
今日はジェラルドとブレンナの結婚式。私にとっては初めてのアメリカの結婚式で、とても楽しみにしていた。と言っても、ジェラルドはブルキナファソ(アフリカ)の出身だから、和洋折衷ならぬ、ブルキナファソ米折衷になるのかな?とも思っていたんだけど、完全なアメリカンスタイルだったみたいだ。お天気は生憎の雨だったけれど、とても豪華な会場は屋内で、大いに盛り上がって雨が降っていることも忘れてしまうほどだった。あと、ジェラルドのお父さんがスピーチで「ブルキナファソでは乾季の後、雨が降るとみんな『恵みの雨だ』と喜びます。みんなが待ちに待った日、それが雨の日なのです」と言っていたのが素敵だった。
結婚式の流れは、基本的には日本と同じだった。というか、日本がアメリカナイズされているんだろうけど。新郎のジェラルドが待っているところに、braidesmaidsとgroomsmenがペアになって次々に階段を降りてきて、最後にブレンナがお父さんと一緒に降りて来て、それで式が始まった。
ちなみに、ブライドメイドとグルームズマンは日本にないと思うんだけど、新婦にはMaid of Honor(これは姉妹がいる場合は姉妹がなることが多いらしい)1人とブライドメイドが4人、新郎にはBest Man(これも大抵は兄弟がなる)が1人とグルームズマンが4人いて、みんなお揃いのドレスやタキシードを着ている。ブライドメイドとグルームズマンに役割と言うのは特になさそうだったけど(でも、多分準備なんかを手伝っているみたいだった。あと、Wikipediaによるとbachelor/bachelorette party partyもアレンジするとか)、基本的に兄弟姉妹や親友がなるらしい。あと、ブライドメイドは基本的に独身の人がなるものらしいんだけど、Maid of Honorが既婚の場合、Matron of honorと呼ばれるとか。Maid of Honorは、式の時にはブーケを持っていて、Best Manは結婚指輪を持つのが仕事みたいだ。あと、新婦の従姉妹(小さい女の子)がFlower girl、新郎の従兄弟(小さい男の子)がRing bearerと名前が載っていたけれど、何をする役目なのかはあまり分からなかった。でも、ドレスとタキシードがとても可愛かった!あと、結婚式の参加者について詳しくは下のリンクをどうぞ。
Wikipediaの「Participants in wedding ceremonies」のページ(英語)
そんなわけで、牧師さんがお説教をしてくれたあと、2人が誓いの言葉を述べて、まずは式が終わる。お天気が良ければ、湖を望んだ目の前のパビリオン(写真の窓の外に少し見える所)で式をする予定だったそうで、それは残念だった(ジェラルドがプロポーズした思い出の場所らしい!)。でも、日本のように決まった文句をただ読み上げるのではなく、2人が自分で考えた誓いの言葉は本当に素敵で、周りの友達はみんなうるうるしていた。
それから、一旦2人と家族は2階に移動して、参列者全員(200人ぐらい)と挨拶。その間に、会場は披露宴のために改めてセッティングされて、今度はベストマンのジェラルドの弟と、メイドオブオナーのブレンナの妹が挨拶。次に、ジェラルドとブレンナが挨拶をして、最後に2人のご両親がそれぞれ挨拶をして、スピーチはそれで終わり。日本みたいに友達や上司の話・・・というのはないみたいだった。もちろん、芸とかもなし(笑)
その前後にはご飯が出てきて、テーブルにいたみんなでおしゃべりをしながら食べたり、笑ったり。証明写真みたいな(プリクラ風、と言いたいけど、そこまでファンシーじゃない)ブースが出ていて、参加者はめいめいに写真を撮り、その写真の横に2人に向けてコメントをする、という企画があったので、みんなでそこに写真を撮りに行ったりして、ずっと座っているというより、枠のゆるい感じの式だった。途中で不思議に思ったのは、みんながフォークやスプーンでグラスを軽く叩いて音を出していたこと。何だろう?と思っていたら、それは「キスしろ!」っていう意味なんだとか。それに答えて、2人は何度も熱いキスをしていた。ジェラルドがブレンナを抱え込んでキスしたときには、みんな大盛り上がり。ワーワー言っていて面白かった。
あと、日本と同じだ!と思って面白かったのが、途中で2人の出身大学の歌を歌っていたこと。2人は大学で知り合ったから、出席していた殆どの友達は同じ大学出身なんだけど、みんなが突然立ち上がって歌いだしたからびっくりしていたら、ニコが校歌だと教えてくれた。そういえば、日本でも友達の結婚式で都の西北を歌ったなぁ・・・と懐かしく思い出したんだけど、そういえばミネソタ大学の歌ってどんな歌だろう?Commencementで演奏されていた記憶がうっすらあるけど(でも、一番最初に演奏されたのは国歌。アメリカだ・・・)、全然覚えてないし、ましてや歌うなんて無理!みんないつ覚えるんだろう?
ともあれ、しばらくみんなが食べたり飲んだりした後は、ダンスタイム。最初は新郎と新婦のダンス、次は新婦と父親・・・と、一通り家族が踊った後はみんなでフロアに出て来て踊りまくっていた。興味深いのは、この後ぐらいに年配の方たちや明日仕事が早い人はめいめい帰って行っていたこと。開始時間は5時と決まっているけれど、解散の時間は何時と決まっているわけじゃなくて、自然解散みたいになっているみたいだ。途中でみんなが席を立っていたり、解散の時間が決まっていなかったり、そういう枠の緩さは日本と違うところで、興味深かった。私が帰ったのは深夜の12時だけど、まだまだ踊っている人たちはいて、最後は結局何時になったのか分からないけど、みんなが本当に楽しそうにしていて、見ていても楽しかった。日本の結婚式は、本当に新郎新婦だけが中心、という感じだけど、アメリカの結婚式は参加者が楽しむところにも主眼を置いているのが(ジェラルドとブレンナも盛んに、「今日は楽しんでいってくれると嬉しい」と言っていた)違いかもしれない。もちろん、2人も真ん中で踊りまくっていて、一番楽しそうだったけど。幸せな2人のエネルギーを分けてもらえて、とても良い式だった。