外車

2012年09月14日

XJS と XJSコンバーチブル

2012jaguar
こうもクソ暑いと、高原で過ごすにかぎる。
ライブや野球がない週末は高原のホテルに向かう。

途中で、91年か92年式と思われるジャガーXJSコンバーチブル12気筒を発見。大変美しく維持している車だ。
並んで写真を撮る。
右が私の93年式ジャガーXJS。左がXJSコンバーチブル。全く同色。

ベンツのSLもそうだが、本来こういったラグジュアリーカーはコンバーチブルが基本なのかもしれない。しかしXJS又はXJ-Sに関しては、クーペのリアウインドウとサイドフィンの独特の形状が、大変美しい。いや美しくないという意見もある。「醜いアヒルの子」とも言われている。
いずれにしても特徴的なことは確かだ。
私も購入する時迷ったが、このサイドフィンが決め手になって、クーペにした。
しかし、こう見るとコンバーチブルもいいな。

ちなみにジャガークーペは、1975年から1990年式がXJ-Sで、
マイナーチェンジ後の1991年から1996年までがXJSである。
また、92年までが黒い樹脂製バンパーだが、93年からは大型カラードバンパーになっているので、90年以降の年式の区別はしやすい。

アムロちゃんの元旦那SAMもXJS仲間だ。93年式黒のコンバーチブル。
http://magazine.carsensor-edge.net/mbdaily/category_522/_4954.html

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2011年10月17日

ジャガーXJS ミッショントラブル

jaguar
また壊れやがった。
走行中、だんだん前に進まなくなった。アクセルを踏んでも進まない。

車屋、ディーラー界、もっとも紳士的で丁寧な対応のKさんに電話。
「どういたしました?」
「前に進まないんです。」
「ミッションですね。150000キロ近く走っているので仕方ありません。もうジャガー社では新品は生産してません。メーカー製のリビルト製品は入手できます。」
「おいくらですか?」
「98万円になります。又、工賃が10万円ですので、合わせて108万円プラス消費税になります。(消費税だけで5万4000円)」
先頃、息子に日産マーチの中古を買ってやったが、それが2台買える。

「他に方法はありませんか?」
「程度のいい事故車からミッションを見つけてくることができます。それでしたら、半額弱で済みます。」
「それでお願いします。」

こんな思いをしても手放したくない車、それがXJS。
北海道では4月から10月までしか乗れないのに。

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2011年06月10日

俺の愛人は「クラウディア・カルディナーレ」に似ている

以前の相棒、広域指定暴◯団の人から買ったジャガーXJ-6 4.0select(1994)は「ショーンコネリー」のような車だった。ジェントルで、クールで、したたか。
6bd878e4.jpg


今乗っているジャガーXJ-S 4.0クーペ(1993)は、同じ4.0Lエンジンでも、全く性格が違い、非常に野生的。70年代のアメ車に通じる、グラマラスなボディーに、普段は上品だが、ベットでは激しいエンジン。
やはり「クラウディア・カルディナーレ」でしょう。
popee_performer-img600x450-1253856118wbozr734077jaguar
この季節、ワインディングロードを走ると、快楽の神秘、悦楽の境地を楽しめる。
問題の維持費は、1年半で、
ブレーキキャリパー前2つ交換 200,000円
ブロアモーター2つ交換 200,000円
車検(消耗部品交換含む) 250,000円
ショック、コイル4つ交換 250,000円
と、予想を遥かに下回るリーズナブルさ。燃費もリッター6~8kmと、かなり良好。

安い買い物をしたばい。

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2008年05月28日

さらば 山田ジャガー君

6bd878e4.jpgオフィス観音の公用車でもある「ジャガーXJ 4.0 セレクト」が廃車になった。
フルスモーク、激ローダウンの極悪スタイルは、その筋には高い評価を得ていたが、北海道の冬道には厳しいものがあった。

「車変えちゃおうかな」と思っていた矢先、その気持ちが伝わったか、オートマのミッションボックスが大破し、赤い血液(オートマフルード)を大量に流し逝ってしまった。
「二君に仕えず」の志で自ら命脈を絶ったとしか思えない、潔い死であった。

ちなみに次期 観音公用車は既に決定している。
ヒントは「農道のポルシェ」。
わかるかな?

