今日は久しぶりの晴天で、気分が良かったです(^o^)

今日は「ジャガー S-TYPE X200 V6」の整備です。
X200
←白が好き(^^)



1年点検で入庫し、走行約40,000kmほどです。いつもお世話になっているユーザー様です(^^) 今まで、これといった目立つ故障も無かった車両だったのですが、点検中に良からぬ物を発見してしまいました。リフトアップし、前タイヤを縦・横方向と力を入れた瞬間!!「ガコガコ」 なんと見事なまでに、タイロッドのボールジョイントにガタが・・・びっくりです(--;) とりあえず見逃す訳にはいかないので、事の重大性及び修理に掛かる費用を説明し、なんとか理解していただいて、修理をすることになりました。いきなり高額な点検整備になってしまいました(涙)
「なんと大袈裟な」と思う方もいるかとは思いますが、実はこのS-TYPE、タイロッド単体の供給は無いんです・・・(^^;;) よって、修理は必然的にラックASSY交換になります。

さて、部品も届いたので、ステアリングラック交換作業に入ります。

X200 ラック1
←オイルホースを切りました。


このタイプは、ポンプ側のホースにクイックフィットコネクタを使ってます。またこいつが曲者。抜けないんです(泣) 組むのは挿すだけなのに、容易に抜くことが出来ない(--) オイル漏れ等でホースやP/Sポンプを外す時は、ホース全交換!?か、コネクタを壊してなんとかやってます(^^;;) ポンプとラックの間に3ヵ所くらいいるんです、こいつ・・・

送られてきた箱から出して・・・
久しぶりにX200の新品ラックを見ました。
X200 ラック2←上が新品です。
 見事な輝き具合です(^^)



作業を進めます。
オイルホースのOリングを新品に交換しておいて、タイロッドエンドを組み換えし、いざ取付けです。
取付けは簡単です。ロアコラムは位置が決まってしまうし、ホースは漏れないように組むだけです。タイロッドの調整は降ろしてからです。
X200 ラック5
←マウントボルト3本です。



続いてオイルのエア抜きです・・・
この作業、意外とこのモデルは馬鹿にできません。前の写真で、ラックに付く上側のホースの根元に、小さな1WAYみたいなオリフィスが隠れてます。こいつのせいで、エアが簡単に抜けない(--)
通常は、オイルを入れて右に左に据え切りを繰り返し、エアが出て油面下がったらオイルを足して、エンジン掛けて・・・の繰返しで殆どの車両はエア抜き出来ます!!
こいつは、それだけで満足してしまうと、いきなりポンプだかが強震!?し始めて、車体振動が始まるんです。初めてやった時はびっくりして固まりました(^^;;)
なので私は、自作工具!?とマイティバッグで真空引きをします。
X200 ラック6
←地道な作業が大事です(^^)



以前、エアコン用の真空ポンプを使用したら、吸った瞬間、急激にタンクが凹んでびっくりしました(^^;;) この方法、勢い良くエアが抜けるんですが、大気開放した瞬間の戻りもハンパないので、気をつけないとエアをまた吸います・・・そして、永遠のエア抜き時間が訪れるのです(--)
実は、タンクと真空ポンプの間にサブタンクを付けて、そこから戻りのオイルを吸わせる方法があるのですが、そのサブタンク君が迷子になってしまい、とうの昔に永遠の別れを告げてしまっていたのです(^^;;) だから今は手動で・・・

あとは、サイドスリップの調整や、ハンドル位置の調整と・・・試運転して再度漏れチェックして、問題無ければ終わりです(^^)

ちなみに、バラしたラックはこんなんなってました・・・
X200 ラック3←右タイヤ側です。
 ジョイントがガタガタです。



X200 ラック4←左側です。
 サビさびで、ついでにオイル漏れしてました。




今日の報告は以上で終わりです。

と、気づいたら日付が・・・ いかん!!良い子は寝る時間だ(-o-)Y-〜
では、おやすみなさい・・・Zzzz・・・