食と農コンサルタント・野菜料理プロデューサー 新田 美砂子 Misako Nitta のブログ 野菜好きがで料理だけではモノ足らず キッチンを飛び出し、各地の農産物の現場を見て回り、 マルシェや畑で野菜漬けの日々を送った後、 農産物などを使った地域資源を使った地域産品開発・ メニュー開発などを多数行っている。銀座のアンテナショップでは 売上180%アップも実現。 MBAを取得している女性で唯一の食と農コンサルタント 歳を重ねても美味しく楽しくお酒を飲みたい! 美味しいおつまみとお酒を楽しみたい! という想いから「べジつま」活動中!

野菜料理を素材からプロデュースして心とお腹を満たす食を作ります


ケールは美味しい、栄養高い、日持ちがよい優れもの

おいしい、栄養価が高い という野菜はいろいろありますが、
ケールはそれに加えて 日持ちがよい野菜なのです。

ケールは苦いというのは、青汁用のケールのイメージが強いからで、
最近は苦くなくて美味しいケールが出回ってきています。
アメリカではハリウッドの女優を始め、普通にケールがどこでも売っています。
サラダやいろいろな料理にケールが沢山使われています。
日本でも来年はケールブーム到来かな。

ケールはキャベツの祖先です。まあるく結球しておらず、不結球キャベツと言われます。
どんな味かというと、簡単にいえば濃いキャベツの味がします。
アブラナ科の野菜なので、キャベツ同様ほんのちょっと独特の苦みというか辛味もあります。
色も濃いし味も濃い。栄養も葉野菜の女王と言われるほどとても高いのです。

ケールは食べる人にとってのメリットばかりある野菜ではありません。
つくりやすい野菜なのです。
ケールは、病気に強く、ほぼ周年作る事が可能です。
これだけ地球温暖化や天候不順が毎年続くと、野菜を作ること自体が大変になってきています。
そんな中で、作りやすくて病気に強くて、安定的に栽培できる野菜というのは
持続可能性(サスティナビリティ)が高い野菜ともいえます。

ケールはヨーロッパの飢饉を救った野菜としても有名です。
そんな生命力あふれる野菜を食べて、私達も力強く毎日を元気に過ごせたらと思います。

ケールは生でも加熱でもいろいろな料理に使える、つまり汎用性の高さも魅力です。
冷蔵庫にケールがあれば1週間乗り切れる そんな野菜です。

最近Instagram(vege-tuma)でケールを使った料理をアップしています。
よろしかったらご覧ください。

リカレント教育 ~学び直しの機会の創出~

リカレント教育って言葉をご存じですか?
簡単に言うと、基礎教育を終えて、社会人になったあと、改めて仕事に必要なスキル等を身に付けるために、活かす学び直し(リカレント)をすることです。
 文部科学省は、2019年度からこのリカレント教育の推進に力を入れていくことになっています。
短期プログラムや、1年間をかけて体系的に修得できるプログラム、さらに長期的に基礎から応用まで体系的に学ぶプログラムが3つの柱となっています。
 内閣府の経済財政白書(2018年)の自己啓発が収入と数行確立や専門性の高い職業に就く確率に与える影響を調査した結果を見ると、自己啓発が年収の変化や就業確立の変化に貢献しているデータがあります。毎日多忙な日々の中で、企業内で新しい技術を学びたい、自分の能力を高めたいと思っても、なかなか個人的に動きにくい現実があります。それを、今回の文部科学省ではリカレント教育の仕組みで補完していこうという考え方です。背景には、モノ作りを得意としてきたわが国の製造業の技術者不足の緩和や労働力の確保、働き片改革などの多くの課題が見えます。
 このリカレント教育を実際に取り組みしている大学が既に存在しており、分野もサイバーセキュリティ―、アグリ、女性の再就職のための教育、土木技術、名のサイエンス、フードビジネスなど様々です。しかし、我が国のリカレント教育を受けている人は他国と比較して少ないと言われています。25~64歳の人のうち教育機関で学び直しをしている割合は、OECD平均が11%なのに対して日本は2%にすぎません。
 私はこの3月まで専門職大学院(MBA)に2年間在籍して自ら「学び直し」をしていました。50歳を過ぎてわざわざ月謝を払って大学院にいく事に驚かれたり、余裕があるからいけるんでしょ?とか、なぜ仕事が順調なのにこのタイミングで大学院にいくの?とか色々な方からコメントを貰いました。私の場合は、このままの自分のスキルと知識だけでは、この先のキャリアに不安があったことと、自分に足りないものを身に付けたいと思い入学を決めました。もちろん社会人が学ぶことは色々なリスクも伴います。
 まだ卒業したばかりで私のリカレント教育の効果は測定できるフェーズではありませんが、2年間体系的に学習できたことは大変価値があったと感じています。また、ビジネススキルだけでなく、それまで関わったことがなかった人々と出会い切磋琢磨する時間を共有できたことが大きな糧でした。
 とかく教育の効果というのは、目に見えやすい形での結果を早急に求められたり、数値化できるものが優先される傾向があります。しかし、今仕事で求められているのは、技術力などの専門的なスキルばかりでなく、むしろ数値化しにくい「対応力」や「コミュニケーション力」などの力を身に付けられる「リカレント教育」のコンテンツやそれを評価できる仕組みも必要なのではないかと思います。

