2009年06月06日

ODYSSEY/Chicago Poodle

とりあえずレビューでも。
Chicago Poodle通称シカプーは今年三月にメジャーデビューしました。

なんとGIZAから............orz
出落ちかよっ
うえきあややとかいう人のメジャーが決まった時に、GIZAからと人づてに聞いて一抹も二抹も不安を感じたのですが案の定それは的中。
みるみる興味が薄れていったことを考えると、今回のデビューもインディーズからの期待を裏切らないか不安でたまりません。

ちなみに、私のシカプーリスナー歴は割と長いです。このブログでもここで取り上げてますね。
安定感のあるバンドですから、前述の人みたいにメジャーデビューで急に曲のクオリティが変わることはないと願いたいものです。
そして、デビュー曲はきっちりと仕上げてきました。

【試聴用】
ようつべさんより。あまり音は良くないです。


ニコニコ動画より。音はいいですが試聴にログインの必要あり。また、公式チャンネルなので永続的に視聴可能。
1.ODYSSEY
作曲 花沢耕太 編曲 Chicago Poodle&岩倉さとし
縦横無尽に転がりまくるピアノソロ、その裏でひらひら舞うシンセストリングス、サビ頭の広がりあるコーラスワーク、泣きメロ入りまくりで畳みかけるメロディー、ゆらゆら揺れるボーカル、繊細なドラミング、そこはかとなく黒っぽいサウンド…
今までのシカプーっぽさをコンパクトに体現した素晴らしい出来だ。
特にサビの密度がすごい。ピアノ、ストリングス、ドラム、短くテンポの速い展開の中でそれぞれが咲き乱れる。それでいて一体感があるのはやっぱり花沢(Vo.)の圧倒的な声の魅力ゆえだろう。
サビ前のブレイクも「Are you ready?」と無線で話しているようで演出が効いている。
歌詞は公式によるとRPGゲームを題材にしたらしいが、パッと聞きより意外とメロディーは複雑なためあまり聞き取れない(笑)個人的に、このバンドがメジャーでやっていくネックって青臭すぎて恥ずかしい歌詞だけだと思っていた。そう考えると問題ないくらいに洗練はされてきている。
メジャーデビューする勢いを“ド”ポップスで正面からぶつけてきた。まさに王道と言っていい。このバンドは自分たちの売りが、そしてこのタイミングで何が求められているかを良くわかっている。

期待以上のモノを出してきてくれたのでじわじわ浸透してくれないかなぁと思うけど、無理かな。GIZAの営業&広報には全く期待してない。
(ところで、ギターは誰だ?イントロでギターだけで始まるくらいサウンドに貢献してんだからもうちっとクレジットちゃんと書いてください(怒)

2.キミーロ
作曲 花沢耕太 編曲 Chicago Poodle
A面の濃密さと打って変わって、落ち着いたミディアムポップになっている。インディーズ時代にも割と散見されたものではあるが、シカプーにはこういう曲もあるのよー的な顔見世の選曲か。歌い方もウキウキとした緊張感のあるA面と違い、優しくなっている。とは言え、ほのぼのとは終わらずにサビ後半の駆け上がるメロディー展開がちゃんとフックになっている。
地味な曲だけれど、職人芸な彼らの良さが素直に出ている。

これで、今後の展開がだいたい読めてきた。次はラテンを絡めたようなマイナーアップテンポ。そして、バラードかな。アルバムまでにあと二・三曲挟むだろうし。彼らのバリエーションはまだまだあるぞよ。
純粋にこの後出てくる曲が楽しみで仕方がない。

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