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2007年04月17日

外車7 大きな黒猫ちゃん

e87a6330.jpgさる筋の方から、大きな黒猫を買いました。

岐阜産です。
19インチのアルミと、30扁平265という太いタイヤをはいています。
当然、タイヤとフェンダーの間に指が入らないくらいローダウンしています。
体重の重い人が乗ると、タイヤとフェンダーのこすれる嫌な音がします。
業者貼りのフルスモークです。

もともとはブリティッシュのアッパーミドルの車なのですが、さる筋の方に
「先生、これ、やばいですよ。かっこいいですよ。そうとう気合い入ってますよ。」
と言われると、その筋の評価は高いようで、少し不安になります。

ジャガーXJ-6 4.0セレクト
X300系の初代です。


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2007年04月13日

外車6 フォード モンデオセダン

70b3282f.jpgVWヴェントが壊れたため、「何でもいいから、安い車持ってきて。」と頼んだところ来たのが、こいつ「モンデオ」。
父親が「フォード レーザー」に乗っているが、これは「マツダ ファミリア」と同じ車で、実際マツダの工場で作られている。

「何だ、マツダ車か。」と思って乗ってみたが、驚いたことにエンジンの吹けあがりが素晴らしく良い。足回りもしっかりしている。
調べてみると、モンデオは西ドイツフォード製で、1994のヨーロッパカーオブザイヤーにも選ばれている。価格の割に非常にしっかりと作られた車なのである。
特に西ドイツフォード製のツインカムエンジンは、素晴らしい。

しかし、あまりにも個性のないエクステリアのせいで、日本では不人気車であった。
モンデオワゴンの方は、ちょうどワゴンブームの時代でもあったため、セダンに比べると売れたようだが。

それにしても又ドイツ車。
しかし、「ドイツ車はトルク重視かな」と思ってたが、この車は非常にバランスが良かったし、今までの乗ったドイツ車に比べると足回りもごつごつしてなくて乗りやすかった。
内装もいい。
ドイツ車もあなどれない。

結構気に入ってたが、あまりにおっさん臭いエクステリアは、やはり厳しいものがあった。
ちょうどバンドを復活した時期でもあったため、「いい車だけどロックじゃないな。」ということで、オートマミッションが壊れた時点で、廃車にした。
合掌。

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2007年04月02日

外車5 VW ヴェントGLi

7b3948af.JPGフランス車はちょくちょく壊れ、イギリス車はどんどん壊れることを実感した後のドイツ車だったので、安心して乗ることができた。
「頭のいいビジネスマンみたいな車」と、車屋の人も言うように、堅くしっかりしたイメージの車だった。
しかしインチアップしたホイールと扁平タイヤの組み合わせは、もともと固めのドイツ車の足回りをいっそう堅く感じさせ、格好はいいが、あまり好きではなかった。
エンジンフィールは問題ないいが、リサイクルを重視したとはいえ、意外な程ちゃちな内装は、正直がっかりした。

「丈夫なだけで、面白味のないやつ」と、私が思っているのを感じたのか、ある日突然エンジンが故障。修復にはかなりの高額な出費がかかりそうなので、成仏してもらうことにした。
合掌。

(beetle,type2,type3,カルマンギアを除く)VW社、アウディ、オペル、BMW、
(SL、クーペを除く)メルセデスはもう乗ることはないだろう。
さらばドイツ車。

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2007年03月29日

外車4 ローバースターリング

58f2a819.cgiフランス社はエクステリアはいいのだが、内装はとてもシンプルである。
ちゃっちい、と言ってもいい。
そう思ってたとき、このローバーに出会った。
私は、ウッドパネルに弱いのである。電動シートとか、ごちゃごちゃした装備はいらないが、ウッドパネルとか、革巻ステアリングとか、革シートとかには、ぐっと来る。
で、買ってしまった。
本当は4気筒の方が好きなのだが、ホンダ製6気筒エンジンは、結構良くできていた。
トルク感はあまりないが、スルスルと回る感じ。

しかし、どうせなら電気系とか、全てホンダ製にしてしまえば良かったのに。
エンジン以外の部分は、全て壊れやすかった。
イギリス車のダメな部分が全て詰まっていた。

窓が開かないとか、ミラーが動かないとかはいいとして、ヘッドライトが突然消えてしまうとか、ブレーキが抜けて、両足で全体重をかけないと止まらなくなったとか、頻繁に故障した。
特にラジエーターは穴だらけで、金属粘土を持ち歩いて穴をふさいでいたのだが、おおむね煙を吹き出しながら走っていた。
オーバーヒートしないよう、真夏でも、暖房を最高にして走らなければならなかった。
生き地獄。

ウッドパネルにだまされた。

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2007年03月23日

外車3 プジョー205

d543b812.JPG小型車の歴史に残る名車。
「猫足」と呼ばれる足回りで、ひたひた元気に走る。
何度見ても飽きない美しいスタイリング。一番長く乗った外車だった。

シトローエンが、買ってからあまりに短命だったため、車屋が気を遣ってこの車を安く売ってくれた。シトローエンと同じ1900ccのプジョー製エンジン(シトローエンは、プジョーに買収され、プジョー傘下)だが、全く違う乗り味だった。
やはり、足回りの違いが大きいのだが、プジョーの足回りも、これはこれで結構良くて、きびきび走った。

