3バルブに大改造。
100ps/10000rpmを発揮、当時スズカサーキットのコースレコード(ヤマハTZ750)を塗り替えた。
ウォームアップ
テストラン
非常に残念な事に調子がイマイチでした(涙
しかし、このたった3分ほどのウォームアップを見れただけで、片道200kmも苦ではないと言ってしまおう!
うん、そういう事にしよう!(笑
お昼時間には、南コースまで下りていき(モタードやっていたコースなので、久しぶりw)、関係者の方を何とか捕まえて、質問攻めにしてきました(笑
下に下りていた間に午後の四輪走行の場所取りが出来ずだったので、本コースパドックにあるレストランで昼食を取り、その後コレクションホールにでもと思いましたが、帰りの渋滞を考え現地を後にしました。
そうそう、パドックは翌週のモトGPの準備でパドックは凄いことになってました。