構想から既にどのくらいの月日と時間が経過しているのか…( しかも現在も進行中 )、幾度と無く、試作を繰り返している、ある箔押しマスキングテープがあります。


日本刀マスキングテープ-01


国内外で、今や伝説の箔押しマスキングテープとも評される ナスカの電子回路 』 をデザインした 小玉文 氏( BULLET Inc. ) と密かに進めていた印刷・加工実験の延長線にあるような、ある箔押しマスキングテープ。 このような製作の裏側をお見せすることはあまり無いのですが、今回はおもしろい経緯なので、ちょっぴり公開します。

そういえば、小玉氏と言えば、ちょうど去年( 2016年 )の今頃、ネット上で まるで本物の錦鯉のような日本酒が海外のデザイン賞を総なめにしている! という記事が旋風を巻き起こしたのは記憶に新しいところ。

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さて、さかのぼること約2年、2015年12月上旬。

恐らく、私青木も、小玉氏も それはそれは忙しい年末の時期だったと思います。 ある日、私は仕事の息抜きに深夜の自宅で、懐かしの 『 絶対無敵ライ○○オー 』 の 「 アニソン 」 を聴いていた時のことです。一つ、これはやってみたい!…というか、仮にやれたらどうなるんだろう というアイディアが降ってきました。


そのアイディアは明らかに、こんなことを実現出来る方( そして、お話出来る方 )は グラフィックデザイナーの小玉氏 しかいない!と思い、明くる朝、速攻電話をしたことを昨日のことのように覚えております。


 青木 : 「 『 絶対無敵○イジ○オー 』 を聴いていて思いついちゃたんですけど… ほにゃらら( 以下省略 ) で、『 日本刀 』 の箔押しマスキングテープを印刷・加工で表現出来たら面白いかもしれません。 小玉さん、どう思いますか…? 」

 小玉氏 : 「 ちょっとひとまず 『 絶対無敵ラ○○ンオー 』 を聴きつつ、、、そして 『 絶対無敵ラ○ジ○オー 』 見てみますね。 」


めちゃくちゃお忙しいはずなのに、そうおっしゃって下さり、その後、すぐに( 翌日?数日以内に ) 一本のメールが青木に届きました。メールには既にマスキングテープのイメージが添付されておりました。

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『 SAMURAI 〜 DOWBLE JAPANESE SWORD 』 です。
( 下記のイメージは数日以内に 小玉氏 から返ってきたもの )


 小玉氏 : 「 正当派の名刀 『 正宗 』、そして… 血糊の跡が残る 『 妖刀村正 』 でございます。


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日本刀マスキングテープ-02


青木 : 「 これだよ!これこれ!やっぱり小玉さん、サイコー!! 」

小玉氏の中では既に僕が考えていた以上に詳しい構想が練られており( ほぼほぼ原型までも )、小玉氏のひきだしの多さ、そしてスピードに度胆を抜かされたのを今でも覚えております。

※ 木の箱に収納された2つの日本刀マスキングテープ。なんと片方には血糊が…。まるで相反する光と影・陰と陽の日本刀が収納、というよりも奉納されているのでした。

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日本刀マスキングテープ-03


 小玉氏 : 「 『 絶対無敵ライ○ン○ー 』 見てみたんですが、 『 日本刀 』 じゃなくて、ソードですよね?(笑) 」


とのツッコミも軽く電話で頂きました。(確かにソードでした)

それ以降 「 段ボールを細長くカットして、このマスキングテープを貼れば日本刀もどきが出来る。すごいチャンバラが可能! 」 とか 「 箔押し屋が鍛冶屋になるのだ 」 とか… 果てしなく妄想全開なやり取りが続けられ、今も現在進行中で 『 日本刀 』 マスキングテープの試作を繰り返しております。


※ 試作を繰り返して、最新バージョンが以下の写真。
小玉氏いわく、刀身を作り出すのは本当に難しい、とのこと。
そして日本刀の波紋や傷すらも実物の刀は本当に美しいそうです。 この試作から更に、今後は刀の色や傷の具合を詰めて、よりリアルな日本刀に近づけていきます。

 青木 : 「 マスキングテープ全部伸ばすと66尺( 約20m )の超〜長い刀になるわけですよね・・・・・・。 」


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日本刀マスキングテープ-04


そもそも2015年年末のお互い超多忙な時期に( ほぼノリで? ) ( ただただ、この物体を作ってみたい。出来たらカッコいいんじゃないだろうか? ) このようなことを思いつき、実行していた、し続けていることの異常さに改めてびっくりしております。 月日は流れ、今は2017年4月なのです。


 青木 : 「 箔押し特有の金属感・重厚感を引き出すために印刷をリミックスさせて、よりリアルに、ちょっとでも本物に近づくよう調整中。

あまりにリアルな刀過ぎてもつまらない。 そこに印刷・加工特有の表現や箔押しらしさも織り交ぜつつ、日本刀の物質感が表現出来たら良いですね。 」

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日本刀マスキングテープ-05


ノリと熱意と、そして極上のデザインと印刷加工の技と。

今回公開した 『 日本刀 』 マスキングテープはまだ試作段階のものなので、本番までには更に調整が入ります。 最終的には コスモテックのWEBストア で販売出来たら良いなと思って、それを目指して今も試行錯誤を繰り返しています( 発売日などは未定です )


『 SAMURAI 〜 DOWBLE JAPANESE SWORD 』
二本の刀、日本の刀。



はじまりは何故か 『 絶対無敵○○ジンオー 』 ( しかもソード )なのですが、今や日本刀そのものとしての美や、マスキングテープ上において印刷加工・箔押しでどこまで表現出来るのかを徹底的に追求した作品づくりへの挑戦になってしまっている、私達。

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2017年に入って、そういえば!と気付いたこと。

『 某人気 侍漫画で、超長い刀を腹にぐるぐる巻きつけていて、その刀をギュンと伸ばして攻撃する敵… 』 そんなのありましたよね! ということで、小玉氏と青木間で盛り上がり、この箔押しマスキングテープで 「 張ごっこ 」 が出来るという一つの可能性に辿り着いて更に興奮の渦に飲まれたのは言うまでもありません( 分からない方、付いて来れない方、すいません )


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日本刀マスキングテープ-06

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日本刀マスキングテープ-07


This is a foil stamping Japanese Washi Tape. The motif is a Japanese sword. Japanese sword is a SAMURAI spirit.

Design is by graphic designer Aya Codama [ BULLET Inc. | http://www.bullet-inc.jp/ ]. The prints are made by Cosmotech Inc., which has foil stamping craftsmen.

The work name is "SAMURAI - Dowble Japanese Sword".

It is a work that prototypes are repeated for a long time. Release date is undecided. A work of art crafted a lot of craftsmanship.

● Cosmotech Inc. [ http://blog.livedoor.jp/cosmotech_no1/ ]
● Cosmotech Web Store [ https://gyogyogyogyogyo.stores.jp/ ]




ブログ担当:青木

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