年末年始、ツイッター上で話題騒然だった 花形装飾活字 『 kado the 108 』 フリーダウンロード。 その制作者の fengfeeldesign 阪口哲清さんのお声掛けで実現したのが、今回のアイテム 花形装飾活字 『 kado the 108 』 プロモーションDMだ。
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【Photo-01: fengfeeldesign 阪口哲清 様】
実はこのDMは、花形装飾活字 『 kado the 108 』 制作者である 阪口さんをはじめとする4者( print pub 所属 )で、リレー方式でデザイン・印刷・加工を手掛けております。
阪口さんが生み出した 『 kado the 108 』 を用いてDMをデザインするのは Goat Graphic(s) 竹田正典さん。印刷加工は有限会社コスモテック。最終工程はプロダクトデザイナー 三輪一樹さんが、ギター製作時に使う「ある技法」を施すことで今回の作品を仕上げている。
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【Photo-02: fengfeeldesign 阪口哲清 様】
- credit -
kado the 108 : 阪口哲清 [ fengfeeldesign ]
Design : 竹田正典 [ Goat Graphic(s) ]
Manufacturing : アオキマサノリ [ Cosmotech ]
Finisher : 三輪一樹 [ http://www.miwakazuki.jp/ ]
- 仕様 -
用紙 : 羊皮紙(茶)4/6判Y目<220kg>
表面 : 『 箔押しの上にオフセット印刷 』 [ デザイン面 ]
1工程目 : 箔押し | 銀ツヤ箔(MSV) - 箔 de 埋め盛り
2工程目 : 印刷 | オフセット2c 特色DIC2261 → ホワイトオペーク
3工程目 : 型抜き(長方形)
裏面 : 箔押し | 白箔(A-1) - 擦れ調整押し [ 宛名面 ]
仕上 : オイルフィニッシュ(下記)
内訳 : プレーン・オレンジオイル・ワインレッド・オリーブ・ミルキーホワイト
- 紙選びについて -
今回使用している紙は、羊の皮をなめして作ったパーチメントを再現した紙として知られる 『 羊皮紙(茶)4/6判Y目<220kg> 』 を使用。
Wikipedia にも書かれている ように、 「 (下記引用) 本来の羊皮紙は中世の羊皮紙職人はギルドを作り、製法の秘密を厳重に守っていたので、当時の製法はあまり伝わってはいない 」を、現在 花形装飾活字を手掛ける fengfeeldesign 阪口哲清さんはプリントパブ( print pub )を作り、印刷の世界を、ほんの少し楽しくする様々な活動を行なっている … にちょっぴり掛けた 遊び心ある紙選びから 『 (現在の)羊紙皮 』 を選定。
- 印刷について -
デザイナー 竹田さんの意向により印刷は 『 逆転 』 方式で展開。印刷加工の通常の流れとされる印刷→加工(今回の場合は箔押し)を逆にし、加工(箔押し)→印刷で行ないました( ※1工程目で銀ツヤの箔押しをトンボ込みで行い、2工程目のオフセット印刷時にトンボに合わせて印刷を行う )
また、印刷はホワイトオペーク(白)の使い方も、通常の 白→特色1c(DIC2261)の刷り順を逆にして、特色1c(DIC2261)→白という順に版を重ねて、白で柄を封印する・蓋を閉めるような使い方で仕上げております。
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【Photo-03: fengfeeldesign 阪口哲清 様】
これによって、表面のみで様々な表情を作り出す設計になっており、
1. 紙地色 + 銀ツヤ箔
2. 紙地色 + 銀ツヤ箔 +特色(DIC2261)
3. 紙地色 + 銀ツヤ箔 +特色(DIC2261) + 白
4. 紙地色 + 特色(DIC2261)
5. 紙地色 + 特色(DIC-2261) + 白
6. 紙地色 + 銀ツヤ箔+白
7. 紙地色 + 白
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【Photo-04: fengfeeldesign 阪口哲清 様】
など... 箔1版・印刷2版(色)のみで多彩な発色を葉書寸の中に展開。 また、微妙に箔押しの線幅を調整することで、あえて箔を絡ませることで箔をポッコリと盛り上げて、エンボス加工と箔押しを同時に1工程で加工してしまうような感覚の 『 箔 de 埋め盛り 』 も取り入れられております( ※ 箔 de 埋め盛り については こちら )
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【Photo-05: fengfeeldesign 阪口哲清 様】
こうして、表面を仕上げた後、型抜きで多面付(4面)から分離させ、単面(1面)にした後に裏面(宛名面)に白箔押し加工。 宛名面では、箔押しの圧を調整し、 『 あえて擦れさせる 』 表現を取り入れております( ※ データ上・箔押しの版上では擦れているわけではない ) - 不均一な絶妙な擦れ感を持たせることで、作品自体にアンティーク感 / ヴィンテージ感を出しています。
___
- 仕上げについて -
「紙に印刷する」 という視点とは全く違ったアプローチで、プロダクトデザイナー 三輪さんによってこの作品はフィナーレを迎えます。仕上げの方法はなんとオイルフィニッシュ!
