2011年07月02日

Martin 3M Custom

32332c40.jpg一昨日は久しぶりにG-Club池袋に行ってきました。
先日ご紹介した山崎ギター工房製作の「ほぼハカランダ」にPUを取り付けてもらうためです。
残念ながらPU取り付けのマイスターともいえる梅田さんはお休み。
なので預けてきて後日作業をしてもらうことにしました。
できあがりが楽しみです。

という用事のついでに見せてもらったウクレレがこれ。
Martin 3M Customです。
サイドバックはマホガニーで、トップはスプルス。
通常の3Mはマットな塗装なのにこれはグロスフィニッシュで高級感も満点。

サウンドはマホガニーの柔らかさにスプルスの倍音の豊かさ、鳴りの軽さがなどが加わり絶妙なバランス。
そもそも丈夫に作りすぎてる感のある今のマーチンは鳴るようになるまで時間が必要なんですよね。
だからこういうしっかりした作りなら、トップにスプルスを持ってきてしまうのは正解なのかもしれません。
時々スプルスが薄くてバリバリとなりすぎてしまうのを見かけますが、これは下品な鳴り方ではありません。

このマーチンなら欲しい…。
グロスフィニッシュも格好いいし、音も王者の風格たっぷり。
でも価格もソプラノとは思えないほど超弩級。
ヴィンテージの3Mを買うか、こちらを選ぶかはあなた次第。


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2011年06月23日

あたらしいウクレレ

e8af5e1a.jpg皆様ご無沙汰しております。(^^;
思い出したように書いております。

今日は久しぶりに山崎ギター工房に行ってきました。
目的は注文していたウクレレの引き取り。

トップ以外はサイド、バック、指板そしてネックまでハカランダ。
トップだけはスパニッシュマホガニーです。
スロッテドヘッドでペグはギルバートチューナー。剛性があって高いけどお気に入りのチューナーです。(^^)

さてここまでハカランダにしたらトップもハカランダにしちゃえば良かったんでしょうけどあえてトップはマホガニーを選択。
理由の一つはブラックウッドのウクレレと音色がややかぶるから。
あとはマホガニーの甘い音はちょっとほしかったのでトップにマホガニーという設定。

でどうかというと、マホガニーの甘さはありますが、とにかく鳴りの良いウクレレになっていました。(笑)
結構厚みのある板なんだけどなぁ。
PUは入れていないのでもし主力機になりそうならアクティブタイプのPUを導入予定です。




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ウクレレ | 山崎ギター工房(YGK)

2011年03月15日

みなさん大丈夫ですか?

東北関東大地震
みなさんお久しぶりです。
大丈夫ですか?

ここ数日でいろいろなことが変わってしまった。
テレビをみると現実離れした光景が連日映し出される。
いろんなニュースが報道されている。人が亡くなったこと、助かったこと、原発の不具合、被災者の避難生活、ボランティアの活躍、各国の救助隊到着などなど。
これらの情報に触れるたび、悲しくなり、安堵し、そして不安になる。
今までの日常より感情の起伏が大きいのだがここ数日笑っていない自分に気がつく。

自分のところは幸い被害はなかった。家族も無事でした。
あの大きな地震以来、この街もまた非日常になってしまった。
実際の被害がそれほどなかった私の住む横浜でもコンビニ、スーパーの棚は空っぽになっている。ガソリンスタンドは給油街の車の列ができて道路は渋滞している。
みんな不安で心が縮こまってしまったんだろう。

もうすぐ春になる。
枯れた大地にも緑が一気にあふれ出す季節。生命の力強さを感じる季節がもうそこにきている。
僕らもまた同じように立ち上がっていかなければならない。
自然の力の前では人の力など吹けば飛んでしまう無力なものだけど、その小さい力が集まって人類の歴史を作ってきたのも事実。
新しい日本の一歩がまたここから始まるのだ。

この震災でお亡くなりになった方のご冥福をお祈りします。
被災地でのストレスの多い生活に耐えている人たちが一日も早く新しい生活が送れるようになることを祈っています。
そして日本人の誇りと復興力が新しい日本をつくる
その為、被災地にいない我々が何が出来るかを考えて実行していきたいと思います。


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2011年02月21日

HighRiver Ukulele

94550721.jpgHighRiver Ukulele

写真は左からスプルストップ、サイドバックがマホガニーのUD-18SM、コアボディのUD-28KK、スプルストップ、コアサイドバックのUD-28SK
そして型番の18シリーズはMartinのD-18を28シリーズはD-28を小さくウクレレに仕上げたイメージ。
サイズはコンサートとテナーの中間サイズでMajestyの川上氏によりプロデュースされ寺田楽器で組み立てられています。

