22歳になった。
豪真さんからメールが来て、早稲田拠点に出かけた。とりあえず作務修行させてもらい、礼拝室をひたすら掃除。
しばらくしたら松尾部長や良子ちゃん達がやって来て、早稲田拠点に総裁先生がやって来るとのこと。
正直、心の針がかなり現世寄りだったので会うのが嫌だった。そんな自分が同じ席に立ち会ってよいのか。取るに足らない葛藤が続いて、総裁先生がやってきた。もう腹を括ろう。
およそ1時間ほどの座談会で早大生を中心に行われた。総裁先生も早稲田拠点に大きな期待を持っていて、法友みんなの目が輝いていた。
そんな時、俺の中には「先生に指されたら、あれ聞きたいこれ聞きたい。あぁどうしよう」みたいな自己本位の考えが強く渦巻いてた。
菩薩になるには「無私なる想い」というものが必要であるが、今の自分は自己中まっしぐら。さぁ、これをどう見るのか。
大学4年生は子供でいられる最後の時だ。もっと鍛えなければ世の中の役になんて立てるもんか。
繁栄の法―未来をつくる新パラダイム
著者:大川 隆法
販売元:幸福の科学出版
発売日:1999-02
おすすめ度:
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成功するためには、まず、心の中に成功した自分の理想像を描かなければなりません。
(第4章より抜粋)
May 2010
去年のゴールデンウィークに新宿精舎で御法話・『未来の大鷲たちへ』が開催された。
タイトルが示す通り、10代から30代の若者向けに賜った御法話。内容は俺たちにとって覚えておかなかえればいけないものを散りばめられていて、ノートを必死に取ってた。
俺はノートを取り出すとそっちに一生懸命になってしまい、聞くのが億劫になりがちになる。100%合ってるかは自信ないけれど、21世紀は知識の時代であると教わったのは確かだ。
御法話後に質疑応答の時間があって、ある青年が先生に質問をした。某外資系に勤めることが決まっていた当時、出家もしたかったという状況だったが、在家の道を進むことにしたらしい。質問したことはノートを取ってなかったので覚えてなけれど、ずっと自分の頭に焼きついていた。
最初、自分は理解できなかった。この人はいったい何を訊いているんだろうか?
外資系なんて簡単に入れる所じゃない。それなのに不満の念を抱いていたその人に、俺は嫌悪感を抱いてたのだろう。醜いと言えばそれまでだけど、その感情が心に残ったのも確かだった。
質問した青年に対し、総裁先生は「優柔不断を直し、判断力を上げるべし」と優しい言葉でアドバイスをしてくださった。ちなみに国際局の職員は、TOEICのスコア900点台がザラだということも。
この時、俺は青年が質問した意味をわかっていなくて、最後まで心に何か残ったような状態だった。
なんで今になって思い出したのか。それは現在、自分がまさに持っている感情と同じものだったからだ。
仕事を決める。就職活動というものが迫ってきている。山のようにある生き方の中で、たった一つ決める時が迫っている。
例えば、人気のマスコミ業界の平均倍率は800〜1000倍。1000人に1人しか受からないということだけれど、どれだけ想像できるだろうか。もしもこれが重い病気だったらと思うと、ゾッとする。あなたの生存確率は1000分の1ですと宣告されて、明るい希望が持てるだろうか。
でも、それでも俺たちは戦わないといけないんだ。これを乗り越えなきゃ、未来は本当にやってこない。そしてそれは何も特別なことじゃなくて、多くの先輩達も経験して乗り越えていったものなんだ。
なんであの先輩はあの仕事を選んだのか、なんでこの先輩はこの仕事を選んだのか。その先輩にも何かしらの考えがあって、選んだのか。それを沢山知りたい。
逃げることは簡単だけど、それは仏が望んでいる若者の姿じゃないのは俺でもわかる。
前を向いていこう。仏から頂いた生命なのだから、仏の喜ばれる形で返すようにしよう。
【500年前、中国の山奥】
李「おーい綿さん、知ってっか?今度、仏さんが日本に生まれ変わるらしいぞ」
綿「ばっかだなぁ李さん。そんなの嘘に決まってんじゃん。仏さんは天竺に生まれた上に、とっくに死んでんだぞ。どうしてわかるんだよ?」
李「いや、なんか俺も客から聞いた話だから詳しくは知らねんだよ。でもよ、なんか王国の北部に遺跡が残ってて、そこに未来の仏さんのイメージが描いてあったらしいんだ。で、それが何千年かしたら東の国に下生する的なことが言い伝えられてあるらしい」
綿「そーいや、こないだ書店に並んでた『西遊記』っていう小説にも仏さんのこと書いてあったな。生きているうちに功徳を積めば、同じ時代に生きることができるって。まぁ、俺は三蔵法師にしか興味なかったけどww」
李「ちょwwお前そこかよwwホントにこいつはどうしようもねーなwwでも俺たちも真面目に生活してりゃ、チャンスがあるかもしれないぞ。この料理屋『王将』が栄えりゃ、たぶん功績が認められてさ…」
