2010年09月06日

沢山の別れと再会

8月の初めに本格帰国して、落ち着く間もなく今度は日本国内で家探し&引っ越し…。本当に忙しくて、ミネソタにいる沢山の友達と別れることも、通い慣れ、住み慣れた場所から離れることも、悲しいとか寂しいとか思う暇も全くなく、あっと言う間に今は名古屋にいます。そして、すでに1日から新しい職場で勤務開始(と言っても、まだ本格的に働き始めたわけじゃないんだけど)。きっと、これからじわじわと寂しさを感じていくんだろうなぁ…。私はアメリカに行ったとき、比較的(というか、かなり)スムーズにアメリカの文化に馴染んだから、その分日本に帰ってきてからは大変な思いをするだろう、とはみんなに言われていたし、自分でもそう覚悟していた。今のところはまだあまり感じていないけど、どうなるのかな?

そういえば、東京では忙しいスケジュールを縫って、なんと18年(!)振りに高校の同級生たちと会う機会があった。
留学前は、東京にいても全然連絡を取り合うことも無かったのに(1回目のきっかけを作ってくれたOは別で、ミネソタにも来てくれたけど。嬉しかったな〜)、留学中にブログを読んでくれた友達が何人かいて、「日本に帰ったらぜひ会おう!」という話になっていたのだ。そう思うと、物理的な距離って本当はあまり大きくないのかもしれない。

最初に会ったのは花火大会の日にOの家で(しかも半分以上の友達はサプライズで!)だったんだけど、ほとんどの友達は高校卒業以来会っていなかったから、それって18歳の時!今年私たちは丁度年女だから、前回会った時は年が半分だったわけだ…。そう考えるとなんだかすごい。でも、もっとすごいのは、みんなに会っても全く違和感がなかったこと。もちろん、みんな大人になって少しは変わっているんだけど、話していて全然18年のタイムラグを感じさせないっていうか、全く高校生の時と同じような距離感で話せるのがとても嬉しかった。ちょうど、ほとんどの友達をミネソタに残してきて、私は日本では友達がほとんどいない…と思っていた時だったから、「なんだ、友達は日本にも沢山いるじゃん!」って思ったというか(笑)

もう1回は、Mが「教員の会」っていう、同級生で今教員をしている友達が作っている会に呼んでくれたんだけど、これもとても楽しかった。この時に会った友達は、高校の時特別親しかったわけじゃないんだけど、でもやっぱり不思議な親しみがあって(私の通った高校はかなり個性的だったから、みんな同じような雰囲気というか、匂いがするらしいから、そのせい?)、会えてとても嬉しかった。それに、優秀な友達が大変な学校現場で頑張ってくれているということを知って、本当に嬉しかった。日本の学校は、公立の小中も大変だけど、私立は文科省の直接の管轄下にない分、また独特の難しさを抱えていると思う。偶然、その日に会った友達はみんな私立で教えていたんだけど、少し話を聞いただけで、本当に大変だろうなぁ…とため息が出てしまった。しかも、私のような心理職は心理的なケアをしていれば良いわけだけど(もちろん、他の先生のコンサルテーションなんかもするけど)、一般の先生は当然ながら教科指導に加え、生活指導やクラブ活動なども見なくてはいけないわけで、難しい問題を色々抱えつつも大学院に通ったり、教授法について色々検討したりしている彼女たちを見て、本当に頭が下がる思いだった。こうやって、日々本当に身を擦り減らすようにして子供たちのために奮闘してくれる先生たちがいるからこそ(公立・私立を問わず)、日本の教育は成り立っているのだ。そんなみんなに会って、少しでも先生たちの負担を良い形で減らして行けたらなぁ…と強く思った。とても良い刺激を受けた会でした。

実は、赴任早々新しいポストの話なんかもあって、今後のことも色々考えていかなくてはいけない今日この頃。少なくともあと2年は日本にいるわけだけど、その後のことも含め、悩みは尽きません。現実的に考えて自分に何が出来るか、どうやって学んだことを社会に還元するか、そして、どうやって自分の生き甲斐を見出していくか、まだまだ悩めるお年頃です(あと4年で不惑のはずなんだけど…)。


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この記事へのコメント
 高校の同級生ですかぁ。・・・いいもんですよね。
 私も、年に1度くらいは出会いますが、その時に戻ったような気がします。大学の時の仲間は、なおさらですね。・・・時間の壁を貫通して昔に戻れます。
 特別支援学校における教育に携わる中で、子どもたちの成長を実感できている現在に感謝しています。
 多くの支援者の思いが、形として現れているのだと思っています。
 定められた時間で求められる結果もありますが、個々のペースで確実に成長していくことも大切かと思っています。
 成長と発達とを区別していない表現ではありますが・・・。
 いつか、彼らが自分らしく社会参加する日に向かって支援を継続していきたいです。
 強制的に、高等部卒業の期日は日々迫ってきているのですが・・・。
 まずは、一歩一歩・・・成長と発達です。そして、具体的にできることの拡大です。
Posted by 安木隆志 at 2010年12月10日 20:27