「窓が開かない」とか「スターターの接点に緑錆がつくので毎月拭かなければならない」とか「パワステがついてるのにハンドルが異常に重い」とか「ミッションオイルがすぐなくなる」とか、小さいトラブルはあったが、おおむね調子は良かった。

排気音が気持ちよく、カーステをかけないで、窓を全開にして走ると、実に気分がいい。
OHCの1900CCの4気筒エンジンはカタログスペックにはない快感を与えてくれる。

ずっと乗っていたかったが、オートマミッションが完全に故障し、載せ換えなければならないほどの大手術が必要なため、やむなく断念。

205は、本当にいい車だったが、最近のプジョーに魅力は感じない。
206とか306とか、売れたみたいだけど。
ガブリオレとか、1007とかはちょっといいかも。

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外車2 シトローエンBX19TRI

0b764525.jpgベンツ亡き後、何でもいいや、と思って買ったが、これほど衝撃を受けた車はない。

よく、シトローエンは「ふわふわの足回り」などと言われているが、それは全くの誤解である。
ハイドロニューマチックという、独特のサスペンションシステム(ハイドロオイルが、それぞれのサスペンションに流れていて、車高調節などもできる)は、自分で運転してみなければ、その良さはわからない。まさに、足回りに血が流れているような感覚だ。
柔らかいわけでなく、むしろ堅い位なのだが、優しくハーシュネスを吸収する。
止まるときの制動も、他の車と全く違う。
又、坂を登るときの車体の傾きも、他の車と全く違う。

すなわち、シトローエンはワンアンドオンリーの車種なのだ。

この魅力にとりつかれた者は「シト地獄」にはまる。
素晴らしい長所も持っているが、「すぐ故障する」という弱点も持っているのだ。
しかも、肝心の「ハイドロニューマチック」の大元、ハイドロポンプがすぐ壊れる。
あるいは、どこからか、ハイドロオイルが漏れて、緑色の血を流しながら走ることになる。

何度も何度も直したが、結局完治しなかった。

彰ちゃんとリカちゃんと、小樽に寿司を食べに行ったときのこと。
高速道路で、だんだん車高が低くなってきたが、「又ハイドロオイル漏れてるな。まあ、いいか」と思い、そのまま走っていた。もう慣れっこになっていたのだ。
ところが小樽に入ったあたりで、大変なことになった。

ブレーキが全く効かない!

ハイドロオイルは、ブレーキオイルも兼用していたのだ。

サイドブレーキで何とか止まり、そのままJAFへ電話し、レッカーしてもらった。
もう二度と戻ってこなかった。

それでも、ハイドロのシトローエンは、もう一度乗りたい。


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2007年03月19日

外車1 メルセデスベンツ450SEL

2f83b69c.jpg私は普段、
小説-漫画-映画-釣り-車-楽器
を2週間くらいのローテーションで、どれかに熱中している。
今は、6月に車検が来る車を何に買い換えるか、ということに頭がいっぱいなのである。

1992年、苫小牧に住んでいた頃、最初に買った外車が、メルセデスベンツ450SELであった。
1978年製 8気筒4500CC W126系?
縦目のあとのこのモデルは、クラシカルで優雅な、最後のメルセデスだった。

「やくざっぽい」「威圧的」「豪華」など、様々なイメージを持たれているメーカーである。
560SEL以降は確かにそういったテイストもあるが、450SELは、実に実直な車であるという印象を持っている。
不必要な装飾も少なく、「走る」「止まる」など、車の基本性能をまじめに追求した車だ。
実にシンプルなのである。

それ以前、マーク2などの国産車に乗っていたが、450SELと比べると、当時の国産セダンは見栄やステータスを中心に作られているように感じた。居住性を犠牲にしたデザインや、電動シート、電動マサージ機など無意味な装飾機器が多すぎた。

購入時、すでに14年落ちだったため、100万くらいで買った。
4年ほど乗ったが、動的な部分では、まったくトラブルはなかった。
点火プラグを頻繁に換えなければならないのが、面倒ではあったが、金ブラシで磨いたりするのも楽しかった。
ヤナセでプラグを買うと高いので、プラグ問屋で、純正ではないが安い物を見つけたので助かった。

エンジン等は全く問題なかったのだが、ドアのゴムの劣化などで、雨漏りなどがしてきたため、やむなく手放すことにした。
当時はバンド活動はしていなかったのだが、遊んでくれていたエビスの彰ちゃんにもらってもらうことにした。
ところが、もらっていったその日、エンジンがかからなくなった。
しかも、ボンネットが開かなくなった。
ワイヤーが切れてしまったのだ。
やむなく廃車。

今でもいい車だったと思っている。
程度のいい450SL(オープン)か450SLC(クーペ)をみると、欲しいなあ、と思ってしまう。

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