綿「ふーん、そんなもんかなぁ。じゃ、俺もチャンス回ってくるようにしてみるわ。でも日本に生まれる時は料理人じゃない仕事がしたいな」
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そうして500年後の日本に、綿さんは無事に転生輪廻できましたとさ。
たぶん、俺の前世ってこんな感じだと思う。
すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫)
著者:松田 公太
販売元:新潮社
発売日:2005-03
おすすめ度:
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さっき新宿のUFJ銀行にトルコ行きの航空券を振り込みに行ったら、興味深い記事を見つけた。
タリーズコーヒージャパンの創業者である松田公太氏が、みんなの党東京選挙区から参院選に立候補することになった。この人の本けっこう好きで、一時期松田さんの考え方をマネしてた時もあったっけ(笑)
松田さんみたいに海外経験豊富で実業家としても一定の成功を残した人が政治家になったら、かなり新しい風が吹くのではないだろうか。
俺の本命は幸福実現党が圧勝することだけれど、個人的には松田公太氏も応援しよう。
ちょうど去年の今頃、日比谷公会堂で若者向けの御法話『勇気100倍法』が公演された。
総裁先生が若者に贈ってくれた御法話であり、一人ひとりの心に訴えかけるような、熱いメッセージを散りばめた40分間だった。
一度の失敗もしない人生なんて望むな。
勇気を妨げるものは「恐怖」と「未知」であるだろうし、若者にはまだまだ知らないものがこの世界には多いであろう。
しかし、そんな中で勇気を手に入れる簡単な方法は、自分が最も恐れているものに挑戦することである。
敗れても悔しさを忘れるな。それが次の原動力となるのだ。
この言葉は自分が当時持っていった御法話用のノートに書き込んであったけれど、読み返したことはなかった。大切なことなのにノートの中で熟成させていたのだ。反省。
で、今日は日米同盟堅持、普天間基地問題に対しての解決を求める大規模なデモが行われた。
俺はデモの時間帯に語学の授業が入っていたので参加できなかった。語学じゃなかったらサボタージュして、デモに参加したのに。
でも自分も民主党に対して怒りを持っていないわけじゃなかったので、こないだ戸越で看板作りをしてきた。
例えば、こんな感じ。イラストは3年生のオディーが描いてくれて、文章は自分が考えた。
鳩山首相から見たら良い印象は持てないだろうけど、こっちも民主党に良い思いは抱いてないからお互い様だろう。
あとこんな感じの弾幕とかね。これもなかなか傑作だと思うな。
職員さんから聞いた話では、この日のデモのために沖縄や関西から来た子もいたっぽい。その意気や良し!
しかしこんだけ嫌われる政党や首相も珍しいね。去年はめっちゃ支持率高かったのに、フタを開けたらボロが出る出る。
でも俺は民主党も悪いけど、よく調べもしないで民主党に投票した国民のほうが悪いと思うけどね。
研修中、オプションで『過去清算の秘宝』を受講させてもらえた。
これはもう、自分を思いっきり信仰に投げ出すものであって、ここに書けるようなもんじゃない。
なんというか、宗教の真髄みたいな、幸福の科学の本気を垣間見させてもらえた。あんな素晴らしい経験をさせていただけたなんて、果報者だよ俺は。
でも同時に、これから死刑執行が始まるような気持ちだった。精舎に受けて、祈願が恐くなったことなんて今まで無かった。足が竦んで、祈願室に入った時も「すいません、やっぱり辞めます」って言えー!って心の中で叫んでた。
そして・・・・・・いや、やめておこう。これだけは心の中に入れておこう。
とにかく、あの祈願を受けてから、自分の中で成功することは悪いことじゃないという言葉がリピート再生されていた。
あぁ、そうか。自分の深いところで成功というものを嫌っていたところがあったんだ。それを仏は取り去ってくださったんだ。
もうこれ以上、言葉はいらない。自分は許されたんだ。
いかにしてこの神秘を汚さぬように伝えられるのか。
足りない脳みそ使って考えてたら、あっという間に3日もフイにしてしまった。でもここに書き込まないとホントの学びにならない気がするし、書くことを止めたら自分の成長は終わる。
うん、それは言いすぎだ。わかってるよ。
去年、自分の受けたい研修を5個ぐらいピックアップしたことがあって、そのうちのひとつが、この琵琶湖正心館・運勢好転の秘宝研修である。
はい、ここでカミングアウト。
この日まで琵琶湖正心館に来たことはござんせんした。関西学生部のホームグラウンドである精舎は、のどかな街中にポテチンと建ってる。さらに目の前は琵琶湖の湖畔が広がっていて、さながら地元の千波湖のよう。スケールも水質も琵琶湖のコールド勝ちだけど。
ちなみに、庭から琵琶湖を見たらこんな感じ。もう旅行気分で浮かれまくってた。ひゃっほーい!!