■ オイルフィニッシュについて (解説:三輪さん)
Finisher : 三輪一樹 [ http://www.miwakazuki.jp/ ]
オイルフィニッシュとは本来、家具や楽器など木材に施す仕上げ加工に用いられる技法の一つです。
特徴は木部にオイルを染み込ますことで木部の保湿・防腐の役割をしてくれる優れものです。木材の仕上げで一般的な 『塗装』 と決定的に違うのは 『塗装』 は木材の上に膜をつくることで木材を湿気・キズなどから保護するのに対し、オイルフィニッシュは木材にオイル(ワックス)を染み込ませることで木材に着色・保湿・防腐するなどの効果があります。木材に染み込ますため、木の美しさ・肌触りをよりダイレクトに感じることのできる仕上がりになります。
ギターなどの弦楽器の仕上げにも使用され、塗装のように膜を張らないので木材特有の優しい響きを得ることができます。楽器のメンテナンスに使用することもあり、オイルフィニッシュに使用するオイルは種類も用途も様々です。
木の色を変えずに仕上げるものと、木に着色するオイルステインというものがあります。今回は実験的に用途の違うオイルを4種類(オレンジオイル・ワインレッド・オリーブ・ミルキーホワイト)使用しました。
■ オイルステイン・オイルフィニッシュの特徴 (解説:三輪さん)
Finisher : 三輪一樹 [ http://www.miwakazuki.jp/ ]
オイルステインの売り文句でもあるんですがオイルフィニッシュのメリットは均等にムラがなく一定の濃さで着色する事ができます。これは今回紙でも同じ効果が得れることが判明しました(正直予想外!)
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【Photo-06: fengfeeldesign 阪口哲清 様】
■ 紙にオイルフィニッシュをした時に得れた反応 (解説:三輪さん)
Finisher : 三輪一樹 [ http://www.miwakazuki.jp/ ]
箔の上には乗らずに紙の部分に色が入り、違う紙を使ったように見える。ステインを使用した場合は箔の上に少し色がランダムに残り全体の雰囲気がガラッとかわります(これがすごくおもしろかった!)
