こんばんは。
core wordsの佐藤です。

前回に続いて、
取材関連の話の続きです。

本日は、
取材の後の動きについて、
書かせていただきます。

その後の動きをスムーズにし、
よりよいアウトプットに
仕上げるために、 
以下のことを心がけています。

(1)方向性とまとめを最速で共有する
 
(2)ニュアンスを確認するために
  テープ起こしは必須
 
(3)構成はテープ起こしを見て考える


(1)方向性とまとめを最速で共有する

取材後、温まっているときに
やった方がいいことは、
「原稿の方向性」と
「まとめ」の共有です。

「まとめ」は
前出のB4ノートに書いたことを
反芻しながらデータ化します。

データ化しながら、
「メインで表現すること」
「サブの要素3-4つ」
方向性としてまとめて、
共有します。
所要時間は15分くらいです。 

 ▼手書きですが、こんな感じです。塾の保護者会より。
image

同席したライターや営業は
もちろん、
社内外のプロジェクトメンバーに
展開することで、
プロジェクトの方向性を
決めることができ、 
その後の進行がスムーズになります。

(2)ニュアンスを確認するために
  テープ起こしは必須

予算にも寄りますが、
テープ起しは必要派です
(ライターが「見ない」と
 言うケースは別)。

内容の正誤と、
細かいニュアンスを確認し、
精度の高い原稿を上げるには、
やはりあったほうがいいと思います。

あと、ここでキーとなる発言を
コピペでピックアップしておき、
「●●社の社員の方の生声集」
みたいな感じでまとめておくと、
別の提案時にも使えますし、
引き継ぎ時にも効力を発揮します。

「ニュアンス」「匂い」を
可視化してまとめておくのは、
その後のいろんなシーンで
効いてくるので、
継続的にクライアントからの
信頼を高めたい方は、
お試しくださいませ。

(3)構成はテープ起こしを見て考える

最後です。
テープ起こしの内容から、
「発言の濃さ」を見てとり、
構成を考えます。

濃い発言は、概ね、
エッジの立ったエピソードや
具体的な心情と
ともに語られることが多い。
よって、表現するには、
「文字数」が必要となり、
構成が左右されます

例えば、
「濃いエピソード一点押し」か
「複数を散りばめる」のかは、
テープ起こしが無いと
ベストを判断するのは
なかなか難しいと思います。

ただ、上記の工程を、
どこまで精密にやるかは、
プロジェクト見合いでもあるので、
都度、最適なやり方を選択するのが
よいかと。

以上です。


さて、66日目が終わろうとしています。