バスケ好き!レフリー大好き:熱いおっちゃん のblog : NBJ

レフリーからバスケを楽しむ 熱いおっちゃんのブログ

ミニバスケットボールに関わって、バスケットボールの日本公認審判員になり、
  その初心を忘れないようにブログでいろんな活動報告をしています。
 レフリー仲間からは<熱いおっちゃん>と冷かされて呼ばれていますが、
        それはそれで気に入っています(笑)
      まだまだより良いレフリーになりたくって
  日々バスケットボールの活動を仲間と一緒に楽しんでいます。

2011年12月

大晦日によせて

本当に一年って速いですね! もう大晦日です。 一年を振り返り、また来る来年の一年をどう過ごすか・・・なんて しみじみ考えたりしています。 この一年、いろんな審判研修会で講師の真似事をさせていただきました。 「 どうすれば審判が上達するか 」 っていうことをよぉ~く考えて話をさせて いただくのですが・・・・・・・・・・。 初心者の方には、ルールの理解 や マニュアルのこと。 中堅者の方には、ゲームの管理や突然起る現象に対しての準備のこと。 上級者や日本公認の方々には、それなりのゲームの感じ方、プレイの感じ方 などをお話させていただくようにしています。 「 基本 」 「 応用 」 「 発展 」 っといった段階的な感じでしょうか。 でも、最終的にいきつく世界は 「 バスケットボールは好きか? 」 「 そこに本当に熱心か? 」 そんな感じが必要じゃないのかなぁ~・・・なんて思っています。 ついつい、ファウルを吹かないと! っていう考え方でレフリングをされて いる方は 「 ぶつかった接触そのもの 」 でびっくりして吹かれたり・・・(笑) 簡単に 「 トラベリング 」 を吹かれたり・・・・・ 過去に見たり、聞いたり、経験した、 「 形 」 だけで吹かれている方が 多いなぁという印象が残っています。 形を覚えても 「 同じことは二度と起りませんから ・・・ 」 って伝えています(笑) で、審判技術を飛躍させていくために 最近はよく 「 もっとバスケットボールの勉強をしましょう! 」 といっています! 審判そのものの勉強からは早く離れて バスケットボールは、どんなスポーツだったら面白いのだろうか? 勝ち負けを決めているので、そこにどういう介入の仕方が ルールの理解者として、プレイやプレイヤー、ゲームの理解者として いちばん素敵な寄り添い方ができるのだろうか? レフリーはゲーム中、すべてにおいて 「 判断 」 し 「 判定 」 し 「 表現 」 し 続けるのですから、総括的に、包括的に、 「 バスケットボール 」 を分かって いないとならないなぁ~ と思う訳です。 そうこうしていると、必ずと言っていいほど 自分の言葉が自分自身にダイレクトに返って来ます! それで、まだまだ自分は分かっていないよなぁ~~~~~ なんて(笑) 来年の一年も、 「 バスケの勉強 」 をレフリーの切り口から学んでいこう! と、新年に向けての抱負をしみじみ感じ、モチベーションの高い大晦日です! 来年もよろしくです!