完成形は5パターン [ 下記 ]
1. プレーン( 何も加工していないネイキッドな状態 )
2. オレンジオイル
3. ワインレッド
4. オリーブ
5. ミルキーホワイト … ※ 上記写真はミルキーホワイト
2. オレンジオイル (解説:三輪さん)
ギターリストなら一度は耳にするオイル。楽器屋さんで手に入るオイル。楽器のメンテナンス時に使用することが多いオイルです。
液体自体はオレンジ色をしていますが木部に染み込ませてもほとんど着色はなく染み込んだ感じ、(ウィッティ?)な色になります。主に木部の保護保湿に優れ、 『 kado the 108 』 では裏に染み込まないように濃度の濃いジェル状のものを使用しています。
塗ってすぐはオレンジのいい香りがします。いい香りの 『 kado the 108 』 ができました。僕の一押しです。
3. ワインレッド (解説:三輪さん)
液型カラーニスを使用しました。ニスと書いてありますが用途は同じで布にとって擦り込んでいくタイプ。着色系のステインです。
一定の濃さでムラなく仕上げることができます。あえてムラをだすこともできます。教室の床の香りがします。懐かしい匂いです。 『 kado the 108 』 では顔料箔にもほんの少し色を残し、全体を優しい赤色にしてくれました。
4. オリーブ (解説:三輪さん)
水性のステインを使用しています。「もし、油性で顔料箔が落ちたらどうしよう。」という心配から保険で買っておいたステイン。この心配は後に無駄だったことが分かる(笑)
油性のものとは違い水分を含んでいるので紙に吸い込む感じが油性のものと違って最初はすごく苦戦しました。色のノリがよく、これもワインレッドで使用したステイン同様、顔料箔に色が残り、ブロンズのような重厚感を得る事が出来ました。
5. ミルキーホワイト (解説:三輪さん)
使用したバターミルクペイント。ほとんど塗料に近く、(いや、これは塗料だ。) 粘度も濃く、 『 kado the 108 』 で使用したステインの中では少し他のものとは用途は違います。
家具の補修・壁の塗り替え用などに使用するのを目的にした、ペンキに近いものです。その塗料を布に染み込ませ、色の擦れ具合、などを意識して加工しました。プラモデルのダメージ加工に近い加工です。
___
実は、今回完成したDMを手に入れるチャンスが!
今回の花形装飾活字 『 kado the 108 』 プロモーションDM をゲットする方法は こちら から。
使い方・見せ方はあなた次第!
使い方いろいろ、花形装飾活字 『 kado the 108 』 !
※ 今回のプロモーションDMを運良く手に入れることが出来た方、このアイテムの写真撮影はご自由にどうぞ◎ もちろん、ブログ・ツイッター・フェイスブックで公開するのもOKです◎ - その際、よろしければ下記に掲載しているクレジット / リンクを貼って頂けると嬉しいです。
___ (ここから) ___
- credit -
kado the 108 : 阪口哲清 [ http://www.fengfeeldesign.org/ ]
Design : 竹田正典 [ http://rnsmdkt.blog.fc2.com/ ]
Manufacturing : アオキマサノリ [ Cosmotech ]
Finisher : 三輪一樹 [ http://www.miwakazuki.jp/ ]
___ (ここまで) ___
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行列のできる『箔押し印刷工房』コスモテックのブログをご覧頂き、誠に有難うございます。ご意見、ご質問等、お気軽にお問い合わせ下さいませ。お電話、Faxでのお問い合わせもお待ちしております。
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【Photo-01: fengfeeldesign 阪口哲清 様】
実はこのDMは、花形装飾活字 『 kado the 108 』 制作者である 阪口さんをはじめとする4者( print pub 所属 )で、リレー方式でデザイン・印刷・加工を手掛けております。
阪口さんが生み出した 『 kado the 108 』 を用いてDMをデザインするのは Goat Graphic(s) 竹田正典さん。印刷加工は有限会社コスモテック。最終工程はプロダクトデザイナー 三輪一樹さんが、ギター製作時に使う「ある技法」を施すことで今回の作品を仕上げている。

【Photo-02: fengfeeldesign 阪口哲清 様】
- credit -
kado the 108 : 阪口哲清 [ fengfeeldesign ]
Design : 竹田正典 [ Goat Graphic(s) ]
Manufacturing : アオキマサノリ [ Cosmotech ]
Finisher : 三輪一樹 [ http://www.miwakazuki.jp/ ]
- 仕様 -
用紙 : 羊皮紙(茶)4/6判Y目<220kg>
表面 : 『 箔押しの上にオフセット印刷 』 [ デザイン面 ]
