おはようございます。
core wordsの佐藤です。

前回のBlogに書きましたが、

・個人の影響力が増していく
・社外からの仕事の発生も増える
・社外の人材とシームレスにつながる

といったことにより、
プロジェクトのあり方が変化しつつあります。

一方で、社外への引力が強まる中、
会社(自社)はどうあるべきなのでしょうか。
 
持論ですが、  
個人が組織に対して帰属意識を持つためには、
以下の3つの共感が必要になると思っています。

1) 会社の目的(ビジョン)への共感
2) 目的を達成するプロセスへの共感
3) 報酬への共感

1)の「会社の目的(ビジョン)」は
そのまま「会社内での個人のミッション」に
直結します。
例えば、「ECによって世の中を便利に」という会社であれば、
そこへの貢献を個人としても求められるのは当然です。
ここに共感がないと、
会社と自分の間に「溝」ができてしまう。

2)の「目的を達成するプロセス」なのですが、
社風、そこで働く人、意思決定の基準、組織内の立場など、
「仕事環境・職場環境」を指します。
要は、「仕事のしやすさ」みたいなものです。
同じ目的を持った企業同士でも、意外に
そこに向かうプロセスは異なるケースが多い。
たとえば、トヨタとホンダでは、社内の雰囲気は違うと思います。

3)の「報酬への共感」なのですが、
単に給料や評価や待遇の話ではありません。
「組織から個人へのフィードバック全般」を
指すものです。
個人の成果に対して、どのように組織が報いるのか。
よりきちんと考えなくてはならない時代が来ています。

1)は、企業としての成り立ちそのものなので、
変えるのは難しい。
キーとなるのは、2)と3)です。

この2つを改善した事例をご紹介いたします。
前職の話で恐縮ですが、
DeNAのクリエイター(デザイナー)組織で、
先進的な取り組みを行っています。

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※詳しくはこちら

こちらなのですが、大きく2つの特徴があります。

・会社での実績を、個人の実績として発表して良い
 →2)に該当。ポートフォリオに自由に掲載可

・個人の実績を積むために、会社としてバックアップする
 →3)に該当。成長支援だけでなく、登壇・執筆機会を設ける

そして、その根っ子には、

「世間から評価される技術を発信する人ほど、
 良いプロジェクトをつくれると思うので、
 社内で抱え込まず、社員それぞれが目立ってもいい」


という思想があります。

で、実は、この「根っ子の思想」こそが、
社員の帰属意識に大きく寄与しています。

育成制度や採用手法ももちろん大事なのですが、
それらは枝葉であり、
根本的に社員のことをどう考えているか、が
企業の重要な要素になってくると、僕は思います。
特に、「個」の時代においては、
これが、エンゲージメントに大きく効いてきます。





さて、9日目が始まります。