興奮さめやらぬ・・・

大阪中央大会が終わりました。 近畿ミニ大会と全国ミニ大会へ出場するチームが決まりました! やはり最終日は1点、1ゴールを争う一日になりました。 そしてレフリーチームといえば下克上の気配漂う臭いがプンプン・・・。 最終日は男女の準決勝と決勝、そして3決の合計8ゲーム。 合計16名のゲーム割り当て担当の審判員が必要です。 最近の審判委員会は参加人数が多くなってきていて 日本公認であってもなかなか最終日の割り当てをもらえない 日々日常の精進をしっかりと積み重ねた方でないと任せられない・・・ そんな切磋琢磨する下克上的なウレシイ状況になってきています。 今回の大会では 「 いままで 」 と 「 これから 」 の移り変わりや 方向性がしっかりと確認できた大会でもあった感じがしています。 そして最終日は大阪協会審判指導部から上級審判を講師に迎えて 審判研修会をしています。 その開講式の冒頭に私がさせていただいた挨拶で 「 胸にワッペンが着いていようが、マジックテープだけであろうが チーム関係者やプレイヤーの子どもたちには何の関係もありません 」 「 要はプレイヤーズ・ファースト! 子どもたちのゲームのためにより  良いレフリーがオン・ザ・コートに立てば、それでいいと考えています 」 「 胸のワッペンはあなたを何もなにも助けてくれません 」 「 割り当てのあった方もなかった方もお互いがライバルです 」 「 今後も割り当てはぜひ自分の審判力で勝ち取ってください 」 こういう真剣な我々の思いを講師の方も汲み取っていただき 「 審判力の向上について自分自身の成長努力をしないのであれば  バスケットボールのためにすみやかにワッペンを返却してください 」 「 こんな風に我々も協会から厳しく言われています!」 そんなニュアンスの講師のお話が今でも心に響いています。 もう、日本公認の資格を取ったから、割り当てがあるんだ! そんな時代ではなくなってきているようです! 自分自身もこの研修会の講評で新たな勉強ができました。 上手く ・・・・ 詳しく ・・・・ は言えないのですが ・・・・・(笑) ゲームへの入り方 ・・・・・ 「 1発目の笛 」 について。 「 ゲーム・コントロール 」 ・・・・・ という勘違いについて。 プレイの中身を捉えること、感じることの奥深さについて。 ・・・・・・・・・ などなど ・・・・・・ 自分の現在地を感じとっていただき、自分の現在地に合わせた 指導をいただき、自分自身に新たな課題をいただいた気持ちです。 大きな、それは大きなヒントをいただきました! もう少し、自分の審判力を向上させていけるという モチベーションにわくわく・ドキドキしています!(笑) 来年のNBJのレフリングには乞うご期待ですぞ!!!(笑)

最終日

今日はミニバス大阪中央大会の最終日です。 チームでの参加、レフリーとしての参加、 昔はすごく緊張して、眠れないこともありました(笑) 全国的に有名なスポーツ選手の言葉で 『 プレッシャーは誰にでもあります。   緊張していてはダメですね。    それを楽しむようにならないと      そういう人は勝負強いですよ!』 論語にある孔子の言葉にこんな言葉があります。 『 知る者は、好んでやる者には及ばない。   好んでやる者は、楽しんでやる者には及ばない。』 どうすれば緊張しなくなるのでしょう?(笑) 楽しむことですね! 自分がいままでやってきたことを信じて 楽しむことですね! きっとその楽しみが、素晴らしい穏やかな集中力に進化します。 楽しんでいる人は 『 顔 』 がいいですね! 『 眼 』 がいいです! バスケットボールに関われる喜び! レフリーができる喜び! すばらしい大会、ゲームを作りだすプレイヤーのみなさんに感謝!  チームのみなさんに感謝!  ギャラリー、サポーターのみなさんに感謝! 最終日の東大阪アリーナは、大応援団で2階席はいっぱいでしょうね。 感謝のこころがあると 『 じ~~~ん 』 とした気持ちになります。 不思議と心が洗われ、邪心が消えて、無心になれる気がします。 感謝の 『 じ~~~ん 』 は集中力だと思います。 よく言われる 通称 『 ゾーン 』 っていう境地ですね! バスケットボールの神様に感謝です! それでは行ってきます!

始まりました!

