2007年09月

2007年09月27日

山里のおばぁちゃんは元気!!

茶畑へ見回りの帰り、富喜さんというおばぁちゃんの家の前を通りました。

とうもろこし富喜さん

 

 

 

 

庭先できび(とうもろこし)を砕いて、えびらに干していました。
ゴーヤもたくさん獲れたので、初めて干してみたという事です。
背中のみのは、日よけには最高とのことです。
ちなみに富喜さんはコンニャク作りの名人でもあります。



country777 at 17:10|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 山里便り 

2007年09月26日

山里の景色

山里

山里は実りの秋を迎えようとしています。

国友農園の茶畑のある高知県吾川郡いの町
(旧吾北村)小川柳野という集落
古くからの和紙の産地で、コウゾ、ミツマタを
柳と呼び柳野となった様です。


明治のころまでほとんどの家で紙が漉かれていたそうです。


カイドウアワ

 

 

 


山道ではシュウカイドウの美しい群生が見られます。
日当たりの良い小さな山畑に粟がたわわに実りました。

これから山の空気は澄んでピ―ンと張り詰めてきます。



country777 at 10:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山里便り 

2007年09月20日

草々々の茶園

すすき 昨日、19日 全国農業会議所の方が視察においででした。今、茶園は草に埋もれています。
慣行といわれる普通の茶畑と余りに違うので驚かれておられました。草にまみれているだけでなく、作業道や周囲は草肥えにする為のススキを生え放題にボーボーに生やしているので、作業路も草の中です。                


 

茶の木

山の風がよく通るので、蒸れるわけでもなく茶畑は元気そのもの。

苗が小さなころは、草が成長の妨げとなりましたが、ここまで株になってくれると大らかに構えています。



ホントのところは、苗を植え付けたばかりの頃は改良種でない山茶の余りの成長の遅さと、抜いても抜いても生えてくる草の力に、畑を前にして不安で涙ぐんだ事もありました。

今は余裕で『ススキや秋草の美しい事』などと言っています。
はじめて見る方は目が点です。
これが、茶畑かよ〜』って感じ


空とすすきそれにしても、山茶の株も大雨の水分をたっぷり吸い上げて、元気そのものですが、ススキも見事です。
このススキを刈り取り乾燥させたものが素晴らしい肥料となります。
昔は山の上に共同の草場というものがあり、地域で管理されていたそうです。


ススキを乾燥の為に集めて円錐形にするのですが、これをくろと言います。
高知の山里にもこういうものがずいぶん少なくなりました。

茶畑では、フェアリーベッチという肥料になる豆科植物を蒔いてみたり、仁淀川の土手の草を入れてみたりしたのですが、ススキの草肥にまさるものはないと思います。
時間をかけてゆっくりと土に帰ってゆき、その土はフカフカとしていながら力のある土になります。


国友農園のお茶の味と香りは、年を追うごとに力強いものになっている感じがします。これはススキの草肥の力によるところが大きいのではないかと思っています。自然の力は絶大です。
反対に除草剤を使うと土の力は悲しいほど失われ、カチカチに固まった土になります。
これほどの山の中へ入れば除草剤や農薬とは無縁の草ボーボーの茶畑

目が点になりたい方、是非おいで下さい。



country777 at 15:48|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 茶畑のようす 

2007年09月19日

キッチンガーデンを気取って

 裏庭に出て野菜やハーブを摘んで即、料理〰 な〜んて理想のもと、小さな、小さな菜園(サエンと高知では言います。)を作っています。

とにかくほとんど手入れなし、買った苗を忙しさにかまけてよう植えんまま、枯らすなんて悲惨な事もしばしばの私です。

早春はほとんど菜の花畑・・・

ししとう今年は初夏から、トマトとシシトウはしっかり実ってくれました。
猛暑を強く生き抜いたシシトウはまだこんなに元気です。
(これほど作りやすい野菜はありません。)

 

 

しそ自然生えのしそは実をつけ始めました。
おじゃこと空炒りするとご飯のお友に最高です。

 

 

にらニラは手入れをしないので、葉が硬くもっぱら鑑賞用、白いお花は結構きれいです。

 

 

 

かご初夏の頃の収穫の写真の梅は、梅酒になって祖母から受け継いだガラス瓶の底で漂っています。
(リカーも氷砂糖も計りもしない乱暴な作りの梅酒は結構いけます。)



country777 at 14:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 山里便り 

2007年09月18日

大雨の後・・・

川台風の影響を受け、14日夜から15、16日とどしゃ降りの雨が続きました。

川は増水し向かいの山の小さな谷も滝の様になっています。

 

 

 

空山の間から雲が上がり始め久しぶりの青空が少し見えましたが、お天気は、又下り坂の様です。

 

 

 

 

実乾燥気味だった庭がしっとりと濡れ、紫式部の実が色付き始めました。

秋本番へと向かいます。



country777 at 17:28|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山里便り | 仁淀川

