2007年06月

2007年06月30日

4歳になりました。

4歳誕生日何日か前の夜のこと・・
めずらしくTVに集中していた私 (普段はあんまり見ないのだ)
左助はそれが不満だったらしく、私の注意を引こうと卵のケースを持ってきて(これで遊ぶのが好きなもので) ガチァガチャ・・・
「ちょっとぉ〜静にしてよ!」 と言うと 更にグワチャグワチャ
「あ〜ん音聞こえない」とケースを取り上げてゴミ箱にポイッ
            
しばらくは静かだったのですが、何処からかケースの端切れを
くわえてきて、私の膝の上でグチャグチャ噛んでいました。  
「食べちゃだめなんだよ!」と言っていましたが、食いしん坊の左助のこと・・ いつ飲んでしまうかわかりません。
「ちょうだい!」 と手を出すと、ニヤリ (・・かどうか?)
やっと遊んでもらえると思ったのか、くわえたケースをチラつかせながら挑発ポーズ。

はぁ〜 少しのってやるかぁ・・と 「それ ちょーだい!!」と手を出すと、今度は抱え込んで
『うぅ』  意外とこの 『うぅ』 って言ってる自分に酔ってる。 (付き合ってらんない)
TVを見たい私は早く取ってしまおうと口の前に手を出した その瞬間・・ ガブッ
噛〜ま〜れ〜た〜
モチロン私の鍛えた(?)指は こんなチビ助が噛んだくらいじゃ ビクともしませんが・・・ 
今度は私がニヤリ (これでTVが見れる)
「痛〜い! 左助が噛んだ〜! 痛〜い!」 と大袈裟に騒いだ。
一番ビックリしたのは 当の左助ドン・・  初めて親方を噛んでしまったのがショックだったのか、ハウスに逃げ込んでしまいました。

お陰で私はその後 ゆっくりTVを見ることができましたが、あまり後味がよろしくありません
このままハウスを閉めてしまってイイものか? どうか?
左助の電池が切れる9時は もうとっくに過ぎています・・・
TVを消して 少し待っていると 左助がすごすごとハウスから出てきました。
そのうな垂れた姿が なんとも淋しげで 

一応親方らしく 「許してやった」 的な対応をしながら仲直りをして 左助はようやく寝ましたが
ちょっと可哀想なことをした・・と反省

左助は今日で4歳になりました。
この家の中でのルールは だいたい守れるようになったし、私の言うことも殆ど理解できていると
思います。  相手が犬だからって 適当な対応できないなぁ〜と痛感しました・・ ハイッ

2007年06月27日

文化の日?

望幽


  左  『 望 』
  
  右  『 幽 』
  
  左下 『 遊 』




遊おばあちゃん (油絵) と 孫 (書) の二人展に行ってきた。
                 (長岡  ギャラリー沙蔵)
今日が最終日だったから、ギリギリ滑り込みです
墨ってイイなぁ〜  
この ノビノビ感も気持ちよかったです。
朝から とても清々しい気分で出発しました (仕事にね)
                 
仕事の前にもうひとつ寄りたいところがあって・・・      (柏崎 木村茶道美術館)
帰ってきた道具 十数年前に茶室(水屋)から11点が盗まれ、
  今年 幸いにも戻ってきた お道具たちです。

5月から始まったこの 『帰鷲茶席』 も
(鷲という茶碗が帰ってきたことを記念しての茶席)
今週いっぱい・・   これまたギリギリでした。

ギリギリだったけど、滑り込めてホントによかった・・今日は文化の日のようでした 

2007年06月24日

身心脱落

身心脱落昨日、お茶のお稽古の後 先生自作のお道具を何点か見せていただいた。 (先生はなんでもご自分で作ってしまうのだ)
これは 佐渡の金太郎窯の甕を水指に見立てて、ご自分で
蓋(漆本塗り)を作られたモノ。