大阪中央大会の2日間が終了しました! 今大会では、延長ゲームや1点差の接戦といったゲームが少なく (もちろん前半が終了して同点などといったゲームは多々ありましたが) 後半のお互いがベストメンバーでの戦いになった時点で少し点差が出始める チームの 「 底力の差 」 が顕著にでているカードが多かった気がしています。 その力の差ってなんなのか?  いろんなコートを観戦して少し考えて見ました。 ミニバスとはいえ、コートに中で行われている子どもたちのやっている 「 バスケットボール・プレイ 」 ・・・・・ 「 点を取る 」 ということ! その点を取る取り方を何通りも練習して、理解して、ケースに応じて対応できている そんなチームがやはり圧倒的な強さを持っているなぁ~って感じました。 もちろんディフェンス力を強化することは大切で、相手に点を取らせないという 計算ができることは大事なことだとは思いますが ・・・・・。 点差を争うスポーツで、特に30点40点と大量な点が入るバスケットボールでは やはり 「 得点すること 」 が上手なチームが勝利を手にするんだなぁ~という感覚は バスケットボールの醍醐味の大きなポイントであり、自分達のリズム、勝ちパターンに ゲームの流れを持っていくことが、この大会の緊張感の中でしっかりできているチームが 順当勝ちといったところかなとも感じました。 最近の私の周りの小学生のミニバスなんですが 中学生の強豪チームがやっているバスケの戦い方(バスケシステム)を取り入れている? かのような(笑) ・・・・・・・・・・ そんなバスケを教え切れている指導者のチームは 本当にすごいなぁ~って思いますし、レフリーをしていて本当に吹きやすいですね! ミニバスケットボールの 「 中身 」 が大きく進化してきている気がしてウレシイ限りです! 同時に指導者の方々の 「 バスケットボールの勉強 」 と 「 指導して伸ばす 」 という この 『 両輪 』 が本当に大切で、結果を出してくるそのコーチングのご苦労を想像すると 尊敬に値しますし、素直に敬意を表したいと感動しています。 コーチが自分の知っているバスケットボールを教え、やらせるのではなく 子どもたち個々の個性を感じつつ、その能力・可能性を、それぞれに応じて 引き出し、伸ばし、チーム・スポーツのチーム・プレイを楽しんでいるチームが やっぱり観戦していて、楽しいバスケットボールをしていますよね!(笑) 5人が5人とも自分の役割を知っていて、自然に繰り広げる瞬間、瞬間の判断での 「 得点を取る 」 ・・・ その点の取り方で、その指導者の人柄が分かる感じがします(笑) すでに男女でベスト4が出そろいました!   ( 近畿大会出場の推薦、まずはおめでとう! ) 12月23日(祝)は、この大会の最終日です! 最後の最後まで、1回も負けなかったチームが決まる日です! その瞬間にレフリーとして関われる喜びと責任の深さを大きく感じながら みんなが感動する幸せな一日でありますように! レフリーチームも頑張ります!

ラストダンス!

全国ミニ出場を決める選手権が始まります。 この大会に限っては本当に緊張と集中が高まります。 6年生にとっては、また6年生の保護者の方々にとっては 小学生時代の最後の連盟公式戦となります。 低学年でミニバスに出会って、積み重ねてきた思い出があったり 長年チームメイト達とで過ごしてきた数々の喜びや残念さがあったり すべては勝つことを目標に、勝ったり・・・ 負けたり・・・ の積み重ね。 この大会で最後なので みんな本当に頑張ります! ゲームが終わる最後の最後まで、一生懸命頑張ります! 自分の緊張や浮き足立つ焦りなどとの戦いでもあります。 ゲームの入り方! チームもプレイヤーもベンチも・・・・・ そしてレフリーも ゲームへの入り方は大切です。 僕はゲームが始まっての 「 一発目の笛 」 に凄く集中し大切にしています。 あこがれ指導者の方々やあこがれレフリーの方々から昔教えていただきました。 今でも、どのゲームでも、「 一発目の笛 」 を大切にしてゲームに入ります。 「 判定基準の一貫性 」 ・・・・・ 言葉では簡単なんですが ・・・・・。 たまに、思いがけない、ミニバスならではの接触が起ります。 予想できない時間帯やゲーム内容の中で起ることがしばしば。 心にたくさんの余裕を持って、しっかりと判定したいと思います。 「 フィール・ザ・ゲーム 」 できる限り、プレイヤーを! プレイを! ベンチを! 感じ取って ジャマしないレフリングを1ゲームを通じて継続していきたいと思います。 バスケットボールの神様! この一年間、この1週間をピークに持って来れるように レフリーの出稽古を頑張ってきました。 今しばらくの間  私に力を! 審判力を! 子どもたちにベスト・バウトを! あと8時間ほどで ・・・・・ ツワモノどもがラスト・ダンス! SHOW TIME!