さて、研修。
スケジュールをめちゃくちゃ簡単に書くと、全10則の公案をベースにして、二泊三日でひたすら参究する内容だった。
俺が参加した日は5人ぐらいの人数で、講師は真杉さんが担当してくれた。半年前は西日本の学生部全体を担当されていたのに、今年の2月から琵琶湖に異動になったとのこと。
いやー、幸福の科学は変動が激しいですからねぇ。昨日変わったと思ったら、今日また元に戻ったりとかザラだし。
真杉さんが担当で良かったよかった。少し気が楽になった状態で、研修頑張ることができたよ。
研修が進むにつれて、自分の心が澄んでいくのが手に取るようにわかる。特に最終日はこの奉納書を御本尊前に奉納するんだけど、これを書いてるときに手が勝手に動くというのを経験した。
オカルトとか頭おかしいとか、もうそんなのどうでもいい。自分の心が仏の好む状態に近づいているのが嬉しかった。それが味わえただけでも夜行バスで琵琶湖正心館に来てよかった。
ちなみに、自分の書いた奉納書の中身。自己顕示欲と羞恥心がゴチャゴチャになったので、拡大は控えさせていただきます。だったら載せんなって話だけど(笑)
この記事では研修の流れを大雑把に書いたけど、次は琵琶湖で受けたミラクルについて少し書こうと思う。
今朝、新宿に到着した。
GWは家に籠ったりすることも無く、関西で過ごしてきた。家と大学とバイトを往復している毎日だったので、外に出たい感が溢れ出た。そうなったら後は早い。夜行バスのチケットを予約して、いざ西日本。
2日の早朝に、京都駅に到着。
半年前に京都へ来たときは東側、京都大学や清水寺方面に行ってきたので、今回は金閣寺周辺の衣笠山に行ってきた。
中学の時、修学旅行が京都だったので金閣寺も2回目。でもすっかり忘れてたから今日が初めて観た感じがする。ちなみに正式名称は「鹿苑寺金閣」って言うらしい。巫女さんが教えてくれた。
その後は「きぬかけの路」と呼ばれる山沿いの道を歩きながら竜安寺方面へ歩いた。
途中に立命館大学があったので入ってみたら、剣道部が朝練をしていたみたい。世界的な観光地に大学があるなんて、ちょっと立命館が羨ましい。でも山の中だから交通アクセスはあまり良くないかもね。
ちなみにこのキャンパス内で、小説『鴨川ホルモー』の主人公が初めてホルモーを経験した。
京大青龍会VS立命館白虎隊
なんか本当にやってそうだから京都って面白い。
そのまま竜安寺へ移動。
ここに来たらこの石庭を観ずには帰れない。
哲学科のくせに哲学的センスはカケラも無い。それはもうこのブログを読んでればにじみ出てくるだろうけど、そんな俺にもこの庭の神秘的な感覚は掴める。
周りが観光客しかいないのはこの際置いといて、お坊さんが石と対話しているところを見たら厳かな雰囲気に浸れるよ。少し背筋が冷えたしね。
さて、昼前に見たい観光地を一通り抑えたので、仁美ちゃんの働いてる裏千家に行ってみた。
バスで堀川寺之内まで行き、仁美ちゃんから来たメールを基に小道に入った。あったあった、これだ。
入ろうとしたら守衛さんに捕まって、注意された。「兄ちゃん、ここは立ち入り禁止やで」だって。さすがに強行突破するわけにもいかないので、外観の写真だけなら撮っていいと許可をもらい、諦めた。仁美ちゃん、会えなかったけど仕事頑張ってね。
その後は京都駅に戻ってラーメン屋に入り、湖西線に乗って滋賀県の和邇駅に移動した。
琵琶湖正心館まで歩いていこうと思ってたらオカジから電話が来て、職員さんが迎えに来てくれた。わざわざ迎えに来てくださり、ありがとうございます。
3日から5日までの3日間、琵琶湖正心館で研修だ。
『いいか、しんのすけ。 正義の反対は悪なんかじゃないんだ。 正義の反対は「また別の正義」なんだよ』
cottonism総書記です。
現在、大学4年生。
卒業まで残り54単位。←
卒論はまだ1文字も書いてない。テーマは決まってるが卒業はできない。
人は俺につぶやく、「"Mission impossible"とはアイツのためにあるような言葉だ」と。
怒涛の4月が終わって、ようやく週5シフトから解放された。
というのも夏のバックパッカー旅行のために、航空券を買わなきゃいけないわけで。
今回の目的地はトルコ。
アジアでもあり、ヨーロッパでもあり、アフリカでもある国。
また一か月ほど海外に出るので、今度は陸路での国境越えも経験しようと思ってます。
ピラミッドが今年で閉まっちゃうみたいなので、バックパッカーの血が騒いできました。エジプトも行きます。
ただし、トルコもエジプトも航空券が7万円かかるらしい。4月は学生部に行かずに、ひたすら働きました。たぶん9万円は稼げたんじゃないか?
あとは信仰心キープするために、教学しないとな。とりあえず今夜から京都、琵琶湖正心館行ってきます。運勢を好転させよう。
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