 若い時 (・・・と言っても70代とか) の作品だというが、
裸体アップ桐箱から取り出して まず
驚いたのは蓋のツマミ部分。
鮮やかな朱色・・  
そしてそのカタチは・・?  
女の人の裸体である!
そして 『身心脱落』 と
命名している。
                       ひっくり返りそうだった。

満100歳の先生が 『この水指を使って、一席やろうかの・・・』 とニッコリ。
私も モノを作る人間として この技術、探究心、そして何より遊び心・・
見習わなくちゃいけないなぁ〜と思いました

※ 『身心脱落』  道元禅師の言葉で、身も心も一切の執着を離れて、自由で清々しい境地
              への解脱した状態らしい (解ったような・・  解らないような・・)

準備が大切

またまた いただきモノ着物です。(生成りの地に花柄の紬)
とても小さい方からいただいたので、母が着ることになり ガクッ
でもよ〜く見るとウエスト部分にタップリの上げ(余分な丈を切らずに縫いこんでおくこと) があり、『いつか私に回ってくるぞ〜』 と楽しみにまっていたのです。
先日、母が 「手が空いたから、あの着物直しておいたよ」   
  おありがとうございますぅ〜 m(_ _)m
白い紬
昨日は雨があがり、とても爽やかだったので
『 オッシャー  』 と気合を入れて着始めたのに・・  
帯を結ぼうと思ったら なんか足りない・・ 長さが足りない 
(この茄子紺の帯は お婆ちゃんが使っていたもの)
あ〜やっても、こ〜やっても 足りないものは足りない!
お稽古に行く時間は迫る。
ホントに大汗 かきました。 

初めて着る着物は 前もって一度合わせておくべきだなぁ(特に私はサイズ的に) と、痛感しました。

2007年06月21日

漆に負けないカラダづくり・・

マンゴー?今日の梅雨入りに合わせて、漆を塗り始めた。
前にも書いた気がするけど、漆は温度と湿度 両方が高くならないと乾きが悪い。
乾く・・ というよりは 湿度を使って 『固まる』 って感じ。
『漆』と言うだけで 皆さん決まって「かぶれないの〜?」と聞く
・・・ が、私の場合 最初から全く問題なかった。
(基本的に強いんでしょうね・・化粧品には負けるのに

漆に負けないカラダをつくるために(負けてないんだけどね) 
マンゴーをせっせと食べていた時期もあった。
(マンゴーはウルシ科らしい)  
最近では ペリカンだけでなく、アップルマンゴーが安くなって
  きたので 仕事のために! また せっせと食べている。(これって経費で通る?)

  東国原知事効果で宮崎県産の 『太陽のタマゴ』 ・・ もう少し安くならないかなぁ〜





2007年06月17日

サマーウール

サマーウール昨日のお稽古は 『 晴天+湿度低〜い 』 で、
サマーウールには最適な一日でした。
(親戚の叔母からもらった お気に入りの一枚なのだ)

陽射しは暑いけど、木陰に入れば気持イイ〜
先生のお宅は更に涼しい  (⌒∇⌒)

この着物を気持ちよく着られるのは 6月の数日しかない。
(出番の少ない 季節モノ)
今年は あと何回着られるんだろう?

今度こそ・・

  昨日、新しい砥石を下ろした。
New  砥石だいたい年に2つのペースで消耗していく商売道具だ。
新しい砥石で刃物を研ぐと 『あっ』 この感じだ・・と意識する。  
そして 『今度こそ! 』 と思う。

刃物を研いでいくと 砥石も減っていきます。 できるだけ全面を均等に使うようにしているのですが、どうしても真ん中の減りが早く そのまま使っていくと研ぎ上がりにも影響がでてくる。
ある職人さんに言われたことがある。
「一日の仕事が終わって 仕事場の掃除をする時、砥石の掃除もしなさい」
私が修行した箪笥屋の職人さんは 朝、仕事場に出てくると、まず砥石を(更に粗い砥石で)均していた。  そう、砥石は平らでなければいけないんです。