1工程目 : 箔押し | 銀ツヤ箔(MSV) - 箔 de 埋め盛り
2工程目 : 印刷 | オフセット2c 特色DIC2261 → ホワイトオペーク
3工程目 : 型抜き(長方形)
裏面 : 箔押し | 白箔(A-1) - 擦れ調整押し [ 宛名面 ]
仕上 : オイルフィニッシュ(下記)
内訳 : プレーン・オレンジオイル・ワインレッド・オリーブ・ミルキーホワイト
- 紙選びについて -
今回使用している紙は、羊の皮をなめして作ったパーチメントを再現した紙として知られる 『 羊皮紙(茶)4/6判Y目<220kg> 』 を使用。
Wikipedia にも書かれている ように、 「 (下記引用) 本来の羊皮紙は中世の羊皮紙職人はギルドを作り、製法の秘密を厳重に守っていたので、当時の製法はあまり伝わってはいない 」を、現在 花形装飾活字を手掛ける fengfeeldesign 阪口哲清さんはプリントパブ( print pub )を作り、印刷の世界を、ほんの少し楽しくする様々な活動を行なっている … にちょっぴり掛けた 遊び心ある紙選びから 『 (現在の)羊紙皮 』 を選定。
- 印刷について -
デザイナー 竹田さんの意向により印刷は 『 逆転 』 方式で展開。印刷加工の通常の流れとされる印刷→加工(今回の場合は箔押し)を逆にし、加工(箔押し)→印刷で行ないました( ※1工程目で銀ツヤの箔押しをトンボ込みで行い、2工程目のオフセット印刷時にトンボに合わせて印刷を行う )
また、印刷はホワイトオペーク(白)の使い方も、通常の 白→特色1c(DIC2261)の刷り順を逆にして、特色1c(DIC2261)→白という順に版を重ねて、白で柄を封印する・蓋を閉めるような使い方で仕上げております。

【Photo-03: fengfeeldesign 阪口哲清 様】
これによって、表面のみで様々な表情を作り出す設計になっており、
1. 紙地色 + 銀ツヤ箔
2. 紙地色 + 銀ツヤ箔 +特色(DIC2261)
3. 紙地色 + 銀ツヤ箔 +特色(DIC2261) + 白
4. 紙地色 + 特色(DIC2261)
5. 紙地色 + 特色(DIC-2261) + 白
6. 紙地色 + 銀ツヤ箔+白
7. 紙地色 + 白

【Photo-04: fengfeeldesign 阪口哲清 様】
など... 箔1版・印刷2版(色)のみで多彩な発色を葉書寸の中に展開。 また、微妙に箔押しの線幅を調整することで、あえて箔を絡ませることで箔をポッコリと盛り上げて、エンボス加工と箔押しを同時に1工程で加工してしまうような感覚の 『 箔 de 埋め盛り 』 も取り入れられております( ※ 箔 de 埋め盛り については こちら )

【Photo-05: fengfeeldesign 阪口哲清 様】
こうして、表面を仕上げた後、型抜きで多面付(4面)から分離させ、単面(1面)にした後に裏面(宛名面)に白箔押し加工。 宛名面では、箔押しの圧を調整し、 『 あえて擦れさせる 』 表現を取り入れております( ※ データ上・箔押しの版上では擦れているわけではない ) - 不均一な絶妙な擦れ感を持たせることで、作品自体にアンティーク感 / ヴィンテージ感を出しています。
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- 仕上げについて -
「紙に印刷する」 という視点とは全く違ったアプローチで、プロダクトデザイナー 三輪さんによってこの作品はフィナーレを迎えます。仕上げの方法はなんとオイルフィニッシュ!
■ オイルフィニッシュについて (解説:三輪さん)
Finisher : 三輪一樹 [ http://www.miwakazuki.jp/ ]
オイルフィニッシュとは本来、家具や楽器など木材に施す仕上げ加工に用いられる技法の一つです。
特徴は木部にオイルを染み込ますことで木部の保湿・防腐の役割をしてくれる優れものです。木材の仕上げで一般的な 『塗装』 と決定的に違うのは 『塗装』 は木材の上に膜をつくることで木材を湿気・キズなどから保護するのに対し、オイルフィニッシュは木材にオイル(ワックス)を染み込ませることで木材に着色・保湿・防腐するなどの効果があります。木材に染み込ますため、木の美しさ・肌触りをよりダイレクトに感じることのできる仕上がりになります。
ギターなどの弦楽器の仕上げにも使用され、塗装のように膜を張らないので木材特有の優しい響きを得ることができます。楽器のメンテナンスに使用することもあり、オイルフィニッシュに使用するオイルは種類も用途も様々です。
木の色を変えずに仕上げるものと、木に着色するオイルステインというものがあります。今回は実験的に用途の違うオイルを4種類(オレンジオイル・ワインレッド・オリーブ・ミルキーホワイト)使用しました。
■ オイルステイン・オイルフィニッシュの特徴 (解説:三輪さん)
Finisher : 三輪一樹 [ http://www.miwakazuki.jp/ ]
オイルステインの売り文句でもあるんですがオイルフィニッシュのメリットは均等にムラがなく一定の濃さで着色する事ができます。これは今回紙でも同じ効果が得れることが判明しました(正直予想外!)

