140617平和のつどい0169年前の鹿児島市大空襲の日を、語り継ぎ・平和の大切さを確かめ合う「6.17平和のつどい」は、かごしま県民交流センターの大ホールに約300人の参加で開催しました。
このつどいは、生協コープかごしまでは通算では29回目にあたります。
会の開会にあたって、生協コープかごしまの和田会長理事が挨拶「子どもたちの未来が大変厳しく感じます。コープでは人間らしくよりよい生活を求め、お互いに助け合う協同を追及していますが、それはいつの世でも平和が必要だと歴史が伝えてきています」と延べ、今後も組合員・市民に語りついでいきましょうと挨拶しました。
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140617平和のつどい02今年は、空襲の語り部として、当時小学校4年生だった永坂芳彦さんが空襲の前からの学校での生活の様子や、空襲当日の様子、そして翌日の様子などを、当時の地図などを使ってお話されました。「空襲の夜は、警報もなしで寝入りばなの突然の空襲に、近所にあった鹿児島女子興業高校(現在の鹿児島女子高)の生徒の人に起こされて、掛け布団を2枚かぶり逃げた」「途中の防空壕に逃げ込んだが水浸し。その中の隙間で息をして、父親が入り口をふさいだ建物に火が回らないように必死で消火していた」「翌日、西駅(現在の中央駅)から山形屋の建物が近くに見えるくらい、なにもなくなっていた」など空襲当日の様子を話してくださいました。
140617平和のつどい03また、学習講演は鹿児島大学の小栗教授(憲法学)が「6.17から学び伝えること」と題して、鹿児島大空襲のアメリカ軍の記録を紹介。また先にあった朝の連続ドラマで主人公の夫が「焼夷弾が落ちてきたら逃げろ!」と言い逮捕されたことを例に、戦時下の市民生活は逃げることも許されなかったこと。その反省の中で日本国憲法が生まれたことを紹介され、今こそ憲法の大切さをしっかり学ぼうと結ばれました。

140617平和のつどい04つどいでは、今年実施された「長崎戦跡基地めぐり」に参加した組合員の報告もあり、また空襲直後の鹿児島市内を撮影され昨年他界された平岡正三さんの写真パネルなども展示し、さらに各地域での平和の取り組みの報告パネルや寄せられた平和のメッセージ・映画会の感想画などを展示。この夏に実施する長崎平和の旅参加者が持っていく平和の折鶴のコーナーには多くの方が参加していました。