2009年12月31日

日本よどこへ行く

 12月に入ってから仕事が忙しくてブログの更新どころではなくなってしまい、気が付きゃもう大晦日。

 とりあえずテンプレートを正月っぽく模様替えしたところで、今年一年を振り返ってみよう。

 個人的には、大した病気も怪我もせず、決して楽ではないが生活に困ることもなく、大好きだった伯父が亡くなった事を除けばこれと言って変わりない。

 が、一方で周囲を見渡せば、相変わらず景気は回復せず、職を失い、住む場所も無いまま年を越す人も多いと聞く。

 夫婦揃って、元気で新年を迎えられると言う当たり前とも思える事が、今はとても有難い事なのだと実感している。

 とは言うものの、現状に満足していては、自称“社会派”の名折れである。

 ここからは本気モードで斬り込んで行きたい。

 今年最大の出来事と言えば何と言っても『政権交代』だろう。

 本当に、『政権』が『交代』しただけで、それによって何かが良くなった訳ではない。むしろ悪い方向に向かってる感の方が強い。

 世間ではそこそこ評価されているあの事業仕分け。あれをやっている間に株価は暴落し、円高は進行した。それによる損失額は仕分け期間中だけで数十兆円とも言われている。

 それに対して民主党政権が何らかの対策を採ったと言う話は聞かない。完全放置プレイである。

 大体、このデフレ下で緊縮財政を行えば景気はさらに冷え込むに決まっている。難しい問題じゃない。これは商業高校の授業で習う程度の内容だ。

 本来なら地価も資材も安い今、計画を前倒ししてでも公共投資を増やせば同じものを作るにしても安く出来るはずなのだが、“支出=悪”と言う固定概念に囚われている現政権にはそれが出来ない。

 一方で、国内の景気浮揚には絶対に結びつかないアフガン復興支援やCo2の25%s削減(実際は中国・ロシアからの排出権買取り)には数兆円規模の支出を既に決定している。

 これはもう確信犯としか言い様が無い。多額の赤字国債を発行し、海外にばら撒けばそれが景気を押し上げ、税収として還元されることは無い。あとに残るのは、多額の借金だけ。民主党は間違いなく日本の財政・経済を破壊しようとしている。

 来年度は国債発行額が税収を上回る見通しだとか。これは終戦直後の水準だそうで、言ってみれば、日本経済を破壊すると言う民主党の目論見は、政権発足から僅か100日余りと言う驚異的なスピードで達成されたと言えるでしょう。

 雇用に関しても明るい材料は一つも見当たらない。

 これに関しても、現政権は何一つ具体的な対応をしていない。それどころか、あの大好評の事業仕分けで世の中の金の流れの源流をスパッと止めてしまったものだからどうしようもない。

 「支出を減らす」と言えば、良い事のように聞こえますが、この不況下では何も良い事などありません。

 例えば、2011年の地デジ化を例に説明すると、政府が2011年地上デジタル放送移行を決定し、その周知活動に予算を下ろすとします。すると総務省・経済産業省からデジタル放送推進協会と言う所にお金が流れます。そこには天下り役員がいて、多額の報酬を受け取ります。大抵の場合、マスコミが伝えるのはここまでです。その役員が家を建てたり、車を買ったり、奥さんに洋服の一つも買ってやる。それによって住宅会社や自動車ディーラー、ブティック等が利益を上げられると言う事実が伝えられる事はほとんどありません。
 さらに、仕事を貰おうと、広告代理店が役員を接待します。それで料亭の女将も儲かり、板前さんや女中さんも生活が出来る訳です。
 で、広告代理店が仕事を任されました。そこでイメージキャラクターとして草剪剛クンが起用され、ジャニーズ事務所も草剪クン本人も潤います。その他、地デジカのキャラクターをデザインする人、着ぐるみを作る人、中に入る人、一緒に全国各地のイベントを回るキャンペーンガールやイベントスタッフもそれぞれ仕事にありつけるし、テレビでCMを流せばテレビ局も儲かると言う訳。

 こう言ったお金の流れを源流から止めてしまおうと言うのが民主党の事業仕分けなのだと言うことを理解していただけたでしょうか。

 この前の選挙で何となくマスコミに流されて民主党に投票した人も、そろそろ目を覚まして欲しいと思います。

 長々と書き殴ってしまいましたが、この辺で。

 それでは、良いお年を。



cornelius_hr at 11:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)政治 | 雑談

2009年12月10日

70年代の音楽シーン(3)

