同様に
茨城県那珂湊で5日、県内11漁協による対策会議が開かれ、北茨城沖で4日に捕れたコウナゴから、1キロ当たりの暫定規制値(500ベクレル)を超える526ベクレルの放射性物質セシウムが検出されたと報告された。
可能性としては海底にすむような物からは予測していたが
まさかこのような回遊魚からとは…
検査結果は検査方法によっても変わってくるため
この検査がどのように行われたものかを見ていくことが必要であり
一つの検査結果からだけで一喜一憂するのは早計とは思われるが
一旦、出た以上は出荷停止にすることが必要だろう
もう一度この検査結果についての検証が行われるべきであるが
それともう一方ではイカナゴは食物連鎖の中では中間であることから
これより大型魚の体内についての状況も併せて調査される必要がある
結果的に食物連鎖の最終頂点にある人に影響が最も強く現れることになるし
体外被曝ではなく、体内被曝ということになりかねない
また今回の問題では海流の流れとも関係してくるため
そのこととの関係からきちんとした海域設定をしなければならない
ただどこまでその海域設定が可能か
専門家の英知を集めた結論を出すとともに
野菜のような風評被害が起こらないように
細かく、具体的に、分かりやすく消費者にその安全性を伝えなければ
相当量の被害に及び可能性がある
槌に植わって移動をしない野菜と違って
海流が流れ、移動を自由にする魚類の場合は線を引くにも、具体的に引きようのないところがある
又これが一時的なものであるのか、恒常的に起こりえるものであるのか
そのことについてもきちんとした報告が必要であろう