さて正直なところプロトタイプの評判はそんなに良くなかったので期待せずに弾いてみました。
そしたら予想に反して響きもきれいだし、単音も気持ちいい!
ミニチュアギターの風体でありながら音はちゃんとウクレレの音で鳴っています。
くびれが少ない形状、ボディも大きいので低音からきれいに音が伸び、その上どれも素材の特徴がよく出ています。
これらの中で個人的に気に入ったのはスプルス/マホガニーの18SMとオールコアの28KK。
前者はマホガニーの甘さとスプルスの倍音と伸びやかな感じが気持ちよかったこと、オールコアの28KKはコアらしいからっとしたサウンドながら、ボディ筐体の容積があるためか甘くふくよかな鳴りをしてくれていたのが好印象。
ただこれらの音の違いはあくまで好みで選んでも間違いない感じです。

ギター好きが戯れで使うのではなく、ウクレレ弾きが真剣に弾いてあげたいウクレレでした。

しかし寺田楽器の作るウクレレは古くはVGという銘器がありますが、ウクレレを作るのが上手いなあとつくづく思います。
鳴るウクレレと鳴らないウクレレのちょうど良いバランスのところを見つけて音を作っています。

他にオールマホガニーのUD-18MMがありました。
ハートマンギターズで見せてもらいました。

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ウクレレ 

2011年01月23日

Naturel Curly Mahogany Soprano

d5bca06e.jpgNaturel Curly Mahogany Soprano

珍しいカーリーマホガニーを全面に使用したマーチン3Mタイプのウクレレ。
マットな塗装でありながらカーリー杢の一枚板で作られたウクレレはソプラノサイズながら存在感は十分。
見た目もすごいけど、とにかく音がすばらしい。
音にキリっとした芯があるのに暖かく、よく響くのにモワモワした感じがないんです。
単音の響きが耳に染みこむような音が気持ちよい。
弾いた自分に入ってくる音も、ちょっと離れて聴く音もすばらしいです。
ピアニシモからの反応も良いので、ソロでメロディをパンっと前にだして、コードをふわりと乗せるなんて弾き方ができたらこのウクレレのすばらしさが引き出せるかな。
まあ、そんな弾き方ができれば自分で買ってますけど。(^^;
しかし本当に見た目も格好良いし音も文句なし。マーチンタイプがお好きな方は一見の価値ありです。

ちなみに同じ仕様ながら通常のマホガニーもありましたがこちらは甘さはあるけど鳴りの良さの方が目立つ感じ。
好みの違いで選んでかまわないと思いますが私はカーリー杢の音が好きですね。
ぽえぽえさんにあります。

cooper97 at 15:44コメント(1)トラックバック(0) 

2011年01月22日

Paulele

5b15d871.jpgPaulele

KIWAYA USAによるボディのみならずネック指板に至るまですべて竹でできたウクレレ。
両方ともソプラノサイズで左はロングネック14Fジョイントのカッタウエイ、右は通常の12Fジョイントとなっています。
ナットサドルはTASQ、弦はAquilaだったかな。
価格はロングネックが二万後半、普通のソプラノは二万前半。や、やすい…。

ボディをみてみると最近のウクレレではあまりみないくらい大きな弧を描いたアーチドバックに驚かされます。
たぶんここはプレスだとは思うのですが、竹の特性をうまく利用してつくられているのがわかります。
製作は中国によるものらしいけど、丁寧に作られていてクオリティは高いですね。
そして表面は適度な艶があるんだけど、これは塗装というより竹の質感に依るところが大きいかな。
使い込んでいったときの変化は音だけじゃなくて色味も楽しめそうです。
そうそう、ネックの重量はマホガニーよりあるし表面の平滑さがすばらしい。
指をおいたときにぴたりと吸い付いて滑りにくいんです。それは当然トップにも言えることでトレモロとかで指を一弦側の肩に指をおいたときもぴたりと収まります。
そしてクリアな音はこのネックの材質によるところも大きいかも。