 前回のイーグルスに引き続き、70年代の3回目。

 今回は黒い方をやりたいと思います。

 70年代半ばからディスコ・ブームがあった事は何度も書いたんだけど、そのブームの牽引役だったのがアースウインド&ファイアー。

 もちろん現在でもバリバリ現役で活躍しているのですが、80年代以降はそれまでの大きな売りであった生のホーンセクションを捨て、電子楽器中心のサウンドへと徐々に変貌して行きます。

 今回はいわゆるEW&Fらしい70年代のヒット曲を紹介していこうと思います。

 1曲目は76年のヒット曲、”Get Away"
 何年か前にCMで使われたのでイントロぐらいは聴いた事があると言う人も多いのではないでしょうか。



 続いてはみんな知ってるこの曲。

 77年に発売された名曲、”宇宙のファンタジー” どうぞ。

 

 余談ではありますが、ボーカルのフィリップ・ベイリー(ファルセットの方ね)は83年にフィル・コリンズと組んでこんなヒット曲も出しています。

 つか、ワシがEW&Fを聴くきっかけになった曲です。

 フィリップ・ベイリー&フィル・コリンズで”Easy Lover" カッコイイ!!



 ”宇宙のファンタジー”もそうだったんだけど、この曲もドラマの主題歌に使用されて結構おなじみですね。

 最後は78年のヒット曲、”September”

 どうぞ。


 
 今回もやっぱり『おまけ付き』です





cornelius_hr at 23:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)音楽 | 雑談

2009年11月28日

70年代の音楽シーン(2)

 70年代から年代を追って書こうと思ったんだけど、この時代、本当に名曲が多くて絞り込みが結構大変。

 で、1曲ごとに紹介するのはあきらめてアーティストごとに書いていくことにする。

 まずは、このバンド。

 

 イーグルスの初期のヒット曲で”Take It Easy"でした。

 続いてはシブ目のバラードで”デスペラード”どうぞ。

 

 この2曲、名曲であるが故にカバー・バージョンも数多く、そのためかオリジナルがイーグルスの作品だと言うことを知らない人も結構いるんですよね。

 そして最後はあまりにも有名なこの曲。

 ”ホテル・カリフォルニア”

 

 この曲を初めて聴いたのは中学2〜3年生の頃だったと思う。

 当時は歌詞の意味など解らず、ただギターのアンサンブルが印象的なイントロに衝撃を受け、美しいメロディーに引き込まれていった。

 後に友人に借りたレコードの歌詞カードを読んでみるも当時のワシの英語力では到底理解不能(今でも無理なんだけど)なシロモノであった(和訳が付いてなかったんだよね)。

 その一部を紹介したい。

So I called up the Captain "Please bring me my wine"
He said,"We haven'thad that spirit here since ninetee sixty nine"

「ワインを持ってきてくれないか」
私は支配人に言った。
すると彼は「そのような酒は1969年以降ございません」

 
 うーん、日本語に訳してもよー解らん。

 spiritと言う単語は「酒」以外に「精神」と言う意味がある(こっちの方が一般的)ことぐらいは知っているが、1969年に一体何があったんだ。

 それとこの部分。

And in the master's chambers,
They gathered for the feast
The stab it with their steely knives,
But they just can't kill the beast

やがて大広間では祝宴の準備が整った。
彼らは鋭いナイフを突き立てるが
だれもその獣を殺す事は出来ない。

Last thing I remember,I was
Running for the door
I had to find the passage back
To the place I was befor
"Relax" said the night man,
We are programmed to receive.
You can checkout any time you like,
But you can never leave!

