July 2012
July 17, 2012
【料理オンチ脱出の旅25日目】


そして日曜日はガールスカウトの日。畑で収穫ということでお弁当持参でした。本当は「おにぎり弁当」で、おかずはいらなかったのですが、ちくわとオクラがそろっているのにそれを試さないわけにいきません(笑)。

最後に昨日の朝ごはん。いつも簡単なスクランブルエッグだけなのですが、なんとなく飽きてきてちくわにたまごを巻きました。あんまりちくわばかりこうして使うと娘もそろそろ飽きてきてキライになってしまいそうなのでこの辺でやめておこうと思います。はい。そう思っていた矢先、お出かけしていたおじいちゃんがお土産に・・・ちくわを買ってきてくれました。ありがとうございます!とりあえずきゅうり入れたりオクラいれたり、てんぷらにしたり、ただ食べるだけのちくわだったのに、少しはちくわの世界が広がったな、と思う今日この頃でした。
July 13, 2012
【料理オンチ脱出の旅21日目】

それから別の本(ひとりごはんのレシピ)からレンコンと長いも炒め。そして先日「オクラの豚肉巻き」を作ったときに「ちくわにオクラを入れる」案を聞いたため、早速大きな穴のちくわを見つけてきたのですが・・・今度はオクラを切らしていました。ということで先日お義姉さんに教えてもらったちくわのてんぷら。青のりをたくさんつけて揚げました。こちらとっても簡単で美味しく娘の大好物になりました。
お弁当につめると・・・あれれ!茶色まるけ!(茶色ばっかり)これではアップ出来ないと思い、慌ててブロッコリーとにんじんゆでました。にんじんは教えてもらったように型でぬきました。今度は大成功!型より少しにんじんが小さくて角が鋭角ではないところに娘は不満だったようですが。とにかく美味しそうに出来たし、なんと娘も完食!食べ物に興味がなく小食の娘にどうにかして完食してもらいたいと最近、お弁当作戦に出ましたが、何だか頑張った成果をその場で見られて嬉しい。料理ってそういうところが良いですね(←今さら)。食べ物に興味がないといっても、「食べること」に興味がないだけで、「遊び道具」としては興味津々。この日も右手の指にはちくわがずらり。左手には中身のご飯だけ先に食べたいなりずしの油揚げだけを開いたり切ったり、ペッタンペッタン・・・まるで工作の時間。(※注意 今回の油揚げはいなりずし用の市販のものです。スミマセン!)
反省点は献立がうまくたてられないこと。本の通り、同じメニューにすればいいけれどその材料を毎日揃えていたらオカネばかりかかってしまいます。冷蔵庫に残っているものを使って自分で練りなおすのだけど、それがどうもおかしい。茶色ばかりになってしまったり、酢のメニューばかりだったり。友達にも言ったのですが、どうやら私はキッチンに立つと全てのバランス感覚がくずれるような気がします。37年間も生きていながら料理に対する経験があまりに乏しく、料理の思考回路(?)がどこかでプッツンと切れていて、どうも脳内でその場所にアンテナが行くとフラフラ(笑)とめまいを起こすような感じ。(どんな感じ!?)昔母と近くの商店街にお買い物に行ったとき、「カレーを作るけど、材料は何でしょう?」と聞かれて答えられずに「分からないの?いつも食べているもの思い出せばいいのに」と言われても思い出せないというたった数秒の出来事を今でも覚えています(あの商店街はもう寂れてなくなってしまったなぁ)。それほど興味なく毎日食事をしていたんだと思います。外食してもメニューや付け合せなどを見ていれば自然にどんな組み合わせが適しているのか身につくはずだけど、興味ないものは全く興味なし。自らシャットアウトしていたような気がします。

娘のお弁当は古本屋さんで半額だったこの本。とくにキャラ弁などではなく子どもが喜びそうな基本のお弁当レシピです。こないだ娘とこの本で「明日はどれにする〜」と選んでいたら、「お父さんの分もつくるからお母さん大変だね」とか言い出しました。「へ?何の話?」と思ったら「だってここにパパと子どものって書いてあるやろぉ〜」と。見ると表紙には確かに「パパと子どものお弁当」と書いてあります。だけど娘よ、いくらカタカナが少し読めるようになったからって、小さい「ッ」を見逃しちゃいかんよ。"あの"夫に食べてもらうお弁当なんてとてもじゃないけどまだ無理!
July 12, 2012
子どもの絵

