2006年02月
2006年02月28日
その後の報告
以前、このブログの中で紹介した再生の仕事や 身の周りの出来事・・
その後どうなったのか?? あまり書いてこなかったので、ここでご報告。
2月初めの大雪で 落ちて溜まった雪と屋根が繋がってしまった現場・・ 毎日の雪掻きと なにより有難い
のパワーで
こんなにスッキリなくなりました。
実は高い屋根だったってことが、ようやくわかりますよね。
雪に閉ざされ真っ暗だった作業場にも陽の光が入り、気分良く仕事ができます。
そして 先日取り掛かった 『蕎麦打ち用まな板』
鉋の入らない部分の反りを
鑿で落とすのに一苦労
手間はかかりましたが、まな板としての機能は充分果せるようになったと思います。
1月に四苦八苦していた100年前の箪笥も、お客様にとても気に入っていただけました。
苦労しても自分が納得するまでやったことは、相手にも伝わるし、何より気分がイイものです。
今は、「職変えしたの?」って言われそうなくらい
アーティスティック
(?)に
灯ばかりを作っています。(展示会用です)
その後どうなったのか?? あまり書いてこなかったので、ここでご報告。

2月初めの大雪で 落ちて溜まった雪と屋根が繋がってしまった現場・・ 毎日の雪掻きと なにより有難い

こんなにスッキリなくなりました。

雪に閉ざされ真っ暗だった作業場にも陽の光が入り、気分良く仕事ができます。

鉋の入らない部分の反りを
鑿で落とすのに一苦労

手間はかかりましたが、まな板としての機能は充分果せるようになったと思います。
1月に四苦八苦していた100年前の箪笥も、お客様にとても気に入っていただけました。
苦労しても自分が納得するまでやったことは、相手にも伝わるし、何より気分がイイものです。
今は、「職変えしたの?」って言われそうなくらい


灯ばかりを作っています。(展示会用です)
2006年02月23日
こんな修理も するんですの・・
昨年秋にお客様からお預かりした 蕎麦切り用まな板。
本体は杉材でできているのですが、白っぽく写っている部分(包丁が当たる部分)に桐の板をはめ込んで使用するようです。
私はモチロンですが、これを持ってらしたお客様も初めて見た・・というのです。
古道具屋で見つけて使い方を教えてもらったらしいです。
ご自分でも蕎麦打ちをなさるお客様・・
「いつでもイイから」とこのまな板を置いていってしまいました。
かなり古いモノのようで、使われている釘は錆びて抜くこともできません。
本来、平らでなければ役目を果たさない道具でありながら、その反り様は凄まじく 「ホントに直せるのかなあ?」 と眺めるばかりで、なかなか取り掛からずにいたのです。
蕎麦を切る時に定規として使う板は まな板の裏に収納して片付けられる・・ という便利モノ。
なんとか直して、また使って欲しい!
作業はひたすら手仕事・・ 反って高くなった部分を鑿で落としていき、平らにならしたところで そこにピッタリ合う桐の板を作り、はめ込みます。最後に表面も均し仕上げの鉋をかける。
・・・と手順は決まっていますが、果たして上手くいくのか?
やってみなければ わかりませんが、こういう仕事をなんとかこなしていくことが、私の自信になっていくし、この仕事の面白さでもあるんです。 頑張っど〜

本体は杉材でできているのですが、白っぽく写っている部分(包丁が当たる部分)に桐の板をはめ込んで使用するようです。
私はモチロンですが、これを持ってらしたお客様も初めて見た・・というのです。
古道具屋で見つけて使い方を教えてもらったらしいです。
ご自分でも蕎麦打ちをなさるお客様・・
「いつでもイイから」とこのまな板を置いていってしまいました。
かなり古いモノのようで、使われている釘は錆びて抜くこともできません。
本来、平らでなければ役目を果たさない道具でありながら、その反り様は凄まじく 「ホントに直せるのかなあ?」 と眺めるばかりで、なかなか取り掛からずにいたのです。

