カタツムリの手紙?

今日は久しぶりに、最近聞いた英語の表現をご紹介。まずは、表題の「Snail mail」。これは、直訳すると「カタツムリの手紙」なんだけど、カタツムリ=ゆっくり、というイメージはアメリカでも同じみたいで、つまり「(電子メールではなくて)一般の郵便」のこと。言われてみれば納得なんだけど、Rさんに「FumiのSnail mail address教えて」と言われた時には、全く見当がつかなくて困ってしまった。
同じく動物が入っている言い回しとしては、「Dog-ear」というのもある。これは、Amazonに古本を出品しようと思った時に知った言葉。
形容詞として、「Dog-eared」と使うこともあるんだけど、「折り目がついた」という意味なのだ。使い方としては、「Some pages are dog-eared」っていうと、「何ページかは折り目が付いています」ということになる。この語源は、どうやら紙の隅っこが折れ曲がっているのが犬の耳に似ているから、ってことらしいんだけど、確かに、アメリカで人気のラブラドールなんかは耳が折れている。でも、日本人の私の「犬」のイメージは柴犬とか耳のピンと立った犬だから、ちょっと違和感があるかな?アメリカの子どもに犬を描いてもらうと、折れ曲がった耳の犬を書くんだろうか?日本では殆どの子が耳の立った犬を描いていた記憶があるけど。でも、最近は洋犬が流行っているから、日本でも耳が折れ曲がった犬を描く子もいるのかも。
さて、一番上にある漫画は、8月のStar Tribuneという新聞(ミネソタの新聞で、スヌーピーが最初に連載された新聞ということでも有名)に掲載された漫画なんだけど、そこで知ったのが最後のコマの「In your face」という表現。先にこの漫画を説明すると、これはアメリカの大学でTenure(終身雇用権=クビにならない権利)がすごく大事だというのを皮肉ったもの。アメリカではAssistant Professor(助教)として雇われても、Tenureが取れるまではいつクビになるか分からない。大体、Tenureを取るまでには5年間の猶予があって、それまでの間、助教の先生たちは必死に論文を書いたり、グラント(高額の研究費。日本でいえば科研費など)を取ろうと頑張ってプロポーザルを書いたりする。つまり、Tenureが取れるまでは、ある意味その日暮らしなわけだ。ところが、一度Tenureを取ってしまえば状況は一転。教員としての立場は一生安泰、余程の理由がない限り、誰にも何にもされることはない。
このマンガでは1コマ目でブタが「おまわりさん、誰かが家に侵入して、家の中をめちゃくちゃにして行ったんです」と訴えていて、2コマ目で警官が「誰か心当たりはある?」という横で、男の人が「自供します。私がやりました」と言っている。それで、3コマ目で警官が「おまえは誰だ?」と聞くと、男性は「私は教授です」と答えている。そこまではまあ普通なんだけど、4コマ目で警官が「じゃあ、お前を逮捕する」と言った時の返事が鍵。教授が「私はTenureを持っている」と答えると、5コマ目で警官がブタとネズミに「(残念ながら)彼には何の手出しも出来ないな」と告げているのだ。つまり、Tenure=葵の御紋のような感じかな?そして、最後のコマの教授のセリフが「In your face!」で、これは「ざまーみろ!」とか、「へへーんだ!」みたいな意味。ちなみに、最後のネズミのセリフは直訳すると「呪ってやる!」だけど、意訳すると「くそう!」「畜生!」みたいな感じかな?最初は最後のコマの意味が分からなくて、「???」だったんだけど、今はこのマンガの切り抜きは、研究室の私のスペースに貼ってある。
そんなわけで、久々の英語の表現の紹介でした。
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