2007年09月11日

気の早いもみじ・・・

 昨夜あたりから、涼しい風が吹き始め、朝は肩が少しひんやりしました。

                                     ...
もみじ庭のもみじの一枝がよほどいられさんなのか、気が早い事に紅葉しました。

他の枝は青々としているのにどうしたことでしょう・・・





 
裏庭の柿の葉も色付き始めました。
中国産の柿の葉茶に農薬検出という記事が、今朝の新聞に出てました。

柿の葉柿の葉についても勉強してみようと思っています。紅葉の柿の葉も赤や橙の微妙な色合いを見せてくれますが、春の柿の葉のハッパの赤ちゃんの様な芽立ちの時期、植物の自然の色とは思えない様な、蛍光色の黄緑色の、小さな小さな芽が日毎に大きくなっていく様は何とも愛らしいものです。
来春には是非観察してみて下さい。


さてさて、秋は深まっていきます。



country777 at 11:22|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 山里便り 

2007年09月06日

ほんの少し、秋へと・・・

  9月に入ったのに猛暑が続きます。

山の9月はいつもなら日中は暑くても、朝晩は風も出てずいぶん過ごしやすくなるのですが、
今年は夜になっても蒸し暑いこと・・・

 

夕顔キンカン 

 

 

 

                                                                                                                                                                                                                              

白州正子さんの武相荘を気取って裏庭に夕顔を植えています。一夜の儚い白い花は涼を呼んでくれるはずなのですが・・・ ・・・暑い夕暮れ時、凛と咲きました。庭の片隅のキンカンの花も、白い花を咲かせ近づいてみると、小さな、小さな、かわいい実もできています。


お茶が飲まれ始めた初めのころは、(2000年ぐらい前?神農帝の時代)ユズの皮などのミックスティだったと何かの文献で読んだことがあります。ユズやキンカン、ダイダイ、ブシュカン、スダチ、色々のミックスティも試作してみたいと考えています。

暑さを越えて益々成熟した熱い山茶が、美味しい秋が、もうすぐ来ます。



country777 at 10:28|PermalinkComments(2)TrackBack(0) つれづれ 

2007年09月01日

大紅袍へと

 8月7日は朝7時すぎから九曲渓の筏下りをしてから、コースに分かれ大紅袍へという事になりました。《こんな早朝から筏下りをする人はそうおらんろう…》と行ってびっくり!長蛇の列です。川辺に止まっている、竹を組んだだけのシンプルな筏の数にもびっくり・・・次々に人が乗り込み出発します。
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1-2 作家の田村喜代子先生と一緒の船で、皆で話しをしながら、あっという間の川下りでした。筏で生葉を運ぶのでしょうか?川辺のあちこちに小さな茶畑が隠れる様に点在しています。




 
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1-4川霧が立ち込め、雑木に覆われた茶畑からは、この上なく上質の茶葉が取れるに違いありません。思わず駆け上がって行きたい気持ちでした。




 不思議な事に川岸の小石は皆、高知の桂浜の五色石の様に一様に丸いのです。こんな山の中の川石がどうして丸いのか疑問です。川下りの中、いわくあり気な名所もたくさんあるのですが、ひたすら目を凝らし、隠れているかのような茶畑探しの川下りでした。


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 最後に振り返ってこの絶景、おびただしい数の筏が後から次々と下って来ます。

 筏を降りるとついに大紅袍へと向かいます。他の名所を巡らず、まっしぐらに大紅袍へというコースに参加、30分の徒歩コース、谷合をゆっくりと上がって行きます。周りには小さな茶畑が棚田の様に段々と続いています。武夷山と言わなければ高知の山間部の少し荒れた畑だと誰もが思うだろうと思いました。石垣も雑草も区別がつかない気がしました。

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 そして遂に、大紅袍へと辿り着きました。


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                                大紅袍               大紅袍        


 大紅袍らは岩肌につかれた小さな石垣の上にポツンと見えました。どうしてこんなところに、この茶木だけが存在するのでしょうか・・・言い伝えに守られて、ひっそりと生きてきたのでしょうか・・・
大紅袍の前には、観光客用の茶店があり、深山、霊山の空気はありません。思いつめた、世界一のお茶の木との対面は、少し悲しい現実でもありました。武夷山に着いてから予想はしていた事でした。山の霊気の中にあるべきその神々しいはずの大紅袍は人の目にさらされ、何かが失われつつあるものの様に見えました。
山の中で暮らしていると、自然の中にリアルな命を感じてハッとする事があります。何百年も生きてきた古木に手を当て耳を当てると、限りある生命なのに悠久の命を感じる気がする時があります。又、間もなく果てていく命を感じる事もあります。大紅袍の気は少し薄く儚い気がしました。余り、近づけない残念さと共に、同行の方々は皆、山を降り始め何か心を残しながら大紅袍に別れを告げました。

思い出しながら書いているのですが、その時の想いが、再びさらに強く蘇ってくる様で、少し沈んだ気分になってしまいました。

今朝は、吾北の山を一回りして、元気を取り戻す事にしましょう。
続きは、又、・・・



country777 at 14:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 茶どころ見聞録