割り当て会議

大阪ではいよいよ、ミニバス全国大会への道!が始まります! 大阪のミニバスの一番大きな全国大会へのビッグイベントの大会が 今週の土日から12月23日までの3日間で開催されます。 毎年のことなんですが、今日はその割り当て会議をしました。 ミニバス大好きな子ども達が目指したチームの目標! それに寄り添うべく、大の大人のレフリーのスペシャリスト達が チームのあるがままの戦いをじゃますることなく、ありのままに 積み重ねていくゲームをサポートさせていただくために・・・・・・ 普段、日常的に積み重ねてきた精進の結集を発揮する機会です! 19時から大阪バスケットボール協会事務所で会議を始めて、約3時間! 当日、参加するレフリーたちを、バランスよく割り当てさせていただきました。 今、大阪ミニバスケットボール連盟審判部が持っているすべての審判力の バランスをしっかり取って、それぞれのゲームに願いと思いを馳せて ヴェリーベストな審判割り当てをさせてもらいました! 審判割り当ての最高責任者として、まずはほっと一息ついて 心地良いお酒を飲ませていただいています! (笑)(笑)(笑) 『 人智を尽くして天命を待つ 』 ・・・・・ そんな思いでいっぱいです。 願わくば・・・・・、中央大会参加のチームのちびっこプレイヤー達には 中央大会の重圧に臆することなく、無邪気にゲームを楽しんで 普段の子どもらしさを思う存分、悔いの無いよう発揮してもらいたいものです。 レフリーチームは、そのあるがままのゲームを邪魔することなく(笑) ありのままに判定を積み重ねて、 素晴らしいドラマをサポートしてほしいと願っています。 今年はどんな感動のドラマが待ち受けているのでしょう? 日々、この日のために大の大人が審判の精進を積み重ねて、 「 ザ・バスケットボール 」 に本気で関わっていく10日間です! 本気には本気のおもてなしを! 気力・体力が充実したクリスマスを味わいたいものですね! チーム関係のみなさんは、しっかりと準備をされたことと思います。 思い出深い、楽しい大会にしましょうね! よろしくお願いします!

集中しすぎ?

先日の 「大阪中央大会」 地区予選での出来事。 中央大会への出場権を争う地区リーグ予選で 実質の男子決勝での ・・・・・ 勘違い(笑) それは本当にいいゲームでした! おそらく今年の大阪でベスト4は間違いないんじゃないかな っていうチーム同士の激突で、勝ったほうが中央大会へ! そんな感じの事実上の決勝戦。 前のゲームが終わって、そのゲームのアップが始まると ぞろぞろぞろ・・・・・・ と保護者ギャラリー応援の方々が エンドライン沿いの観客席はもちろん、オポジット・サイドの サイドライン沿いにずらぁ~~っと並べられたイス席にも ぎっしりの超満員の応援団! このゲームの注目度! 重要度が分かる異様な雰囲気(笑) 地区ブロックの責任者の方が、連盟審判部に依頼して ニュートラルのレフリーに依頼して、勝っても/負けても お互いが納得のいくゲームにしてほしいという気持ちが 充分に伝わる雰囲気でした。 というわけで、中央大会の決勝審判2人で吹きました! ゲームは白熱するスローペースな始まりで お互いが速攻を出さない(笑) ・・・ ( 緊張してるか?) ゆったりとして様子伺いのようなディレイドなゲームでした。 ただ、お互いのチームのエース#4のゲームを引っ張る力には 小学生とは思えない技術と知識とバスケ感が高く、指導者の方々の 普段の指導の取り組みの豊かさがよく伝わるバスケ内容でした。 詳しく説明すると、熱く(笑)長く(笑)なってしまうので割愛しますが(笑) 各4つのクォーターにしっかりとした 『 起 ・ 承 ・ 転 ・ 結 』 があって そのゲームメイキングが高校生並みのレベルの高さだなぁ~って オン・ザ・コートでレフリングをしながら感じ取っていました。 緊張感のなかでも、過去の遠征や練習ゲームでしっかりと振り返り、課題を 持って毎ゲームを積み重ねてきたチームワークの強いほうがやっぱり自分達の 戦い方の勝ちパターンへ流れを持っていく技術が上だったような気がします。 途中でミニバスを吹いている気がまったくしなくなり、いつの間にか自分の中で 高校モードにスイッチが勝手に切り替わっていて、夢中で、楽しんで、集中して レフリングをしていました。 30秒のショットクロックが残り4秒ほどという素晴らしい攻防の最中、 時間がないことを気にしながら、パッシングからずらして、ショートコーナー辺りで ジャンプショット! これをディフェンスがドンピシャのタイミングでシュートブロック! ボールをエンドライン外へはじき出しちゃいました! リードレフリーがアウト・オブ・バウンズを 「 ピッ!」 とコール。 私、トレイルだったのでルーティーンでショットクロックに目をやり確認しました。 すると、30秒計が 「 パッ!30 」 とリセットされたじゃあぁ~りませんか! 私、TOに飛んでいって  「 今のはショットブロックです! リングに当たっていません!」  「 4秒に戻してください!」 ってお願いしたら  『 NBJさん! ミニバスですよ!』 私、一瞬の後ろのTO主任の方が何をいっているのか分からなくなって  「 アウト・オブ・バウンズなので継続してください!」 ・・・ まだ言うか(笑)  『 NBJさん! ミニは笛が鳴ったらオールリセットですよ!』 ここで、私、正気を取り戻しました(笑) ・・・ そうそう! これはミニバス!(笑) そして僕は、ミニバス所属の審判員!(笑) あんまりにもプレイの質やレベル、戦いの攻防がミニバスっぽくなかったので ついつい集中しすぎて、残り4秒でのショットブロックは守りきったよね! っていう感じで、やっぱりリセットはアカンやろぉ~って改めて思いました! ミニバスも 「 友情・ほほえみ・フェアプレイ 」 をベースにしっかり踏まえながら 『 競技性 』 の高いスポーツになってきているなぁ~・・・と実感しました。

