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1983年から1984年にわたって放送され、最高視聴率62.9パーセントというありえないような数字で大ヒットした連続ドラマ、「おしん」。

日本のテレビドラマとしては史上最高記録です。
国民的番組となった橋田壽賀子ドラマ「おしん」は、実は日本だけではなく何と世界66か国もの国々で放送されているのをご存じでしょうか。

日本のドラマや映画はいくつもの作品が世界中に広まっていますが、「おしん」はその中でも海外の人たちに最もよく知られている、非常に知名度の高いドラマの一つです。
ドラマでは子役の小林綾子から始まって田中裕子、乙羽信子と3人の女優がヒロイン、おしんを演じました。
しかし面白いことに、海外では子供時代からお婆さんまで、おしんの人生をすべて小林綾子が1人で演じたものと誤解しているファンの人たちもいるそうです。

 
特にアジア各国では「おしん」の人気が高く、インドでも例外ではありません。
このドラマは、Doordarshan India(インド国営放送)で英語吹き替え版となって放映されています。
インド社会では家族の絆をたいへん重んじているという点で、「おしん」のストーリーがインドの人々にも共感してもらえたようです。
ドラマの中で登場人物たちがひんぱんに食べていた「大根飯」の作り方を問い合わせてくる視聴者もけっこういたといいます。
外国の人たちは、意外なところに興味を持つんですね。

 
インドの関連記事を見てみましょう。

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歳を取り、老婆となったおしん。
自分の孫たちが、鉛筆が少々短くなったからといってすぐに捨ててしまうのを見て心を痛め、
「私の子供時代は鉛筆は大変なぜいたく品で、けっして手に入らない物だった」
と話して聞かせるシーンがあります。
 
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ガンジー(インドのイギリスからの独立運動の指導者)にも、これと非常によく似たエピソードがありますね。
ガンジーは鉛筆が3センチぐらいまで短くなっても大切に使い続けていたことで有名です。
彼は「この鉛筆は、私の同胞たちを象徴する物なのです。鉛筆を粗末に扱うのは、同胞たちを粗末に扱うのと同じです」と考えていました。
 
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子供時代のエピソードではおしんが奉公に出され、お金持ちの家の赤ちゃんの子守として働きに来ます。
そこは、大きな米問屋でした。
大奥様・くには、おしんが貧しくて勉強する機会がなかっただけで本当はとても賢く向学心のある子だと見抜きます。
そして、使用人であったおしんと自分の孫娘と何ら分け隔てなく愛情を注いで、2人一緒に勉強を教えてくれるのです。
 
また、奉公先の近くにあった小学校の松田先生は、赤ん坊を背負っていたおしんに「赤ちゃんも連れてきていいから、君も毎日学校に来て授業を受けなさい」とすすめてくれます。
この松田先生は、本当の教育者だったらこうあるべきだという姿を見せてくれています。見習うべき姿勢ですね。 

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日本のだいぶ昔のドラマではありますが、多くのことを教えてくれる作品です。
ただのフィクションで終わらせずに「貧しくともすべての子供たちは等しく教育を受ける権利がある」ということが実際の社会に広まっていってもらいたいものです。
子供時代の話、成人してからの話、どちらもともに人間の生き抜く力などの大切なことを思い出させてくれます。

 
 

参照元:
http://nirmukta.com/2012/10/01/growing-up-with-oshin-lessons-in-sustainability-and-solidarity/
 
http://www.india-forums.com/forum_posts.asp?TID=236237



~コメント~

rmah:
「おしん」って、Doordarshan India(インド国営テレビ放送)で放送された日本の連続ドラマでしょう? 
詳しいことを知っている人いますか?


sofa queen:
すごく感動するドラマでしたよね。あれは絶対見るべきですよ。私も地元のチャンネルで見ました。


lalit1:
子供なのに労働している小さな少女のドラマじゃなかったっけ?


sanya_s:
ちょっと覚えてます。うちは家族全員大好きで、毎回欠かさず見ていました。
また見たいけど、見られるところないでしょうか?


devrat:
とてもいいドラマでしたね。「おしん」はネパールのテレビ局でも放送していますよね。


aries_sakshi:
私も「おしん」は大好きでした。でも私の住んでいる地方では、途中までしか放送してくれなかったんです。
たぶん土曜日に放送していたと思います。


vrishti:
とてもすばらしいドラマでしたよね。


Geetha TG:
「お昼ごはんが食べられなくたっていいから、学校へ行って勉強がしたい。
そんなことで私は勉強をあきらめられない」っておしんが言う場面には驚きました。

以前見ていたこのドラマを、今度はうちの子供と一緒に見たいです。


Lark:
うちのお母さんが、「おしん」を英語吹き替え版でいつも見ていました。
私はいつも家で、ながら見だったのであまり細かいことまでは覚えていません。もう一度、全編見たいです。
そういえば、ベトナム語吹き替え版も出ていますよね。


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