憲法記念日の5月3日(土)、「5.3憲法記念日・市民のつどい」が鹿児島市の県民交流センターで開催され、満席になる約600人が参加しました。
140503憲法市民のつどい02
つどいでは、はじめに実行委員長で鹿児島大学法科大学院教授の小栗実さんから「最近の憲法をめぐる情勢」についての報告がありました。続いて、記念講演として弁護士の宇都宮健児さんによる「今、憲法が危ない!~憲法改悪を許さないために~」と題して講演がありました。
140503憲法市民のつどい01
講演の中で宇都宮さんから「憲法は国家権力が暴走しないように歯止めをかけるもの、現在の日本は立権主義を脅かす動きをしています」と話があり「戦争の放棄を明記した9条を改正しやすくするために、憲法改正を定めた96条(各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない)を変えようとする動きや、今は改正をせずに、憲法第9条の解釈を変えていこうとする危険な状況にある」という事などを話されました。
140503憲法市民のつどい03最後に「1人ひとりは微力だが無力ではない」という言葉で締めくくられ、「声を出すこと」「組織すること」「憲法を自分の事としてとらえること」の大切さを訴えられました。

参加者からは
「今の政権が何をしようかとしているのか、とても危険な事である事がよくわかりました。秘密保護法や原発稼動、消費税増税、全部一体的に戦争へ向かって進められているのかと、怖い状況である事を改めて考えさせられました。1人ひとりは微力だが無力ではないという言葉にとても勇気づけられました」
「時代の流れに日本国憲法はそぐわないという見方もあるが、大切な人を戦争というおろかなことで失いたくない。そう考えたらもし戦争をする国になる事はとても恐ろしい。誰が戦争に行くのか?69年前のつらい体験を水に流してはならないと強く思います」
「憲法第99条で最も(憲法を)守らないといけない立場の首相や政府が、私たちの憲法を変えようとしているのは筋が通っていないと思います」などの声が寄せられました。

市民のつどいは、1997年の憲法施行50周年を機に「憲法の意義を知り、くらしに生かすこと」を目的に、広く市民に呼びかけ、学び考える機会として、生協コープかごしまも参加した実行委員会で毎年開催しているもので、今年で18回目となっています。