最初の一本として購入される方もいることに驚いたけど弾いてみて納得。
とにかく高音までよく伸びるし音の透明度が高い。音量も十分あるしギヤペグなのも初心者にはうれしいところ。
それに一本目のウクレレがこのウクレレだった場合、そのあとで絶対コアかマホガニーのウクレレは欲しくなるでしょうし、二本目、三本目を購入して腕が上がってもこのウクレレなら十分楽しめるでしょう。(笑)
このクオリティでこの価格だし、白っぽい色味なので寄せ書きをしてプレゼントなどにも使われるそうです。
竹のウクレレは今後発展していく可能性は大だと感じました。

限定でも良いので煤竹ウクレレなんてあったらすごいかっこいいと思うんですけどね。
それだと高くなるかな(^^;

しかしKIWAYAさんはど真ん中のスタンダードなウクレレを出すかと思えば、こういう突飛なものもポンと出してくるので驚かされます。
珍しい材で高価なウクレレをつくるのはよくありますが、安価なのに音が良く、しかも演奏性に優れたウクレレをつくれるのはすばらしい。
老舗の底力を感じさせる一本でした。

ぽえぽえさんにありました。

cooper97 at 15:59コメント(0)トラックバック(0) 

2011年01月18日

Olympus Pen S

ff7fd43e.jpgいやあ、今年初めてのブログです。
しかもウクレレじゃないことを書いちゃいます。ごめんなさい。

久しぶりにフィルムカメラで撮影してみたという話。

Olympus Pen S
昭和35年に発売された露出計も距離計もないハーフサイズのカメラ。
35mmフィルムの半分のサイズで写真を撮っていくので24枚撮りなら48枚の写真が撮れる。
フィルムサイズが小さいのでパンフォーカスの絵がとれる。そのためシ距離計がなくても目測でだいたいピントは合う。

久しぶりにカメラにフィルムを入れてからシャッターを何枚か切る。
巻き上げの部を回すとパトローネからフィルムが引き出されていく感覚が指の腹に伝わる。
カチリと巻き上げノブが停止したら露出を合わせ、目測で距離計を合わせシャッターを切る。
(本当は巻き上げ前にシャッタースピードを合わせておく方が良いらしいのですがこの順番はくせになってます)
レンズシャッターなので「チッ」という小さい音で撮影完了。
「ジッジッ」と巻き上げて「チッ」と撮る。
こんなリズムが気持ちいい。

現像したものをみても粒子の粗さがわかります。きれいな写真を失敗少なく撮影するためには最新のデジカメを使用したほうが良いんでしょうね。
でもシャッターを押すだけできれいな写真を撮れるよりも、その行程を楽しみ失敗をも楽しめる銀塩カメラはとても贅沢な遊びだと再認識しました。
合理的なものの見方をすればデジカメの方が多くの面で銀塩カメラを上回っているけど、光と一瞬の時間を切り取るために色々な手順を踏んでいく古いカメラの感覚はなんか楽しい。
デジカメや携帯電話で育った世代にもこの感覚は楽しいと思うんだけどなあ。

しかし今年は仕事のストレスが大きいです。(継続中)
そんなときはウクレレでリフレッシュできるので助かってます。
なんかウクレレを手にしたくないときもあります。
でも練習とかじゃなくって今まで弾いてきた曲でもコードをジャカジャカ弾くだけでもなんか癒されます。





cooper97 at 18:25コメント(0)トラックバック(0) 

2010年12月31日

今年もありがとうございました。

840d4f86.jpg今年もありがとうございました。

写真はウッドマジックでみせてもらったカーリーコア。
楽器用の板材を持っているショップってここ以外知らないんですけど…。
他にあるのかなあ??

さてさて、今年も一年間ありがとうございました。
今年はずいぶんとブログをサボってしまったので死んだのではないかと心配をお掛けしました。この場を借りてお詫び申し上げます。m(_ _)m
来年も無理のない範囲でブログを続けて行くつもりです。

ゆっくりと進化を続けていくウクレレですが、私の偏見で今年を総括すると「不況」の影響が結構色濃く出ていたのではないかと思います。
「15万円以下のウクレレしか売れない」「入門用のウクレレはそこそこ出ていた」という各ショップの声を聞く限りではウクレレ人口は増加しているのでしょうが、複数台所有する人がちょっと買い控えていた、あるいはシンプルで音の良い価格の手ごろなウクレレで我慢した年だったのかと思います。
実際に有名ルシアもシンプルで価格を抑えたモデルを数多く作っていたように感じます。それ故にコストパフォーマンスが高い満足度の高いウクレレの回転が良くなり、店頭に並んでは消えていくということだったのではないでしょうか。
今年一年で一番印象に残ったのはアストリアスのソロウクレレ。
とにかくコストパフォーマンスの高さ、ソロを演奏するためのウクレレというコンセプトの中である程度の縛りをつくり、それを演奏者に強要する開発者の熱い気持ち。
初心者から上級者まで満足出来るだけのクオリティを持っているし、板材の組み合わせも好みの音が選べるの良い点です。
来年はどんなウクレレが出てくるのか今からワクワクです。