気が付くと私は出口を求めて走り回っていた。
戻らなくては、
元いた場所に。
「落ち着いて」夜警が言った。
「自分の運命を受け入れるのです。」
「チェックアウトはいつでも出来ます。」
「でも決してここを立ち去る事は出来ません。」


 この歌詞を理解するには単純に英語を日本語に置き換えるだけでなく、時代背景や当時彼らが置かれていた状況を考慮する必要があります。

 1960年代のアメリカ。前々回に書いたように当時アメリカを覆っていたベトナム戦争や不景気と言ったイヤな現実から逃れるように若者たちは西海岸を目指しました。 
 明るい太陽、ハリウッドを中心とした華やかな映画産業、ヒット曲を量産する音楽業界。カリフォルニアに行けば誰もが自由になれる。簡単に名声を得られる。大金が稼げると、当時の若者は本気でそう思っていた。

 イーグルスのメンバーもそんな時代、カリフォルニアにやって来た。

 1969年、今なお伝説となっている野外ロックコンサート「ウッドストック」が行われ、3日間で40万人を動員した。反戦平和運動、大学紛争、公民権運動。60年代は社会の混迷と若者の熱気がピークに達した時代。だが、70年代に入るとヒッピー文化も下火になり、若者中心の運動は次第にその矛先を失い、影を潜めていく。

 そんな70年代の始めにこの曲は生まれた。

 この歌詞には夢を追いかけ、富と名声を手に入れたものの、そんなものは結果として大したものではなく、残るのは虚しさだけだというメッセージが込められている。(と、勝手に解釈した)

 経験が無いから良く分からないが、欲しかった金も必要以上にあると無意味なものになってしまうらしい。

 名声と引き換えに彼らを待っているのはスタジオでレコーディングを繰り返すだけの日々。

 夢に見た成功は彼らから自由を奪ってしまったと言う事らしい。


 長々と書いてしまったけど、最後におまけ。

 当然この名曲にもカバーバージョンは存在します。

 このバージョンを初めて聴いた時には正直、コケたね。

 「どこがカリフォルニアやねん!」と思わず突っ込みを入れたくなる1曲。

 ジプシー・キングスで”ホテル・カリフォルニア”どうぞ。

 


cornelius_hr at 23:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)音楽 | 雑談

2009年11月15日

70年代の音楽シーン(1)

あれこれ調べているうちに1週間経ってしまった。

 今回は70年代後半のお話です。

75年のベトナム戦争終結を境に世相は一気に明るさを取り戻し、ポップス界はかつてない成熟期を迎えます。まあ、実際は69年の伝説の40万人コンサート『ウッドストック』をピークとして反戦・平和ムーブメントは翳りを見せ、戦争が泥沼化した73、4年あたりにはすっかり下火になっていたようです。

70年代の音楽シーンの大きな特徴のひとつに、それまでアメリカ・イギリスの作品が独占していたヒットチャートにイギリス以外のヨーロッパのアーティストの台頭が見られるようになった事があります。
 
 その先陣を切って登場したのがドイツからやってきたこのグループ。

 タイトルは知らなくても聴いたことがあると言う人も多いのではないでしょうか。

 ボニー・Mで『怪僧ラスプーチン』



ドイツ勢と言えばこの人たちを外す訳にはいかないでしょう。
 
 最近ではBerryz工房がカバーしてます。

 ジンギスカンで『ジンギスカン』




 他にも同じくドイツ出身のアラベスク、スウェーデン出身のABBAや、ハンガリー出身のニュートン・ファミリーなどが登場し、音楽シーンを彩ります。

 また、当時はただの流行歌として捉えられていたこれらの曲を注意深く聴けば、80年代に「ユーロ・ビート」と呼ばれるスタイルの布石を発見することが出来ます。





 もちろんアメリカ・イギリスのアーティスト達も負けずに名曲を続々と発表するのですが、それはまた今度。

cornelius_hr at 02:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)音楽 | 雑談

2009年11月07日

古い話で恐縮です

 大きなイベントが無いこの時期、動画貼り付けで何とかお茶を濁そうと言う魂胆で始めたこのシリーズ。

 1回目でいきなり80年代から始めたもんだから、後が続くのかと早くも少々不安になって来た。

 こうなったらもっと時代を遡って70年代からやっちゃおう。

 ワシの記憶にある最も古い洋楽と言えばこの曲。もっとも、全編通して聴いたのはもっと大きくなってからなのだが。

 ワシと同年代ならまず聴いたことが無い人はいないと言い切っていいぐらい有名な70年代を代表するCMソング。

 ジェリー・ウォレスで『男の世界』

 お聴きください。

 

 このCMが流れていた時代は60年代のケネディー暗殺やキューバ危機などの暗い影を引きずっており、また、ベトナム戦争や第一次オイルショックもあったりと、決して明るいとは言いがたい世相だったようです。