地理的表示保護制度(GI)の意義

GIって聞いたことがありますか?
各地域には、伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地等の特性が、品質等の特性に結びついている産品が多く存在しています。これらの産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録・保護する制度を地理的表示保護制度(GI)です。
2014年に地理的保護法が制定、翌年から運用されており、平成30年9月27日現在で、登録数は69件です。神戸ビーフや、三輪そうめん、夕張メロン、江戸崎かぼちゃなどが入っています。

■これは何を目的とした制度で、誰のための制度なのでしょう?
 わが国が地域産品の品質を保証して、生産者と需要者の利益を保護することや、地域産業の発展などが目的とされています。この制度は、ヨーロッパのEUの地理的表示保護制度を参考にして作られたともいわれています。欧州では、原産地呼称(PDO)と地理的表示(PGI)の2種類があり、そお2つの制度によって登録された地域産品の価格上昇などに一定の効果が認められています。
■すでに各地で県や各団体が認証された商標と何が違うのか?
今までの地域の認証マークは、その当該地域で生産されていれば認証されました。基本的に制度上の規定はなく、権利者が任意で対応しているものです。しかし、GIは、品質の特性が当該地域と結びついていることが必要条件です。つまり、ある一定の品質基準や管理があって審査をされたもので、基準を順守しているか生産団体が確認する必要があるとしています。また、行政がGIの不正使用を取り締まることになっています。GIの考え方は、その産品は事業者だけのものでなく、地域全体の共有財産という考え方なのです。
■なぜこのような制度が必要なのか?具体的な目標と効果は?
 実は私も2014年に制定されたあとの農水省の説明は聞いたのですが、その時には必要性をあまり理解できませんでしたが、先日参加した日本フードシステム学会の勉強会でかなり理解が深まりました。
 この制度には、大きく分けて5つの目標があります。1つ目は「生産管理体制の構築」です。その地域にしかない産品を守っていくためには、生産管理の体制の構築や強化が必要だからです。2つ目は、「模倣品対策」。例を挙げると、熊本産井草畳表のように、本当は熊本産ではないのに、熊本産と表記されてしまっている海外産の模倣品の対策としてこのGIは有効に働いているそうです。3つめは「認知度向上」で、登録後メディアなどにとりあげられたことで、認知度が向上するケースが多くみられているそうです。またそこから様々な企画が派生しくケースも存在します。4つ目は、「生産拡大」です。認知度の拡大などでニーズが増えることによって生産が拡大します。5つめは「価格上昇」です。GI認証があることで、高品質な産品としての評価が高まり価格が上昇するというものです。
 それぞれの産品が、GI登録をきっかけにして、この5つの目標のうち、弱いところを補強したり、連携を測ったりすることで効果を産み出そうとしています。つまり、登録するだけで、売れるようになるというものではないのです。この登録をきっかけとして、地域産品を保護し価値を高めようというもので、GIを活用して結果を出すには、品質管理の強化や、積極的な販促活動や関連事業者との連携などが重要という考察もあります。
■GIマークはついていれば美味しいのか?
 日本人は誰かのお墨付きが好きな国民と言われています。見える化された基準に弱いともいえます。飲食店の評価も見える化されていて、皆さんそれを参考にお店選びをしている時代です。しかし本来「美味しい」というのは主観的なものであり、時代によって美味しさは変化していきます。このGI制度が担保しているのは、テロワールが特定された一定品質以上の産品ということです。安心感を付与することはできると思います。しかし、品質が良い=美味しいではありません。また、地域に根差した産品は個性のあるものも多いと思いますので、100人が食べて100人美味しいということはあり得ないでしょう。見える化された基準は、その意味合いが勝手に歪んで捉えられていくこともあるので、本来の意味と乖離していく怖さもあります。
 人々の食に対する考え方が多様になり、購買動機が単に美味しさだけでなく、その商品のストーリーや背景への共感を重要視する人達も増えてきました。世界中で持続可能性のある社会(サスティナビリティ)が求められている昨今、自然や人に負荷をかけない物づくりの重要性が叫ばれています。このような流れの中で、我が国でまっとうに作られている地域性のある産品の価値を大切にいきたいねと思っている消費者と生産者を繋ぐ一つのツールとしてうまく活用されていくこと、地域でモノ作りをしている人々の働き甲斐や地域に根差したアイデンティティの醸成などへの貢献を期待しています。

 
プロフィール


新田美砂子 Misako Nitta

べジつま研究会主宰 野菜料理研究家 食と農コンサルタント
(有)コートヤード代表取締役

全国各地の食材や農産物を使ったメニュー・商品開発を 行っています。!

キッチンから畑、マルシェなどでの現場経験を生かした 食と農のスペシャリストとして仕事をしています。

べジつま研究会主宰。

べジつまは、歳を重ねてもヘルシーに美味しく楽しく

大切な人達とお酒が飲めるように考えたおつまみ
べじつま研究会(食事会)・WSも開催

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