何が 『今度こそ』 なのかというと・・
私はこの 『砥石を毎日均す』 というのを 怠ってしまうのだ。
刃物を研がない日はない。 なのに均さない日はある・・
あ〜 この砥石はキッチリ使うぞ〜!  の 『今度こそ!』 なのだ。



2007年06月13日

そら豆焼けた・・・   が。

今日、スーパーで 『そら豆 詰め放題 ¥200』 と遭遇。
これは詰めるでしょうー 
やる気満々で 備え付けのビニール袋に 丁寧に、隙間なく、キュッキュッと詰めていった。
隣でも やはり真剣な顔で詰めているご婦人が・・
でも、こちらは詰め方ではなく、豆が3粒入っているものを選んでいるようだった。
『オバチャ〜ン 素人やねぇ・・』 と思いながら 私はひたすら詰める。
そら豆好きならご存知だと思うが、3粒入っているものは 豆自体が小粒・・
皮を剥く手間を考えると、太っちょの2粒入りが良いのだ〜〜あ〜〜はっはっは〜
( ゚∀゚) ア〜ハッハッ八〜  ア〜八ッノヽッノヽ〜
そら豆1そら豆2


 軍手も ソラマメ色
 


そら豆3待つ犬

 焼けるのを待つ犬
 ( 長〜い )



友達から 「レンジでチン で全然イケるよ〜」 と聞いていたので、今日は それも試してみた。
そら豆4
 右がレンジ、 左がチン   ・・・ん?  違った
 右がレンジ で 左が焼き。 
殆ど差はないように見えるが、焼きの方はちょっとシワが出た。
剥いた感じは?  レンジの方が色が鮮やか。
んじゃぁ味は?  やっぱり焼きの方が美味しい! 
            甘くてホクホク〜
でも急いでる時はレンジでもイケることがわかった。
さぁ今日は暑かったし 〜 〜   といきたいところですが、明日は検診の日だった・・ 
悲し過ぎるゼ  麦茶でカンパ〜イ 

cotan3 at 21:28|PermalinkComments(15)TrackBack(0)食べ物 

2007年06月11日

作品の素材は・・・

古箪の倉庫には あちこちで貰ったり、拾ったり、 まれ〜に古道具屋で買ったモノが
沢山ストックされている。
『これは面白い!』 と思って持ってきたからといって、すぐに再生するわけではない。           
とりあえず積んでおく・・ 
素材1素材3ひとつ仕事が終わった時や 仕事の合間・・ ウロウロしながら見てはいるんです。
でも、その素材が作品として再生されるのは いつになるのか?  何になるのか?

      古 箪 笥           木 鍬(コスキ)10本

素材2割れてます・・・もうすぐ作品展です。
今回、作品作りの素材として選んだモノの一部です。
どんな作品に生まれ変わるんでしょう・・?
乞うご期待(山田さんのマネ)

実は、作る私自身が
一番楽しみにしいるのだ

  仕事しよっと

       お膳箱(杉)            裏は大割れ

2007年06月04日

これまた シアワセ〜

友達が着なくなったTシャツを持ってきてくれた。
ウエス米と薪があれば かんなり満たされた気持でいられる私ですが、このウエスも同じような作用(?) があります (笑)          箪笥の塗装をする際に使うのですが、これが少なくなってくると
なんだか心細いものです。
いただいたTシャツは使いやすいように切っておきます。
(作業効率が全然違うので) 首まわりのリブ編みやタグ、
ロックのかかった縫い代なんかも切ってしまいます。サイババ

私がこの作業を始めると、左助が飛んできます。
切り離した(わっか状の)リブ編みを 左助の首にかけてやったのが始まりだったと思うのですが・・ 
このわっかを何本も首にかけたまま、部屋中を飛び回る。
外そうとしているのか? でも外してやろうとすると怒るし。
今日は左助の電池が切れる9時を過ぎても えらくハイテンションで遊んでたので 『左助! もう9時だよ』 と声をかけたら この表情・・  気が付いたら一気に眠気がきたようで、数分後ハウスに入りました。
今夜は 私も左助もシアワセな気分で眠れそうデス
まいどあり〜