【Photo-06: fengfeeldesign 阪口哲清 様】
■ 紙にオイルフィニッシュをした時に得れた反応 (解説:三輪さん)
Finisher : 三輪一樹 [ http://www.miwakazuki.jp/ ]
箔の上には乗らずに紙の部分に色が入り、違う紙を使ったように見える。ステインを使用した場合は箔の上に少し色がランダムに残り全体の雰囲気がガラッとかわります(これがすごくおもしろかった!)
完成形は5パターン [ 下記 ]
1. プレーン( 何も加工していないネイキッドな状態 )
2. オレンジオイル
3. ワインレッド
4. オリーブ
5. ミルキーホワイト … ※ 上記写真はミルキーホワイト
2. オレンジオイル (解説:三輪さん)
ギターリストなら一度は耳にするオイル。楽器屋さんで手に入るオイル。楽器のメンテナンス時に使用することが多いオイルです。
液体自体はオレンジ色をしていますが木部に染み込ませてもほとんど着色はなく染み込んだ感じ、(ウィッティ?)な色になります。主に木部の保護保湿に優れ、 『 kado the 108 』 では裏に染み込まないように濃度の濃いジェル状のものを使用しています。
塗ってすぐはオレンジのいい香りがします。いい香りの 『 kado the 108 』 ができました。僕の一押しです。
3. ワインレッド (解説:三輪さん)
液型カラーニスを使用しました。ニスと書いてありますが用途は同じで布にとって擦り込んでいくタイプ。着色系のステインです。
一定の濃さでムラなく仕上げることができます。あえてムラをだすこともできます。教室の床の香りがします。懐かしい匂いです。 『 kado the 108 』 では顔料箔にもほんの少し色を残し、全体を優しい赤色にしてくれました。
4. オリーブ (解説:三輪さん)
水性のステインを使用しています。「もし、油性で顔料箔が落ちたらどうしよう。」という心配から保険で買っておいたステイン。この心配は後に無駄だったことが分かる(笑)
油性のものとは違い水分を含んでいるので紙に吸い込む感じが油性のものと違って最初はすごく苦戦しました。色のノリがよく、これもワインレッドで使用したステイン同様、顔料箔に色が残り、ブロンズのような重厚感を得る事が出来ました。
5. ミルキーホワイト (解説:三輪さん)
使用したバターミルクペイント。ほとんど塗料に近く、(いや、これは塗料だ。) 粘度も濃く、 『 kado the 108 』 で使用したステインの中では少し他のものとは用途は違います。
家具の補修・壁の塗り替え用などに使用するのを目的にした、ペンキに近いものです。その塗料を布に染み込ませ、色の擦れ具合、などを意識して加工しました。プラモデルのダメージ加工に近い加工です。
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実は、今回完成したDMを手に入れるチャンスが!
今回の花形装飾活字 『 kado the 108 』 プロモーションDM をゲットする方法は こちら から。
使い方・見せ方はあなた次第!
使い方いろいろ、花形装飾活字 『 kado the 108 』 !
※ 今回のプロモーションDMを運良く手に入れることが出来た方、このアイテムの写真撮影はご自由にどうぞ◎ もちろん、ブログ・ツイッター・フェイスブックで公開するのもOKです◎ - その際、よろしければ下記に掲載しているクレジット / リンクを貼って頂けると嬉しいです。
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- credit -
kado the 108 : 阪口哲清 [ http://www.fengfeeldesign.org/ ]
Design : 竹田正典 [ http://rnsmdkt.blog.fc2.com/ ]
Manufacturing : アオキマサノリ [ Cosmotech ]
Finisher : 三輪一樹 [ http://www.miwakazuki.jp/ ]
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ブログ担当:青木
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