油性ペンでスラスラ線を描き、クレヨンで色を塗り、最後に何やら文字を書き込んでいました。よく見ると、「もちゃんち(自宅)」「りこちゃんち(いとこ&おばあちゃんの家)」「としょかん」・・・そして「ときよ(東京)」!何だか泣けてきました。お父さんのいる東京がこんなに近かったらいいのにね。図書館は車で数分。いとこの家は歩いて2〜3分。この地図でいうと東京は歩いていける範囲だな。今日は保育園に行くときにこの地図を持って、「あっちがこの道、ここを曲がると図書館でぇ」と説明してくれました。保育園も書き込みたかったのですが、書き込めるスペースを見つけられずに断念したそうです。こういう絵を見ると、子どもの生きている範囲がどれだけの広さかわかります。今は家族に大切に守られて、これらがこの子にとってすべての世界。私も小学生の頃はひとりでバスに乗って駅に出るのがものすごく遠く感じました。初めてそれが出来たときはオトナになったなぁと思ったものです。その後、マクドナルドにもひとりで入れない恥ずかしがり屋の高校時代を経て、大学生になったらあっという間に世界が開けて海外だってひとりでへっちゃら(笑)な時代が。この子もいつか世界に飛び出して行っちゃうのだろうなぁ。その頃はきっと今よりもっともっと狭い世の中になって、万が一娘が海外に住んでも、最寄りの西岐阜駅からロケットに乗って日帰り旅行なんて出来るようになっているかも。うーん。まだそれがかなうのは孫、いやいや曾孫の時代かな。。。長生きしよ。
July 11, 2012
グランマ・モーゼス

ちらっと中をのぞくと、今度はまた別のところで見たことのある絵に遭遇。去年のクリスマス時期、何度も何度も娘に読んだ本の絵でした。「サンタクロースがやってきた」という絵本の中にある「来年までさようなら」という絵でした。
グランマ・モーゼス(モーゼスおばあちゃん)と呼ばれるアンナ・メアリ・ロバートソン・モーゼス(1860〜1961)は少女の頃から農家で働き、本格的に絵を描いたのは75歳になってからという。1940年に80歳で初めての個展を開いて「素朴画家」として世界中に名前が知れ渡り、101歳で亡くなるまで絵を描き続けた。(「本を旅する」さんより)
「サンタクロースがやってきた」の絵本はすでに絶版で入手できないそうですが、なかなか訳した日本語がおもしろくグランマ・モーゼスの絵もきれいだったりおもしろかったり娘と毎晩笑って読んでいました。岐阜の図書館にもあるかな?(逗子の図書館にはありました!)私は農村風景が大好きで田んぼが広がったり高原だったり森や木のあるところ、山が見える景色などを目の前にすると、いくらでもボーっとすることができます(笑)。ふんわりとして細かいグランマ・モーゼスの絵も一気に大好きになりました。この「モーゼスおばあさんの絵の世界」は、彼女の自叙伝です。訳者の方がおっしゃるように、「しゃべるように書いてあるので脈絡が乱れたりして文学的、文法的見地から眺めると悪文に近い・・・」のですが、「小学校を終了していない彼女のありのままの文章をそのまま残した編者のすばらしさ」が感じられると思います。とにかくこの本には、どうして彼女がここまで成功したのか、有名な画家となったのかが一言も書かれていません。毎日家族の世話や農場の仕事などに追われ過ごした日々の話が主です。でも良く考えれば、75歳になってから本格的に絵を描くまでそんな時間はとてもとれるような生活ではなかったのです。私たちからはステキな絵を描くひとりの画家としか見えないけれど、人生は101年もあったのですから、あたりまえですよね。
読む人によっては退屈かもしれませんが、100年前の生活を身近に感じられて、想像を膨らませながら読むのは私にとってとても楽しいことでした。絵の情景を思い出しながら、どんな服装で、どんな気温で、どんな気持ちで過ごしたのか。現代の便利な世の中ではもう想像も出来ないくらい不便だったに違いないけど、それがあたりまえで苦労とも不便とも思わない、「普通の暮らし」だったんだなぁとこの年になってなんとなくすんなり頭の中に入ってきました(いまさら・・・で申し訳ない)。車も電気も何もないちょっと前の昔の暮らし。ジャム作りやバター作り、日々の生活のために一年中に消費する石けんづくりやろうそく作り。あたりまえだけど服だって自分でつくる。羊の毛をとるところからはじまってつむいで織ったり編んだり。あんまり仕事が多すぎて、女の子は教育を受けるひまさえなかったのですね。時代がすすんで服を買えるようになり車が道を走るようになり、今では料理だって手元のiPhoneで簡単にレシピが見つかる時代になりました。昔は生きていくためなのだから「お料理苦手で〜」なんて言っていられなかっただろうな。そう思うと、少しはやらなきゃ、と反省するのです。
ついでに他にも最近読んだ本を紹介すると、

July 10, 2012
料理オンチ脱出の旅18日目



段取りがうまくいかずにいつもの倍はかかりましたが何とか完成!今まで保育園で必要になり仕方なく作っていたお弁当は全てが冷凍食品をチンするだけというもの。見た目はそちらの方が可愛かったけど、今回のお弁当は愛情がたくさん入りました。ニンジンは手裏剣だけど・・・。それをテーブルで食べればいいものを、私の知らない間にシートを