ということで来年もまた時間が許す限りショップや工房にお邪魔したいと思います。
ですので関係各者様にはまたご迷惑をお掛けすると思いますが、どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m
皆様の善意のもとでこのブログは成り立っているのでよろしくお願いします。

そしてこんなサボり気味のブログに一年間つきあっていただきました読者の方々にも感謝感謝です。本当にありがとうございました。
来年も無理のない範囲で書かせてもらいますのでサボることもあると思いますが温かい目で見守ってやってくださいませ。

今年がちょっとつらかったひとも(今年どころかずっとつらい人も)、普通だった人も幸せだった人も、来年が皆様にとって素晴らしい一年であることを祈っています。
そしてその素晴らしい一年を過ごすときに隣に小さな4弦の楽器がそっと寄り添っていることを信じてやみません。

ウクレレはやっぱり最高の楽器です。
ウクレレしか知らないけど。(笑)

みなさん、良いお年をお迎えください!!

cooper97 at 16:42コメント(4)トラックバック(0) 

クリーニング・クロス

6445b955.jpgクリーニング・クロス

ウクレレのボディを拭いたりするのに傷がつかないようにクリーニングクロスをお持ちの方も多いと思います。
最近のはきれいに写真がプリントできるようになったんですね。
目が細かいので液晶画面を拭いたり貴金属磨きにもよいとのこと。
でも折角ウクレレ屋さんに置いてあるのですからウクレレの汚れ取りに使いたいところです。薄くて邪魔にならないのでギリギリのサイズのケースでも無理なく収まります。

で、ふと思ったのがこれだけ綺麗にプリントができるのならば、いっそのことコード表をプリントしたり、弾き語りとかソロの簡単な楽譜を印刷すれば最初に購入する人って嬉しいんじゃないかなってこと。
一緒にショップの名前を入れておけば困ったときに相談もしやすいだろうし、いつもウクレレとともに持ち歩くものなのでコードがわからなくなった時もチラ見できます。(^^)
あるいは地域に関連するものの絵でも写真でも良いかも知れません。
出張の帰りにお土産にちょっと買っていくかってものはあんまりありませんもんね。

クリーム色のクロスにショップの名前がちょっとだけ入っているのってもう飽きました。可愛いウクレレやハワイ伝統楽器の絵柄でも良いかもしれません。

アクセサリは楽器を買うよりも財布の紐は緩みやすいと思うんです。
こういう細かい物でも使う人の利便性や満足度が高ければ無地のクロスよりこっちを選ぶとおもいます。
そう思いません??


cooper97 at 16:18コメント(0)トラックバック(0) 
ウクレレ | アクセサリ

OZAMA STD-DX

639e44b1.jpgOZAMA STD-DX
最後に作られたオリジナルのOZAMAウクレレが中古で出ていました。
薄いカーリー杢のコアを使った12Fジョイントのソプラノサイズ。
大きなラウンドバックのボディの見た目だけでも気合が入ります。
ウクレレという楽器の持つ軽やかで鳴りの良さはもちろん甘さと美しい単音の響きがバランス良くミックスされている。
ある意味、ソプラノのウクレレはこのモデルで完成されている様な気がします。
手にして弾いたとたんに「オホーっ」て顔がにやけてしまいました。
よくハワイらしいサウンド。ハワイの風を感じる。なんていいますが、これは潮の香り、ハワイの人たちの優しさまでも伝えてくれるようです。

オリジナルの部材で同じように日本国内で製造されたものは傾向は同じなんですが、こういう音じゃないんですよね。もしかしたら時間が経てばこれと同じように鳴ってくれるのかも知れません。
「楽器は手間暇かけて作ってやるとよいものができる」と非科学的なことを聞きますが、こういう楽器を手にすると技術的なものだけではない「何か」を感じます。

OZAMAは決して大手のウクレレメーカーではありません。知らない方も多いと思います。しかし伝統を守りつつも音質の追及をした氏の熱意が感じられるウクレレです。
オリジナルはもはや新品では入手できないものですので興味ある方は是非弾いてみてください。
ウッドマジックにありました。



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ウクレレ