こんばんは。
core wordsの佐藤です。

前回に続いて、
取材関連の話の続きです。

今日は、取材後の
ライティングについて
書かせていただきます。

自分の場合は、
以下のようなことを心がけています。 

(1)「手紙」のつもりで書く 

(2)主題と構成、あとは読後感を決める

(3)後先考えず書く。タイトルは最後


(1)「手紙」のつもりで書く 

採用系の広告を作成するときは、
特に大事なのですが、
ターゲットをできるだけ絞り込みます。

「一人」にまで限定できれば、
より強い内容になります。

自分の友人とか、
周りの後輩とか、
もしくは、「自分」とか、
その一人の感情を
頭の中に浮かべながら、
手紙を書く感覚です。

下記の記事を例に
ご説明します。

▼元DeNA人事が語る!
 “不満”で転職する時代の終焉。
 WEBの世界で主流となる
 「生きざま転職」とは?

▼記事の初校原稿です
50
 
この場合は、
デザイナー関連の勉強会で知り合った
某若手の方をイメージしています。

その方一人に対して、
「もっと自分をさらけ出して
 正直な転職をして、
 幸せになってください」
ということを伝えるための
「手紙」という感覚で書きました。

(2)主題と構成、あとは読後感を決める

ターゲットがイメージできたら、
その人に伝えるもの(=主題)と
構成を考えます。
情報の設計・整理みたいなものです。

先程の記事ですと、以下になります。
-----------------------------------
主題:
「転職で大事なのは、
 自分の生きざまと向き合うこと」

・企業側はスキルではなく、
 カルチャーのマッチ度を
 高めたいと思っている

・よって、
 自分を素を直接アピールする
 「攻め」の転職活動が大切

・ただし、「攻め」の転職活動は、
 「生きざま」が定義できていないと
 そもそもできない
-----------------------------------
という、割とシンプルな構成です。

ここで読後感もイメージしておきます。
この場合は、
「もっと自分をさらけ出せばいいんだ。
 真っ向から行ってやる!」という
設定を行いました。

よって、最終段落では、
「ひとりの人間の「生きざま」は、
「うねり」となって世の中を
 変えることもあるのです。」
という部分を強調しています。

転職のシーンだけではなく、
日々の仕事をする上でも、
「生きざま」は
大きな影響力を生む大切なもの、
ということを伝えるよう、
努力しました。

(3)後先考えず書く。タイトルは最後

記事は「想いを伝える手紙」ですので、
書く際の勢いが大切。
これがそのまま読者の方にも伝わると
自分は思っています。

で、自分の場合は、
タイトルは最後に決めます。

もちろん、
仮では書いておきますが、
「読む」ものではなく
「見る」ものという意識を持ちつつ、
最後に模索して、
ようやく記事が完成します。


以上です。


さて、69日目が終わろうとしています。