旅はつづく〜。
July 09, 2012
本・絵本

畑の収穫


カエルも虫も蚊もたーーくさんいました。みんな苦手な私ですが、実は畑に興味があります。さっぱり分からないし経験もないド素人ですが、いつかお義母さんのお手伝いができたらいいなと思います。長袖長ズボンに長靴はいて麦藁帽子で家から畑まで歩いていく。なぜかそういうことに憧れます。そんなこと言ったらお義母さんに怒られるだろうなぁ。畑の仕事がどんなに大変か見ていればなんとなく想像はつきます。

たくさん取れる野菜たち。今の私はまずそれらを残さずムダにしないでどうやってお料理に使い切るか。それが問題です。こちらにきてじゃがいもと玉ねぎも買ったことがありません。どんどんもらうそれらをどんどん使ってたくさん食べたい。

今「ピーマン、消費」と検索したら「ピーマン消費レシピ」がたくさん出てきました。便利な世の中ですねぇ。
July 06, 2012
料理オンチ脱出の旅15日目

きっかけとなったのは先日の料理教室でもらってきたパイ生地でつくったキッシュ。自分でも出来た!というのと、何よりも今時間を気にせずにキッチンに立てるようになったこと。さらに慶子さんの帰国でお口に合うおにぎりを作ろうと決心し、去年の夏の決意も思い出したこと。タイミングが全てうまく回ってきたという感じです。それからこうしてブログ(やFacebook、Twitterなど)に写真をアップして決意表明が出来る環境があること。

そして最近気づいたことを忘れないように記しておこう。結婚当初一生懸命見ていたレシピ。それをかたく信じて、しかも今ではあやふやなまま自分流に勝手にかえて料理を作ったりしていましたが、図書館で借りてきた新しい本を見ながら作ると・・・レシピによって全く作り方が違うことに気づきました。そして美味しい。ロールキャベツやしょうが焼きなどの定番はじっくりレシピ通りに作ることを心がけたら私でも簡単に作れました。それからレシピに載っている写真に近づけようと努力すること。たとえばしょうが焼きのお肉の色。夫がよく「こんなんじゃ全然美味しそうじゃない」と言っていました。今回レシピの写真を見ながらお肉の色がそのあたりになるまでしょうゆをからませ炒めると・・・あら不思議。何だか美味しそう。娘は私の分まで食べました。

先日から同時進行中の「娘にパクパク食べてもらおう大作戦」。そのために考えたのは、それらのレシピの中から食べてみたいものを娘に選ばせること。あさりのパスタが食べたいとか、ベーコンが大好きだからこのベーコンがたくさんのロールキャベツが食べたいとか。一緒にメニューを選ぶと、その写真を見て自分で決めてそれが次の日には実際にテーブルの上にあるということで、しっかりと料理の名前や具材の名前を覚えられます(私もね)。小さい頃の私は、料理の名前もそこに何が入っているかも分かりませんでした。というより全く興味がありませんでした。こうして少しでも食べ物に興味をもたせる機会をつくってあげるのも親のつとめですね。(いやぁ、お母さん、あなたを責めているわけではありませんよ。けっして。)

そうそうもうひとつ今回料理が続いている理由。「ひとりごはん」用のレシピ本を借りてきたこと。分量が少なく、自分たち用に計算し直さなくてよいのです。私と娘の二人生活にピッタリ。
課題:
毎日メニューを考えるけど、材料がそれぞれ違ったりして食費がかかる。→あるものを使ってメニューを考えられるようになりたい。1種類作るのに精一杯で他の料理まで手がまわらない。さらにそれらの組み合わせがちんぷんかんぷん。私の周りには料理上手な友人や先輩があふれています。どうしてもおかしいよこれ、という時はぜひ教えてください。先日教えてもらった言葉。「料理はひたすら、想像力と段取り」。これを目指して今日もコツコツがんばります。
昨日はお義母さんの畑でいただいてきたオクラをどうやってゆでるのか分からなくて検索していたのですが、なかなか見つけられない。よーく見たら、「オカラ」で探していました。出てこないわけだ。
あ〜また長文になってしまいましたよ。これだから朝の時間がブログだけで終わってしまうのね。これも改善しなければ。
July 05, 2012
おがむこと




いつもおもしろいことを「おがむ」娘ですが、昨日保育園で掲示してあった「プールあそびの目標」。他の子たちは皆「かおをつけられるように」とか「ばたあし」などと書いてあってかわいらしいなぁと思って見ていました。娘は「ばた足」かなぁ?と思いながら探していたら、発見して大爆笑。なんと、娘の目標は「ばたふらい」!!え〜!!いつのまにそんな泳げるようになったの!!
July 04, 2012
手さげとアルバム

この手さげ、よーくラベルを見ると「ん?」と気づく方がいらっしゃるかもしれません。ニューネイティブのスリング( New Native Baby Carrier)をリメイクしました。こちらは慶子さんのお嬢さんが小さいときに使っていたもので、とても思い出があるもの。これを作品(キルト)のどこかに使ってほしいとのことでお預かりしていたのです。それでもあまりそうだったので、手さげかばんをつくること




それにしても、旅の途中に重いお土産。申し訳なかったなぁ。「後で送ります!」とは言ったものの、「じゃぁお願い」なんていえないですよね。慶子さん、すみません!