3~5m左後方

速攻の対応で、ひとつ突破した気づきのお話を!

僕のレフリー・ポリシーのひとつにnbjref
逆速攻をリードで受けるのに
、「 遅れたら引退 」っていう戒めを
持っています。(笑)
これは日本公認審判員になってからの
自分との約束です。だから走ります!(笑)

いい歳してても、誰がなんと言おうと(笑)
自分が納得できなくなるので、必ず!
どんなゲームでも一生懸命走ります!
(当然なんですが(笑))

熱いおっちゃんも、走らないおっちゃんは ・・・ ただのおっちゃん!(笑)
で、引退したくないので いろんな工夫をしています。

ケースでいうと、トレイル審判で、  
エリア2番あたりの、  
ボールマンのガードのワン・オン・ワンの
ボールスティールからの速攻!

これに遅れたとき、シュートにいく最後の
カラミのところに間に合わないとき・・・、
手前でステイしてスペースを見にコート内へ入り込んで判定
( いかにも判定しに行ってます っていうパフォーマンス(笑))
をしたことがあって・・・・・

当時の大阪インターハイの準備期間に日本協会から来られていた
いまでも尊敬している講師の方から言われたことがあります。

「 ステイして見ていましたよね!」
「 あきらめましたよね・・・!( リードで先回りして受けることを )」
「 あれ、止めましょう! 必ずリードへ入りましょう!」
「 あきらめたら、そこで終わりです! クセになっちゃいます!」
「 リードへ遅れたとき、どこまで行ってもオフェンスとディフェンスとの
関係がブラインドですよね! 厳しいですよね! ムツカシイですよね」
「 でもね! そんな厳しい位置、困難な位置からでも 『 判定 』 するのが 」
『 どうやら ・・・ レフリーの仕事のようですよ!』

講師の先生は、ニコニコした笑顔で、そう言われました!
そのお人柄を充分に表されたやさしい笑顔を忘れられません!
素直に そうだ! それがレフリーなんだ! 
って思う単純な私はいろんな工夫を考えました!

その1
スティールからの逆速攻が出そうな危険な 「 臭い 」 がしたら
すぐさまそのプレイの3~5メートル後方へ位置取りを移動する。

その2
リードへ走り出す逆を向いた瞬間の、最初の1~2歩目で自分の
走力を 「 トップスピード 」 へ持っていくトレーニングをする。
 (これでも遅れ気味になっちゃうときがあるので)

その3
リードへ走る 「 スタートを早く切る 」この 「 スタートを早く切る 」
という気づきに出会ったお陰でこういうケースの逆速攻に
遅れないようになれました!(笑) 
 ( 寿命が少し延びて・・・ウレシイ今日この頃です(笑) )

コートのタテの長さって28メートルです。
トレイルからリードへの距離はその半分としてたかだか14メートル!
逆速攻の始まりが、トレイルで逆に走り出すスタートとして
14メートル間で今より1秒以上も速く走れるようになれるのか?って考えたとき、
「 無理!」 って単純に即答で自問自答できました(笑)

だから 「 臭ったらいち早く 3~5メートル 左後方へ位置取る! 」
「 スタートを速く切る!」「 最初の2歩でトップスピードに到達して走り続ける! 」

この3要素! オススメです!(笑)  

 『 あきらめたら そこで 終わりです!』 (笑)


速攻への対応

トレイル審判の役割をしていて、nbjref
リバウンドからのパッシング速攻
いわゆるショットガン! 

