2005年11月16日
メルマガを再開します
メルマガを再開することにしました。
タイトルは「おやじのための自炊講座ファイナル おやじの口福論」です。
いつまで書けるかわからないので、一応ファイナルとしました。
ご愛読ください。
最近は 映画「三丁目の夕日」のことばかり考えている。
家族にも友人にも、絶対に見てほしいというメールを打った。
何故か、こんな言葉が私に舞い降りてきた。
ひとは「さようなら」を言うために、出会う・・
永松コージのブログはこれにて一旦終了です。
「おやじの口福論」のブログにバトンタッチします。
永松コージさん、さようなら!
2005年11月14日
2005年11月13日
2005年11月12日
ほんとうの豊かさとは?

夕日町の人たちに会いたくて、今日再び映画館へ足を運んだ。
この映画は、家族のきずなを描いている。
一家だんらんの食事。
それは幸福なものだけれど、永遠には続かない。
そして、この映画はご近所と家族同然に付き合っていた時代のことを語っている。
貧しい時代、お隣さんは同志だった。共に明日を語った。
そんな時代はもうこの国には来ないのかもしれない。
老いてゆくだけの国になってしまった。
ほんとうの豊かさは、満たされない青年の夢の中にある。
2005年11月11日
コンビニ弁当をあなどるなかれ
2005年11月09日
2005年11月08日
ひとにやさしくなれる映画

映画ってイイもんだなあ!
こんな気持ちになったのは、そう「電車男」を見たとき以来だ。
ひとは悲しいときだけ泣くんじゃない。うれしくって、心があたたかくなって泣くことだってある。
映画「三丁目の夕日」はいわゆる人情喜劇だ。「男はつらいよ」というよりも「サザエさん」の世界に近い。
平凡な市井の人たちの日常を生き生きと、そしてほのぼのと描きだす。
一家の団欒や人が人を思いやる心の温かさに胸がキュンとなる。
だから昭和を生きてきたひとも、昭和を経験していないひとも皆一様にほんわかしたやさしい気持ちになれる。
映画の後半は泣かせるエピソードのてんこ盛りだ。
サンタクロースが淳之介にくれた万年筆、茶川さんがヒロミに渡す見えない指輪、そしてセーターに縫いこんだお守り袋・・・・
ひとにやさしくすれば、やさしさがその分返ってくる。そんな人とのつながりを監督はしつこいほどに見せる。
ガキ大将は「淳之介は優等生ぶってる・・」とノートを取り上げるが、現代の”いじめ”なんかにはならない。すぐに一緒にフラフープに興じている。
人は満腹になると、考えなくなる。ひとを助けようとしなくなる。ひとのシアワセも腹八分目くらいが良い。
この映画を見ると人にやさしくなれるような気がする。
すべてのひとに見てほしい映画だ。
2005年11月07日
2005年11月06日
夜回り先生、ふたたび

「夜回り先生」こと水谷修氏の活動は終わっていない。
特番「生きていてくれて、ありがとう」を見て、氏の活動の大切さを改めて思った。
腕を骨折した人や内臓を手術した人に対して、ひとは優しく接する。
「大変だったねえ」「つらかったでしょう」
しかし、精神を病んでリストカットする子供たちに対しては辛くあたる。
精神がたるんでいるからだ、親の教育が甘い・・・等で片付ける。
でも、それではダメだと水谷氏は説く。
いじめ、虐待、過度の期待等々 子供たちは逃げ場を失って、暗い闇の中で手首を切る。
リストカットのような自傷行為は生きていることの確認作業なのだという。
このような子供が増えているということは、この国がどんどん悪くなっているという証だ。
地道な活動を続ける氏のような人にこそ医療費補助を支払い、応援していかねばならないのではないか?
個人の活動に留めておくべきではない、とつくずく思う。
2005年11月05日
雨 のち 晴れ のち 曇り