 第2次世界大戦が終結し大衆が娯楽を強烈に欲し、それに応える形でモダンジャズやリズム&ブルースと言った新しいスタイルの音楽が次々と誕生した50年代を「幼虫」の時代とするならば、暗い世相の中、ラブソングよりも社会的・政治的なメッセージを孕んだ歌が人気を集めた60〜70年代前半は「サナギ」の時代と言えるでしょう。

 そんな時代を象徴する1曲。

 マーヴィン・ゲイで『What's Going On』

 

 そして75年。ベトナム戦争が終結すると世相は明るさを取り戻し、いよいよ80年代まで続く「成虫」の時代へと突入します。

 70年代後半にそれまでの暗い世相を吹き飛ばそうとするかのように、映画『サタデー・ナイト・フィーバー』に代表されるディスコブームが起こります。

 と、今回はここまで。続きは次回と言うことで予告編。

 キムタクのCMでおなじみですね。

 75年のヒット曲。スタイリスティックスで『愛がすべて』原題"I Can't Give You Anything(But My Love)"

 どうぞ。



cornelius_hr at 19:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)音楽 | 雑談

2009年11月01日

80年代

 突然読み返したい本があったので実家へ探しに行った。

 押入れの中の段ボール箱を一つ開けては探し、また閉じて次の箱…。

 そんな作業の中で、10代〜20代の頃に聴いていたレコードだのCDだのを大量に発見。

 「そう言えばこんなの聴いてたなあ。」

 当時の流行りモノから古い60年代〜70年代のポップスまで、まあ出るわ出るわ。

 で、お目当ての本と共に何枚か持ち帰って来た。

 久しぶりに聴くと、当時の記憶が甦って来て、年甲斐も無く胸が『キュンっ』となったりするのさ。

 Corneriusは現在42歳、1980年代に人生で最も多感であった時期を過ごした。

 思えば当時はレコードからCDへの過渡期であり、MTV全盛期でもあった。

 特に高校を卒業した85年〜バブルで仕事が忙しくて音楽どころじゃなくなる90年頃まではこれまでの人生の中で一番音楽を聴いた時期でもあった。

 まあ、誰でも10代後半と言うのは音楽への興味が多かれ少なかれ膨らむものなんだろうが。

 そんな訳でワシもいろんな音楽を聴きまくった。

 当時のヒット曲やビートルズやローリングストーンズなど、いわゆる『定番』と呼ばれるもの、ジャズやラテン、果ては民族音楽まで、「良い」と思ったものは手当たり次第に聴いた。

 そして、当時聴いていた音楽が現在のワシの音楽表現(と言う程大層なものでもないが)のロジックを形成する重要な要素になっている事は間違いない。

 と言う訳で、ワシが昔聞いていた音楽で印象に残っている曲やアーティスト、若い人にも聴いて欲しいと思うものをこのブログで紹介していこうと思います。

 で、第1回目。

 80年代を代表するアーティストと言えばこの人。

 スティング大先生であります。

 85年に発売されたアルバム Dream of the blue turtles から


 Russians お聴きください。
 

 

 当時は米ソ冷戦真っ只中、時代背景が伺えます。
 
 しかも、フルシチョフとかレーガンが実名で登場するなんて日本ではまず考えられないです。

 せっかくなのでもう一曲、Children's Crusade これも泣けます。






 よーするに、これから年末まで大きなイベントも無いので動画貼り付けてお茶を濁そうと言う単純な発想です。

 しばらく続きます。

cornelius_hr at 00:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)音楽 | 雑談

2009年10月22日

無名の名手

 最近気になっているホルン吹きがいる。

 Steve Parkと言う。素性は不明。

 ホルンアンサンブルの音源を探す作業の中で偶然発見したのだが、かなりの名手だ。



 めちゃくちゃ難しいシューマンの”コンチェルトシュトゥック”を一人カルテットで演奏しています。

 さらに…



 

 コスプレなんかもやっちゃいます。

 結構お茶目なオジサンです。

 たまに背景に凝ったりもしてます。



 世の中には無名でもスゴイ人っているもんだ。
 
 この人は一体何者であろうか。

 プロの演奏家なのか?

 ワシも努力すれば彼のように吹けるかなあ。

cornelius_hr at 22:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)楽器 | 雑談
Profile
コーネリアス
生息地:島根県大田市  
1967年生まれ・男
仕事:建設会社勤務

趣味:ホルン(大田ウインドオーケストラ所属)
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