タテパスを素早くつないで、
アウトナンバーを作る!

相手のディフェンスが帰陣する前に・・・・・
まだピックアップ(ナンバーコール)されない
バタバタ感のある間に3対2 や 2対1 を
作って やっつけてしまう!

このときに、いままでトレイルの役割だった審判は
リードへ全力疾走して帰ります(笑)

もちろん左後方へ肩と顔を向けながら、
オールコートでのボール運びの道中に
コートの真ん中付近で(リードとトレイルの真ん中あたり)で
イリーガルな行いがあるのか ・・・ ないのか ・・・ 
を感じ取りながら ・・・・・最終目的地のリングに向かう
プレイのフィニッシュワークをしっかりと受けて見届けるべく、
ただただ前にひたすら走るのですが・・・・・。

このとき 「 ボール中心 」 では、最後の最後の
あわせプレイがわからなくなる場合があります。
リードへ帰るべくひたすら走る、振り向きながらの姿勢で
( けっこう恐いんですが(笑))
ボールマンの位置、ボールライン、ボールラインより前に出ようとする
レシーバーのスピード、オフェンスのスペースやフロアバランス、
ボールマンの視野や視線また、バックランで守りながらハリーバックする
セーフティ・ディフェンス。
アウトナンバーになることを許さず、一生懸命帰陣する2線目のディフェンス。

さてさて、オフェンスはどうする? どういうふうに破る? やっつける?
なんてワクワク・どきどきしながらエンド・ラインでの 「 最終場面 」
どんなコンタクト(触れ合い)が起るのかを予想しながら、そのスペースを
確認するために、よりよい位置を求めます。

最近の流行?(笑)は、中央をタテにまっすぐドライブしてくることが多いですね。
そんなドリルで練習しているからなのでしょうか?

ノーチャージング・セミ・サークルというエリアが出来たので
デイフェンスもそんなに(ゴールの真下あたりまで)下がることができません。

少し前(ペリメーターあたり)で、ヘジテーションして誘いをかけます。
ドライバーもかけひきですね!
アイ・フェイクやパス・フェイクなどを巧みに使ってディフェンスの出方を判断します。
ヘジテーションなのか? ショット・ブロックに来るのか?
合わせに入ってくるレシーバーも、合わせなのか? オフェンス・リバウンドなのか?

少なくともリードへ帰って、こういうプレイを味わうには、
エリア#5全体を見渡しながら、どんなプレイで
フィニッシュしようとしているのかが感じ取れる位置取り
そして心の余裕が必要になってきます。

最後のフィニッシュ・プレイでもある 「 シュート 」 そして 「 シュートブロック 」
そのシューターの勝ち負け感覚(心理)やブロッカーの勝ち負け感覚。
オフェンス/ディフェンスのプレイヤーの心の叫びを感じ取りながら(笑)
ブロックに行く直前のディフェンスはどこにいて、どこから来たのか?
そのチェックの手はボールプレイなのかどうか?
極力、ふれあいを避けようと努力をしているイメージはあるのか? ないのか?
それとも 「 おかまい無し 」 なプレイの質なのか?
シューターはボールをたたかれまいと工夫したのかどうか?
ただ単に、普通に、じぃ~~っとボールを相手に見せながらのシュートだったのか?

お互いのシリンダーから出ている手の使い方には気を使いますね!
どっちかって言うと 「 一か八か(笑)」 っていう感じの使い方が多いですから。

だからといって必ずしもファウルっていう訳ではないのでしょうが・・・・・
ショット と その 「 ショット・ブロック 」 を100点満点の位置から見極め、判定する!

速攻に対応して、大急ぎで現場へ急行する レフリーの醍醐味のひとつですね!


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