なんとか直して、また使って欲しい!
作業はひたすら手仕事・・ 反って高くなった部分を鑿で落としていき、平らにならしたところで そこにピッタリ合う桐の板を作り、はめ込みます。最後に表面も均し仕上げの鉋をかける。
・・・と手順は決まっていますが、果たして上手くいくのか?
やってみなければ わかりませんが、こういう仕事をなんとかこなしていくことが、私の自信になっていくし、この仕事の面白さでもあるんです。 頑張っど〜

2006年02月22日
今週は あったか〜い。

わずかに残った屋根の雪も融け、雨だれの音がにぎやかです。 あんなに温まらなかった作業場もお日様が入ると全然違う・・
キーンと冷えた空間から、ふんわりとした空気に変わりました。
太陽ってスゴイです。

ここ数日の日向ぼっこのせいか一気に背も高くなり、鉢の中ではちょっとバランスが悪いので、切って一輪挿に挿しました。
部屋の中に花があるって嬉しい

それも買ってきた花じゃなく、うちで育った花だから・・
他の鉢もどんどん新しい葉が開き、つぼみも成長しています。
これからがホントに楽しみです。
私がクリスマスローズにハマルきっかけになった 旬ちゃんから貰った株も元気です。
花を咲かせたらPostcardにして送ろうと思ってます。
春だよ〜


2006年02月15日
津南に行ってきました。

週末はまた

津南のモリクラフト(木彫作家・山田和雄さんの工房です)に
寒中見舞いに行ってきました。
津南までの国道117号はしっかり除雪され、問題ナシ!
津南に入り『松之山温泉入り口』の看板を右折・・・
ここから雪の壁がグッと高くなり、モリクラフトの入り口は
その前に来るまで全く見えず。
「入っていけるのかなあ?」と徐行しながら覗き込むと・・

入っていくのが怖いくらいでした)

(工房は完全に雪に埋もれていました)
津南もここ2日間 積雪はなく、毎朝6時からの雪掻きもお休みできたそうです。 でも、この工房前の坂道を山田さん一人で除雪してるんだからスゴイ! 坂道の下にクルマを停めて腰くらいまで積もった雪を掻き分けながら歩いて登ってきて、工房に置いてある除雪機を出動させるんだって。
一日中降り続いている日は、帰りにも除雪しないと下りていけないって・・ 聞いてるだけで 溜息が出ます。 津南で生まれ育った山田さんですが、「年々カラダがキツイ」と言ってました。
年齢的なところは私も身にしみておりまする

早く春がくるとイイね〜 山田さん

2006年02月10日
もうすぐ春・・?


放射冷却の影響で、ものすご〜く冷え込んでますけどね。
(−5℃) 昨日はかなり降ってましたが、なんとな〜く
「春近し・・」と思っているのは私だけでしょうか?
地面の温度が上がってきた・・というか。
気温も低くて、地表の温度だって当然低いと思うのですが、
もっと もっと深いところから ジワジワ暖かくなってきてるんじゃないかな〜? だから道路の雪が早く融ける、すぐに乾く。
そして近所のお婆ちゃんが言ってた「寒明け一週間!」
寒明け=立春 から約一週間程で真冬の寒さは終わる・・ということなんだって。 昔の人たちの経験からきてる言葉は、絶対だね。 気象庁の長期予報も見習って欲しいよ(笑)
クリスマスローズがもうすぐ咲きます。
2006年02月07日
降った〜

これは うちの屋根(自然落雪)から落ちてきた雪。

これを片付けるのが ひと苦労


足にはカンジキ(梮)・・・ このカンジキ、お客様のところでいただくことが多いんです。

箪笥を引き取りに行ったり、屋毀(やこぼち=家を壊すこと)に
呼んでいただいたときに拾ってきたり・・・と、古道具好きの古箪には 幾つかのカンジキがあるのです。
最初は少しキレイにして 冬場のディスプレイに使ったりしてましたが、雪の多かった 去年からは実際に(修理しながら)使っています。
今でもホームセンターにカンジキは売っているけど、ビニールロープがなんとも哀しい。 今度ベテラン爺ちゃんにメンテナンスの仕方をしっかり習っておこうとおもっている。