昨夜、父が救急車で病院にかつぎこまれた。腎不全による呼吸困難。
母から電話があり、「これから来てくれないか」と言う。
とりあえず、救急治療の結果を待って、駆けつけるかどうか判断することにする。
私は実家に帰り、じっと電話を待った。
そして、今日は娘の結納の日。悲しい入院とめでたい慶事が重なった。
父はなんとか危機的な状況を脱したものの病院で治療を受けている。
「本日はお日柄もよろしく・・」 婚約者の父親が口上を述べる。
私は「謹んでお受けします。」と礼を述べた。
場所は自宅ではなく、神戸の料亭である。
料理が次々と運ばれて、2時間以上に及んだ。
会社のこと、高松のはなし、趣味のこと・・・だんだんと話題も途切れがちになる。
無事会食を終え、病院に駆けつけると父が大きな声で言った。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ!」
「だいじょうぶじゃないから、入院をしたんでしょ」と母の声。
こんな場所でも掛け合い漫才だ。
父は鼻から酸素チューブ、腕には点滴の注射針がつながれていてかわいそう。
血圧が高くて糖尿病、腎不全で肺水腫・・ 「満身創痍やな」と私が言うと、
車椅子にのった母は「長生きはしたくない」とため息をついた。
2005年11月03日
やっと扇風機を片付けた
朝夕は寒いくらいなのに、日中は汗ばむような陽気。
そんな日が続いていたので、扇風機をしまうのを忘れていた。
今日は朝から洗濯をして、扇風機を片付け、ついでにこたつも用意した。
昼から大型スーパーに買出しに出かけ、ワイシャツや靴下を購入。(ランチは「丸亀製麺」のぶっかけうどんにタマゴ天をのせて食べた。つゆが甘すぎるが、全体的にまずまず。)
クルマの中では、最近買ったバリトンサックスの大御所、ペッパー・アダムス
のライブ盤を聴く。
1977年の録音というから、彼が47歳の頃の溌剌としたプレイが聞ける。
なんでこんなにバリトンサックスが好きなのか自分でもよくわからない。
メルマガが一段落して、ちょっと虚脱状態だ。ぼちぼち次のことを考えたい。
原稿のアイデアを考えていないと、退屈で生活に張りがなくなる。
2005年11月01日
恥ずかしいけど、うれしいふるさと自慢
またまたマシューの番組で大笑いした。
マシュー南の「なまり亭」は、お国なまりは恥ずかしいけれど、自分を育んでくれたふるさとを愛する心情で溢れている。だから見ていて、大笑いしながら心がホットになる。
一方、フジTVの「府県別ランキング」番組はだんだんとムカムカしてきた。
テーマ別に府県のランキングを発表して、ワースト県を揶揄する趣向だ。
日本一料理がおいしくない県。オイオイ、県民は満足して食事を楽しんでいるんだ。誰が評価してるんだ?
ムカムカしてくる。
日本一影が薄い県は栃木県だった。なんだ? それは府県名を答えている人の知識が不足しているだけであって、暮らしている市民には何の関係もない。
こんなバカな番組は止めてもらいたい。
2005年10月31日
2005年10月30日
たらば蟹のバースデーパーティー
2005年10月27日
父親のこと

昼休みに、ガソリンスタンドで給油と洗車をした。
時間つぶしにコミック本「夕焼けの詩」をパラパラと繰る。
雨が降ると、女の子は傘を持って駅へ向かう。
そしていつもやさしい父の笑顔を見つける。
そんなやさしい父だが、妻との仲がしっくりいかず突然姿を消す。
女の子はさびしくて仕方がない。
ある日雨が降り、女の子はお父さんの傘をもって駅へ向かう。
そして、父を見つける。父は言う。「なんだ、迎えに来てくれたのか」
二人は並んで家路へ向かう。
実は離婚を決めるために家に戻ってきたのだが・・・・
「もう一度やり直してみようか」という独白で、終わる。
このコミックを読んで私は来週 精密検査を受ける父親のことを思った。
幼い日、雨が降るとこの女の子と同じように駅まで父親を迎えに行った。
父はやさしくて強かった、そしてポマードの匂いがした。
駅前の商店街で私は必ずアイスキャンデーをねだった。
雨と大きな傘と固いアイスキャンデーは遠い幻の風景だ・・・・・
内臓は強いんだと言って、検査を拒否してきた父は先日、医者から腎臓が相当悪いと宣告された。
心配でならない。
精密検査の日が近ずいてくる。